『スターレット』@<ショーン・ベイカー>監督
6月
30日
『ANORA アノーラ』の<ショーン・ベイカー>監督が2012年に手がけた長編第4作『スターレット』が、2025年7月4日より公開されます。ロサンゼルスを舞台に、若きポルノ女優と孤独な老婦人が織りなす交流を描いています。
女優を目指しながらポルノ女優として働く「ジェーン」は、愛犬のチワワや同業の友人「メリッサ」らと一緒に暮らしていました。ある日、ガレージセールでポットを購入した彼女は、その中から1万ドルもの札束を発見します。
「ジェーン」は売主の老女「セイディ」のもとへお金を返しに行きますが、ポットを返品しに来たと勘違いされて門前払いされてしまいます。困った「ジェーン」は偶然を装って「セイディ」に近づき、買い物の送迎をしたり一緒にビンゴゲームに出かけたりするようになります。
「ジェーン」役に、文豪<アーネスト・ヘミングウェイ>のひ孫でモデルの<ドリー・ヘミングウェイ>が演じています。日本では劇場未公開のまま『原題:Starlet』が『チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密』のタイトルでソフト化されていましたが、2025年7月の特集「ショーン・ベイカー 初期傑作選」にて、邦題を『スターレット』にあらためて劇場初公開されます。