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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『君の名は。』@<新海誠>監督

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『君の名は。』@<新海誠>監督
『雲のむこう、約束の場所』(2004年) ・ 『秒速5センチメートル』(2007年)など、男女の心の機微を美しい風景描写とともに繊細に描き出すアニメーション作品を手がけ、国内外から注目を集める<新海誠>監督が、キャッチコピーとして『”愛”よりも昔、”孤悲”のものがたり』の前作『言の葉の庭』(2013年)から3年ぶりに送り出したオリジナル長編アニメが、8月26日に公開される『君の名は。』です。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年・フジテレビ・劇場版:2013年)などで知られる<田中将賀>がキャラクターデザインを手がけ、『もののけ姫』(1997年・宮崎駿監督) ・ 『千と千尋の神隠し』(2001年・宮崎駿監督)などスタジオジブリ作品に数多く携わってきた<安藤雅司>が作画監督、主題歌を含む音楽を人気ロックバンドの「RADWIMPS」が担当しています。

1000年ぶりという彗星の接近が1カ月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす女子高生の「宮水三葉」は、自分が東京の男子高校生になった夢を見ます。日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた「三葉」は、夢の中で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の「立花瀧」も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見ていました。心と身体が入れ替わる現象が続き、互いの存在を知った「瀧」と「三葉」でしたが、やがて彼らは意外な真実を知ることになります。声の出演は「瀧」役に<神木隆之介>、「三葉」役に<上白石萌音>。その他、<長澤まさみ>、<市原悦子>らが出演しています。
#アニメ #ブログ #映画

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今年の読書(99)『蝕身仏』北森鴻(新潮文庫)

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今年の読書(99)『蝕身仏』北...
<フィールドファイル>シリーズとして、 『凶笑面』 に次ぐ二巻目の短篇集で、5篇が収められています。

今回も研究室に届いた手紙に興味を持った、<蓮丈>は、研究室の<内藤>と共に現地にでむきますが、またしても殺人事件に巻き込まれます。

歴史の陰に埋もれた悲劇は「きおく」され、同時に「封印」されなければならない二律背反する運命に操られます。

出張経費の窓口のキツネ目の事務員さんが、<蓮丈>と並ぶ民俗学の出身であり、いい味の脇役として存在感があります。
#本 #読書

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今年の読書(98)『凶笑面』北森鴻(新潮文庫)

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今年の読書(98)『凶笑面』北...
異端で美麗の東敬大学助教授の<蓮丈那智>を主人公に同じ研究室の助手<内藤光國>が活躍する<フィールドファイル>シリーズとして、 『写楽・考』 を既に読んでいますが、本書は、シリーズ一作目に当たり、密度の濃い短篇が5篇納められています。

蓮丈の研究室に、一通の調査依頼の手紙が届き、興味を抱いたふたりは、現場に出向きます。調査の先々で殺人事件に遭遇する二人ですが、民俗学の知識を駆使して謎を読み説き解決していきます。

どの短篇も史実や学説を織り込みながらの構成でフィクションとは思えない力強さを秘めています。自由発想の民俗学者<蓮丈>の面目躍如が楽しめました。

#本 #読書

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『イレブン・ミニッツ』@<イエジー・スコリモフスキ>監督

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『イレブン・ミニッツ』@<イエ...
第21回東京国際映画祭のコンペティション部門で上映され、審査員特別グランプリを受賞した『アンナと過ごした4日間』(2008年)・第35回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した『ムーンライティング』(1982年)などで知られ、カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭で受賞歴のあるポーランドの<イエジー・スコリモフスキ>が監督を務めた『イレブン・ミニッツ』が、2016年8月20日より公開されます。

大都会ワルシャワに暮らす人々の午後5時から午後5時11分までの11分間に起こる様々なドラマをモザイク状に構成した群像劇です。女好きの映画監督、嫉妬深い夫、刑務所を出たばかりのホットドッグ屋、強盗をしくじった少年といったいわくありげな人物と、一匹の犬を中心に描かれるサスペンスです。

多種多様な視点を駆使した映像や都市空間にあふれる音などによって、人々の悲哀に満ちた人生の陰影を表現。人々のありふれた日常が、わずか11分で変貌していく様を描き出しています。

2015年・第72回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門の上映作品に選出された作品です。
#ブログ #映画

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今年の読書(97)『妖談しにん橋』風野真知雄文春文庫)

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今年の読書(97)『妖談しにん...
<妖談>シリーズとして『妖談かみそり尼』 に次ぐ第三巻目が本書です。

深川の三十間堀にかかる橋を満月の夜に四人で渡ると一人の影が消えて見えなくなり、数日のうちに死ぬという事件が相次ぎました。

なぜ、一人だけの陰が消えるのか、南町奉行所の<根岸>は、家来の<宮尾>と同心の<椀田>とともに調べ出します。

いつものごとく、大きな事件と共に市井の怪異な事件が並行して解決され、黒猫が白猫になった事件や、ヒモの<雲次>の悪だくみを暴くなどをこなしながら、抜け荷のカラクリを暴き出しますが、首領が意外な人物でした。

同心<椀田>の謹慎もとけ、次作から動きやすい立場になりそうです。
#本 #読書

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『健さん』@<日比遊一>監督

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『健さん』@<日比遊一>監督
2014年に他界した俳優<高倉健>(1931年〈昭和6年〉2月16日~2014年〈平成26年〉11月10日)を題材にしたドキュメンタリー『健さん』が、2016年8月20日より全国で公開されます。

外国映画へも積極的に出演した故人の俳優としての在り方に焦点を当て、プライベートのエピソードなども交えながら、新たな<高倉健>像を描き出します。

『ブラック・レイン』(1989年・監督: リドリー・スコット)で共演した<マイケル・ダグラス>が撮影当時の様子を初めて明かすほか、同作の撮影監督を務めた<ヤン・デ・ボン>、『ザ・ヤクザ』(1974年・監督: シドニー・ポラック)の脚本を手がけた<ポール・シュレイダー>、<高倉健>の大ファンを公言する<ジョン・ウー>ら、世界的な映画人たちが高倉の魅力を語り、約40年にわたって付き人をつとめた<西村泰治>氏が貴重なプライベートの姿を紹介しています。

監督は、ニューヨークを拠点に写真家・ドキュメンタリー作家として活躍する<日比遊一>が務めています。
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今年の読書(96)『妖談かみそり尼』風野真知雄(文春文庫)

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今年の読書(96)『妖談かみそ...
<妖談>シリーズとして、『妖談うしろ猫』 に次ぐ二巻目が本書です。

高田馬場近くの竹林で、カミソリで切りつけられたと思われる若旦那の死体が発見されます。竹林には、二十代後半の美人の尼が人生相談を無料で行っていました。
やがて相次いで、竹林の周りで死体が発見され、南町奉行所の<根岸>は、部下の<宮尾>や同心の<椀田>、<椀田>の姉<ひびき>のkyぷりょくのもと、事件の解明に乗り出します。

今回も<ねぎし>の若かりし頃のとばく関係で知りあった、<スリの銀二>の話題などが事件と並行して描かれ、<根岸>の人間性の奥深さが楽しめました。
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『ゴーストバスターズ』@<ポール・フェイグ>監督

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『ゴーストバスターズ』@<ポー...
幽霊退治に挑む科学者たちの活躍を描き、1980年代に一世を風靡した『ゴーストバスターズ』を、女性をメインキャラクターに新たに復活させたアクションコメディ『ゴーストバスターズ』が。2016年8月19日より全国で公開されます。

アメリカ・ニューヨーク。コロンビア大学の素粒子物理学者の「エリン・ギルバート」は、心霊現象を科学的に証明する研究を重ねていましたが、研究費を打ち切られ、大学をクビになってしまいます。

「エリン」は自らの知識と技術力を生かすため、幽霊退治の専門会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げます。

「ゴーストバスターズ」となる4人のメインキャラクターを<クリステン・ウィグ>、<メリッサ・マッカーシー>、<ケイト・マッキノン>、<レスリー・ジョーンズ>が演じ、『アベンジャーズ』・『マイティ・ソー』の<クリス・ヘムズワース>が共演しています。

1984年製作の『ゴーストバスターズ』を手がけた、<アイバン・ライトマン>監督がプロデューサーとして参加し、第84回アカデミー賞で脚本賞と助演女優賞にノミネートされた『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011年)の<ポール・フェイグ>が、監督を務めています。
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『よみがえりの島』@<山内大輔>監督

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『よみがえりの島』@<山内大輔...
『犯(や)る男』(2015年)などの<山内大輔>監督が得意のバイオレンス描写を封印し、沖縄県石垣島を舞台に官能小説家とその妻の愛をつづった純愛ドラマ『よみがえりの島』が、(R15+)指定として2016年8月20日~9月2日、東京・テアトル新宿)にて、公開されます。

官能小説家として冴えない日々を送る男「吉岡」と、男の才能を信じて支え続ける妻「ミチル」。やがて男は真実の愛に気づき、ついに新人賞の候補となりますが。

『犯る男』で日本映画プロフェッショナル大賞の主演男優賞を受賞した<川瀬陽太>と、同作でも<川瀬>と共演した<朝倉ことみ>が主人公夫婦を演じています。第28回ピンク映画大賞で優秀作品賞、監督賞など6部門を受賞しています。
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今年の読書(95)『妖談うしろ猫』風野真知雄(文春文庫)

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今年の読書(95)『妖談うしろ...
l南町奉行所の根岸肥前守を主人公とする「耳袋秘帖」シリーズは、『王子狐火殺人事件』 や 『八丁堀同心殺人事件』 などの<殺人事件>シリーズがあり、本書は、<妖談>シリーズとしての一冊目に当たります。

商いの評判のよかった瓦問屋のもろこし屋の主人がころされ、現場近くでは、「かのち」と書置きを残して失踪した大店の若旦那が目撃されますが、事件の裏側は複雑怪奇でした。

若いころは無茶えおしてきた<根岸>ですが、<鉄造>と呼ばれた若いころの名残の赤鬼の彫り物があり、家来の<宮尾>と、旗本の息子を手荒くあしらったということで、謹慎中の同心<椀田>を直近におき、市井に起こる怪しげな事件を解決しながら、本筋の事件を解いてゆく構成です。

タイトルにある「うしろ猫」は、<根岸>が飼っている猫の名前ですが、人前では顔を見せず、後を向いているところから名付けられていますが、最後にに大きな伏線だったことが分かります。
#本 #読書

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