お茶菓子(1176)和菓子「葛饅頭」(抹茶)
6月
21日
デイケアのお茶菓子としていただいたのは、抹茶餡の「葛饅頭」でした。
「葛饅頭」は、葛粉と砂糖を主成分とした、やわらかでほんのり甘い和菓子です。葛粉は葛の根を粉状にしたものであり、その特徴的な粘りと食感が葛饅頭の魅力となっています。
「葛饅頭」が日本に伝わったのは、おそらく7世紀頃の飛鳥時代にさかのぼります。中国からの文化や技術の影響を受けた日本では、「葛饅頭」も広まっていきました。当初は厳格な仏教の修行僧が食べる際に用いられることが多かったと言われています。
抹茶の渋みと「葛饅頭」の甘さが交じり合い、口の中でほんのりとした苦味と甘さが広がる風味は、和の世界を感じると共に、おいしくいただきました。