l<新・古着屋総兵衛>シリーズとして、 『八洲探訪』 に次ぐ、第12巻目が本書です。
長崎伊王島沖合に二百年も前のガリオン船が現れ、仮面をつけた戦士たちが、船上で怪しげな舞いを続けています。江戸では、一番番頭の<信一郎>と<おりん>の祝言に合わせて新居の建設が順調に進む中、五回目の大古着市の準備が進んでいました。
ガリレオ船の仲間たちか、大黒屋周辺にも怪しげな舞いを舞う者たちが現れ、総兵衛の婚約者<さくら>の母親<九条文女>を誘拐されてしまいます。
相手方は、禁断の領域に踏み込んできただけに、次巻の総兵衛の反撃が楽しみです。
<キアヌ・リーブス>が製作・主演を務めるクライムスリラー『エクスポーズ 暗闇の迷宮』が、2016年7月25日より全国で公開されます。
ニューヨーク市警の刑事「スコッティ」は相棒「ジョーイ」を何者かに殺害され、犯人の行方を追いはじめます。しかし「ジョーイ」には悪い噂があったため同僚たちの協力を得られず、捜査は難航します。
「ジョーイ」が撮影した写真に写っていた謎の美女を手がかりに捜査を進める「スコッティ」でしたが、次第に深い闇の中へと迷い込んでいき、やがて驚くべき事実にたどり着きます。
謎の美女「イザベル」役に『ノック・ノック』(2015年・監督: イーライ・ロス)でも<キアヌ・リーブス>と共演した<アナ・デ・アルマス>が演じ、その他の共演に『誘惑のアフロディーテ』(1995年・監督: ウディ・アレン)の<ミラ・ソルビノ>が出演しています。監督は、<デクラン・デイル>が務めています。
新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2016/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」(2016年7月16日~8月19日)上映作品です。
これまでにも何度か映像化されてきた<江戸川乱歩>の名作『屋根裏の散歩者』を、同じく乱歩原作のエロティックサスペンス『失恋殺人』(2010年) ・ 『D坂の殺人事件』(2015年)を手がけてきた<窪田将治>監督が新たに映画化しています。
『ちょっとかわいいアイアンメイデン』(2014年・監督: 吉田 浩太)の<木嶋のりこ>と『甘い鞭』(2013年・監督: 石井 隆)の<間宮夕貴>がダブル主演を務め、フルヌードの大胆なベッドシーンにも挑戦しています。名探偵「明智小五郎」(草野康太)のもとに、大病院の令嬢「黒木直子」(間宮夕貴)から婚約者の「遠藤」の浮気調査をしてほしいとの依頼が舞い込みます。「明智」の妻で助手の「松代」は「遠藤」の身辺調査を開始し、「遠藤」が同じ下宿の東栄館に暮らす女子大生「大内照子」(木嶋のりこ)と肉体関係にあることを突き止めます。
一方、東栄館に住む心に傷を負った青年「郷田三郎」(河合龍之介)は、下宿の屋根裏に忍び込み、天井の穴から他人の生活を覗き込むことに楽しみを見い出していました。
l<新・古着屋総兵衛>シリーズとして、『異国の影』に次ぐ第11巻目が本書です。
文化二年の正月も、平穏な中幕を開けましたが、一年振りに帰国した<信一郎>と<おりん>の祝言と新居話、次の貿易航海に向けての宣団長の人選に苦慮している最中、武州・上州など関八州の田畑が荒れ、無宿者が増えているとの情報で、<影>からの命令で、さっそく総兵衛は、上州高崎へと向かいます。
実情偵察で賭博場に足を向けた総兵衛は、用心棒として異国の者が付いているのに驚きます。
問題が大きくならないうちに芽を摘む、総兵衛一行でした。
テレビシリーズ『ゴシップガール』の、ブレイク・ライブリー>が人食いサメと対峙するサーファーを演じるサバイバルアクション『ロスト・バケーション』が、2016年7月23日より全国で公開されます。
監督は『フライト・ゲーム』(2014年)の<ジャウム・コレット=セラ>が務めています。
サーファーで医者の「ナンシー」は、休暇で秘境のビーチにやって来ました。時を忘れ、日が暮れるまでサーフィンを楽しんだ「ナンシー」は、海中で突然何かに攻撃され、足を負傷してしまいます。なんとか近くの岩場にたどり着いた「ナンシー」は、岩の周囲を旋回するどう猛で危険なサメが自分を狙っていることに気がつきます。
岩場から海岸までの距離はわずか200メートルですが、時間とともに潮が満ち、海面が上昇。足下の岩場が沈むまでの時間は、わずか100分しか残っていませんでした。
味気ない病院食が続く中、できのいい娘が差しいれてくれました、「ミニヒレかつバーガー」(237円)です。
神戸大丸の地下食品街にあります「まい泉」ですが、一介の主婦<小出千代子>が、1965(昭和40)年に東京にて創立したとんかつ・揚げ物で有名なお店のバーガーだけにうれしかったです。
胡麻のかかったバンズに柔らかいヒレかつとソースを挟み込んでいて、小ぶりながらしっかりとした味わい、おいしくいただきました。
<壇蜜>主演の『私の奴隷になりなさい』(2012年)を手がけた<亀井亨>監督が、愛し合う2人の女性の激情や奈落へと転落していく様を描いた『アルビノ』が、2016年7月23日より全国で公開されます。
配管工会社に勤める「屋島」は、自身が女であるということに違和感を抱えたまま生きていました。そんなある日、仕事である家を訪ねた「屋島」は、その家の若い娘「九」の粘りつくような視線に気付きます。視線を絡め合い、体が触れ合った2人は、それをきっかけに激しく互いを求めるようになっていきます。「九」と肉体を重ねることで、初めて自分の中の「女」を受け入れることができた「屋島」でしたが、ほどなくして「九」と「九」の父親の見てはならない場面を目撃してしまいます。
「屋島」役に<不二子>、「九」役に<真上さつき>が扮しています。
<新古着屋総兵衛>シリーズも、前作の 『たそがれ歌麿』 に次ぐ、十巻目が本書です。
このシリーズもどこまで巻を伸ばすのか、気になるところですが、本巻も総兵衛の身の回りに次々と新しい展開が繰り広げられます。
深浦の舟隠しを監視していたおこもの<忠吉>から、松前藩とイギリス海軍測量船がちょうさをしているという連絡が入ります。
また、「だいなごん」を巡る幕府鉄砲玉薬奉行井上家の暗躍に目を光らせ。イマサカ号と大黒丸が1年ぶりに外航路唐帰還、無事に戻った<信一郎>と<おりん>が挙式をあげるとともに、新居の建設がはじまりました。
文化元年、二度目の古着大市は滞りなく開催されたようです。
これまで数々の短編作品を発表し、国内外の映画祭で高評価を得てきた<手塚悟>監督の長編デビュー作『Every Day』が、2016年7月23日より全国で公開されます。
音楽家<haruka nakamura>(34)の楽曲『every day』に着想を得た<手塚監>督のオリジナル脚本作品で、何気ない日々の積み重ねの中で人が何を思い、生きるのかをテーマに描いています。
ある朝、「晴之」の目の前に、交通事故で昏睡状態になったままのはずの恋人「咲」が現れます。「咲」は「1週間だけ時間をもらった」と言います。
主演は劇団「ヨーロッパ企画」の俳優<永野宗典>(38)、共演に映画やCM、舞台等で活躍する<山本真由美>(32)。作品誕生のきっかけとなった<haruka nakamura>が音楽を担当しています。
お笑いのせかいだけでなく、今や映画監督としての知名度の高い著者ですが、毒舌家としても一流だと思います。
芸人としての日常は、弟子である<水道橋博士>が、取り蒔きの弟子たちを含め 『芸人春秋』 に詳しく描かれています。
一般人が打言えばヒンシュクを買いそうなことを、自由気ままに一刀両断に切り捨てて持論を展開、開き直った彼の人生論が楽しめました。
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