『フォーチュンクッキー』@<ババク・ジャラリ>監督
6月
21日
孤独な女性がフォーチュンクッキーをきっかけに新たな一歩を踏み出す姿を、オフビートなユーモアを交えながらモノクロ映像でつづったインディペンデント映画『フォーチュンクッキー』が、2025年6月27日より公開されます。
カリフォルニア州フリーモントのフォーチュンクッキー工場に勤める「ドニヤ」は、アパートと職場を往復するだけの単調な日々を送っていました。母国アフガニスタンの米軍基地で通訳として働いていた彼女は、そこでの経験から慢性的な不眠症に悩まされています。
ある日、フォーチュンクッキーに入れるメッセージを書く仕事を任された「ドニヤ」は、新たな出会いを求めて、その中のひとつに自分の電話番号を書いたメッセージを紛れ込ませます。やがて彼女のもとに、ある男性から会いたいというメッセージが届きます。
アフガニスタン出身で国営テレビ局のジャーナリストだった<アナイタ・ワリ・ザダ>が映画初出演にして主演を果たし、人気ドラマシリーズ『一流シェフのファミリーレストラン』の<ジェレミー・アレン・ホワイト>、「アントマン」シリーズの<グレッグ・ターキントン>が共演。ロンドン・フィルム・スクールで映画制作を学んだ<ババク・ジャラリ>が監督を務め、2023年・第39回インディペンデント・スピリット賞でジョン・カサベテス賞を受賞した作品です。