<誉田哲也>の 『シンメトリー』 等の女性刑事<姫川玲子>シリーズと同様、この小説の主人公も、警視庁捜査一課の女性刑事<三田村利香>です。
32歳で女暴走族の総長でしたが、母親は暴漢に襲われその後に自殺、父親も敵対する暴走族との抗争で亡くなると、生活を改めて警察学校に入った経歴をもちます。
『姐御刑事』に続くシリーズ2冊目ですが、元暴走族ということもあり、男勝りの言葉と空手二段の特技で、軟弱な男には見向きもしない性格設定がされていて、小気味良いテンポで読み進めます。
人気ニュースキャスターがクレーン事故に見せかけて殺されるところから物語は始まりますが、過去の爆破事件との関連で、捜査は思わぬ方向に進んでゆきます。
警察社会の内部実態はわかりませんが、どうも警察関連の小説は、「キャリアとノンキャリアの区別」「警視庁と所轄の警察の上下関係」「捜査〇課と捜査〇課の対抗意識」「主人公の男刑事は離婚している、もしくは離婚協議中」といったステレオタイプ化された内容が多いのが、気になるところです。
<旅麺>シリーズ、 「札幌味噌ラーメン」 「長崎ちゃんぽん」 に続いて【博多豚骨ラーメン】(105円)の登場です。
博多ラーメンの特徴である「細麺」そのもので、出来上がりも熱湯2分ですみ、早目の出来上がりがありがたいです。
紅ショウガが粒々の大きさしかなく、チャーシューも決して満足すべき味ではありませんが、コクのある風味豊かな豚骨スープは、細麺とよく絡みおいしかったです。
<旅麺>シリーズの3種類を食べてみましたが、この【博多豚骨ラーメン】のスープの出来が一番よく、お勧めの一品です。
生花店の店先で見かけました【フェリーポン】です。
以前にも生花店で見かけたスプレーマム(洋風の菊)として、丸い 「ピンポンギク」 を紹介しました。
こちらの【フェリーポン】は、頂部が淡い緑色の花弁で、いい表情を与えています。
ピンポン玉大の丸くかわいい花ですが、「ピンポンギク」と同様、とてもキク科の花とは思えません。
生け花に用いれば、面白いアクセントになりそうです。
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