放送関係の仕事を辞めて、片田舎で園芸家として仕事を始めたポーラが主人公です。
大きな庭園の再生仕事を任され、作業に取り掛かろうとした矢先に、庭から赤ちゃんの白骨死体を発見するところから物語は始まります。
話しはメキシコからの移住労働者達の問題も伏線としてあり、暗い内容の部分もありますが、陽気な主人公の性格で、面白く読みきれました。
「テンナンショウ(天南星)」・「ケンマソウ(鯛釣り草)」・「ニコチアス(ハナタバコ)」・「ナスタチウム(金蓮花)」など、知らない植物名を確認しながら、庭園の景色を想像しておりました。
<矮性>などという専門用語も飛び出し、きっと訳者は植物図鑑を片手に手こずったことと思います。
庭園が事件現場というだけで、お花の話はたくさん出てきませんでしたが、ミステリーとして楽しめた一冊です。
カレーもラーメンも大好きですので、新年早々のレポート第一弾として、昨年9月に発売された「カレーラーメン」(105円)で口切りです。
「テーブルマーク」という社名、初めてでしたので調べてみましたら、旧社名「加ト吉」が、日本たばこ産業(JT)の完全子会社として2010年に出来た会社でした。
ノンフライ麺の仕様で、ポークとチキン味を基本に、にんにく・玉ねぎの野菜で旨味を出しているとのことです。
写真では分かりにくいと思いますが、液体スープの色は黒褐色で、カレー特有の黄色いターメリック色ではありません。
カレー味を期待した割には「ん?」という味で、一言でいえば、醤油ラーメンのスープにカレー味を付けた感じです。
日清の「カップヌードル:カレー」は純粋にカレー味が楽しめますが、この【カレーラーメン】は「カレー風味」とした方がいい内容でした。
お正月ですので、昨日は縁起ものの 「黄実の千両」 を取り上げましたが、【サクラソウ(桜草)】も日本的できれいな花姿です。
サクラソウ科サクラ属を代表する花ですが、埼玉県と大阪府の県花にも指定されています。
花弁は5弁で、深く切れ込みさらに各花弁の先端が、裂ける特徴がありますので、判断のつきやすい形です。
江戸時代に育種が盛んに行われ、数百におよぶ品種が作られ、<古典園芸植物>の代表格です。
花の形がよく似ている花として、「プリムラ(西洋桜草)」がありますが、「葉」の形が違いますので、区別は難しくありません。
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