読みたい本を選ぶ基準は、もちろん面白さが重要ですが、何かの縁や偶然の作用が働くときがあります。
著者の<白石一文>は、2000(平成11)年に『一瞬の光』で作家デビューをしています。
父の故<白石一郎>が1987(昭和62)年『海狼伝』で直木賞を取ったのに続き、著者も2010(平成22)年『ほかならなぬ人』で直木賞を取り、初めての親子二代の直木賞作家です。
この故<白石一郎>がわたしの亡父と同じ昭和6年生まれですので、何か縁を感じながら、息子の<白石一文>も読むようになりました。
今回も、ふと「龍」の文字が目に止まり、辰年ということも何かの縁かなと感じ読んでみました。
親子・兄妹・男女等の人間関係や愛情問題の主題が多いのですが、今回も恵まれた容姿とキャリアを持った<小柳美穂>を主人公に、一度別れた男のエリート記者<黒川丈二>、幼馴染の元ヤクザの仲間優司との男女関係を絡めながら、主人公の生い立ちや家庭環境を横線に、愛情と生きてゆくことの宿命を織り込んでいます。
時間や理屈を超え、それぞれの場面で人生の運命的な出会いがあることを、考えさせられる一冊で、とくに最後の2行の終わり方は秀逸です。
昨年9月21日に開店したカレーうどん専門店【柳庵】さんに、「カレー丼類」の新メニューのポスターが出ていたよと、カレー好きの <のぶちゃん> から教えていただきました。
専門店として、「カレーうどん」(800円)の価格はいいとして、「特選但馬牛カレーうどん」や「海老天カレーうどん」が共に(1800円)と高価格のお店です。
お店の外に張り出してあるポスターを見ますと、カレー丼類は、「海老天カレー丼」(800円)、「唐揚げカレー丼」(600円)、「ミックスカレー丼」(700円)とお手軽のようで、<1個からでも無料配達いたします>と書かれてあり、早速覗いてみました。
お店に入ってみると、「カレー丼類」のメニーが出ていません。
どうやら「カレー丼類」は<出前専用>のメニューで、店内では出しておられませんでした。
やさしい店長さんは「いいですよ」と「コロッケカレー丼」(600円)を、にこやかに作っていただけました。
蟹クリームコロッケ2個と、ウインナーソーセージ、香物がトッピングされています。
特別な心遣いのメニューだと感謝しながら、おいしくいただいてきました。
食べ終わる頃に熱い日本茶を出していただき、 前回の「カレーうどん」のときと同様 気分のよいお昼ご飯になりました。
小さな十字形の花が、くす玉状に咲き、赤色・桃色・橙色・白色等、種類の多いアカネ科ブヴァルディア属の花です。
花冠は4裂、ほのかな良い香りがあり、花弁の管が長いのが特徴です。
和名では管の長いことより、「カンチョウジ(管丁字)」と呼ばれています。
原産地はメキシコ・中南米地域で、常緑低木種です。
ルイ13世の王室庭園長でもあり、植物学者であった<シャルル・ブーバル>にちなんで名称がつけられており、多数の園芸品種が出回っています。
ちなみに写真の【ブヴァルディア】は「ロイヤルダフネP]という品種です。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ