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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(50)『恋する天使と涙の惑星』クキモトノリコ

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今年の読書(50)『恋する天使...
記録として読書の項目に入れましたが、本書は写真展をまとめた写真集です。

神戸市出身の写真家、<クキモトノリコ>さんの写真展が下記の通り開催されています。

今回は、<ウォン・カーウァイ>監督の映画『恋する惑星』(1944年)と『天使の涙』(1955年)のふたつの作品の世界観を追って香港を撮り歩いた作品が展示されています。ギラギラした欲望のエネルギーと人々の日常に垣間見えるささやかな幸せの欠片を見つけたくて、ここ数年幾度となく香港を訪れているとのことです。

【催事名】 「クキモトノリコ写真展 恋する天使と涙の惑星」
【期間】 2017年9月15日(金)~28日(木)
【時間】 午前10時~午後6時(最終日は15時まで、日曜・祝日休館)
【会場】 オリンパスギャラリー大阪
【アクセス】 地下鉄四つ橋線「本町」駅すぐ
【入場料】 無料
#写真集 #読書

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今年の読書(49)『七つの会議』池井戸潤(集英社文庫)

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今年の読書(49)『七つの会議...
2011年5月から2012年5月まで『日本経済新聞電子版』に連載され、単行本になる際に1話追加され、全8話の連作短篇集となって刊行されています。

「ソニック」の子会社「東京建電」を舞台として、売上至上主義のもとに起こった不祥事に巻き込まれてゆく肩書きや職務の違う社員たちを描いた群像小説です。

それぞれの不祥事に関わった社員たちの行動を描き、読み手に「仕事とは何か?」という根本的な命題を考えさせてくれます。

また登場人物たちの生い立ちから入社するまでの生い立ちや家庭環境を書き込み、仕事に対する思考を読み手に細かく伝えていく手法はリアル感を与えていました。
#文庫本 #読書

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今年の読書(48)『インデックス』誉田哲也(光文社文庫)

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今年の読書(48)『インデック...
『ストロベリーナイト』 に始まる<姫川玲子>警部補を主人公とする誉田哲也の代表作ともいえるシリーズの短篇集で全8話が収録されています。

本庁の捜査一課地ダウの「姫川班」解散後、池袋署に移動した<姫川>ですが、あいかわらず元気に動き回る<姫川>の姿が楽しめ、また「姫川班」としてかかわってきた懐かしい仲間たちの横顔も垣間見られル構成になっています。

表題作の『インデックス』は、無差別殺人事件の 『ブルーマーダー』 とからめて、<姫川>が、行方不明とされている暴力団組長の事件を、ささいな聞き込みから見事に解決してしまいます。

『ストロベリーナイト』で殉職した<大塚>巡査が印象的でしたが、本書においても、いい思い出として登場、<姫川玲子>シリーズのファンとして十分に楽しめました。
#文庫本 #読書

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『月たった2万円のふたりごはん』@<奥田けい>

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『月たった2万円のふたりごはん...
秋篠宮家の長女<眞子>さまと9月3日に婚約内定会見を行った<小室圭>さんが購入したとして話題を呼んでいる節約レシピ本『月たった2万円のふたりごはん」(<奥田けい>幻冬舎、8月24日発売)が週間1.2万部を売り上げ、9/18付オリコン週間“本”ランキングの総合部門にあたるBOOK部門で10位を獲得。先週9/11付の100位圏外から急浮上し初の総合TOP10入りを果たしています。

同時に、同日付の<料理・グルメ>ジャンルでは1位に輝いています。

本書は、人気インスタグラマーでもあるイラストレーターの<奥田けい>氏が「節約しながら2人で美味しいごはんを食べよう」をテーマにして、1人あたり1日わずか333円の低予算で簡単にできる60のレシピをイラストで紹介。夫と結婚前、2人でアルバイトをしながら食費を切り詰めた実体験をもとにしており、食費を抑えるための節約ワザや、手ごろな食材でもたっぷり幸せをつかめるレシピが掲載されています。

<小室>さんが3日の会見後、自宅近くの書店で購入したと報道されたことで一気に注目を集めていました。
#単行本 #読書

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今年の読書(47)『冬のフロスト(下)』R.D.ウィングフィールド(創元推理文庫)

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今年の読書(47)『冬のフロス...
のんびりとロクガシタサッカーの試合を見て夜勤を過ごそうと考えていた<フロスト>警部でしたが、多くの事件が重なり、てんてこ舞いの状況に陥った<フロスト>でした。

コンビニ強盗事件は、運よく解決させましたが、まだ、幼児誘拐事件と連続娼婦殺人事件のめどが立たない中、幼児誘拐事件の容疑者が、留置場内で自殺してしまい、窮地に立たされる<フロスト>警部です。

娼婦殺害事件には、婦人警官の囮捜査に踏みきりますが、なんとまた足を引っ張る「(タフィー)芋兄ちゃん」ことモーガン刑事が、囮捜査役の<リズ・モード>警部代行を見失うというヘマを起こし、最悪の事態を考え焦る<フロスト>です。

何時ものドタバタの末、事件を解決する<フロスト>警部ですが、自殺した容疑者の犯行を決定づける「トイレットペーパー」がいい小道具として使われているのは、秀逸で、ニヤリと笑ってしまいました。
#文庫本 #読書

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今年の読書(46)『冬のフロスト(上)』R.D.ウィングフィールド(創元推理文庫)

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今年の読書(46)『冬のフロス...
大好きな<フロスト>警部シリーズも第6作目の最終巻 『フロスト始末(上・下)』 が発行されていますので、今回は長年気にしていました第5作 『冬のフロスト』 です。

寒風が吹き荒れる1月、<フロスト>は、夜勤の間に経費の水増し作業を作り終えて、録画したサッカーの試合を楽しみにしていましたが、思い通りに事は運ぶことなく、幼い少女の行方不明事件に始まり、枕カバーに盗品を詰め込んで逃げる「枕カバー強盗」、売春婦の連続殺人事件、大騒ぎするフリーガンの一団事件とせわしく対応しなければならない状態で署内はてんてこ舞いです。

マレット署長が、点数稼ぎのため所員を他の署に貸し出しているため、<フロスト>一人に捜査が押し付けられてしまいます。残っている部下は<タッフィー兄ちゃん(芋兄ちゃん)>こと<モーガン>で、<フロスト>の足をひっぱる厄介者です。

厄介な事件の数々の詳細が(上)では語られ。どう解決するのか<フロスト>警部はと気になりながら読み終えた503ページです。
#文庫本 #読書

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今年の読書(45)『きょうの日は、さようなら』石田香織(河出書房新社)

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今年の読書(45)『きょうの日...
著者は、兵庫県生まれで神戸市須磨区在住、本書がデビュー作になります。

主人公の<キョウコ>は、母親を病気で亡くし、小学2年生になった夏、自衛隊に勤務する父が再婚します。再婚相手の<スミレ>さんは<キョウコ>の1歳年上の男の子を伴っていました。それが<キョウスケ>との出会いになります。

母を亡くして以来独りの時間が多かった<キョウコ>にとって、家族4人で過ごす時間は、日々の些細(ささい)なことでも美しく、かけがえのないものでした。しかし幸せな時間は長くは続きません。ある朝突然<スミレ>さんは借金問題のトラブルでいなくなり、そして独り残された<キョウスケ>も、<キョウコ>の前から姿を消します。

<キョウスケ>との再会は十数年後。父の元を離れ、従業員五名の「芝山商事」に勤め、職場近くのマンションで一人暮らしを始めた<キョウコ>のもとに、無頼な生活を送る「あかんたれ」となった義兄が突然現れます。

阪神・淡路大震災の傷跡残るオフィス街や歓楽街に接する下町を背景に、懸命に生きる兄妹や住民たちの姿が丁寧に描かれています。
#単行本 #読書

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今年の読書(44)『クラン Ⅴ』沢村鐡(中公文庫)

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今年の読書(44)『クラン Ⅴ...
警察組織を牛耳る裏組織の<神>と呼ばれる存在にあと一歩まで迫った場面で終わった 『クラン Ⅳ』 から。待ちに待った続編が7月25日に刊行されています。

裏組織根絶の為立ち上がったメンバー<クラン>ですが、渋谷スクランブル交差点で予定されていた<神>のテロを未然に終らせたことで、<クラン>の存在が相手方に分かり、<神>の組織は、<クラン>の主要メンバー<千徳>や<洞泉>たちの抹殺をはじめます。

あろうことか<神>組織は、都内でテロ行為を繰り出し、我々は<クラン>だと名乗り、メンバーの名前をテレビ放送を通じて明かし、指名手配とさせ、自由に行動できなくさせてしまいます。

身動きが取れなくなった<クラン>メンバーですが、あらかじめ手配されていた<千徳>の機転で首相との面談ができ、総理自ら警察の指揮を執る行動を起こし、<クラン>の指名手配を取り下げる約束を得た場面で第5巻は終了。次巻に引き継がれていきます。
#文庫本 #読書

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今年の読書(43)『荒神』宮部みゆき(新潮文庫)

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今年の読書(43)『荒神』宮部...
関ヶ原の戦いから100年。太平の世の東北の寒村の山村に隣り合う二藩があり、片方の村に怪物は突然現れ、村人を殺し村を焼き尽くした。

<朱音(あかね)>の住む村に、怪物に襲われて傷だらけになった少年<蓑吉>が逃げてきます。迫りくる怪物の恐怖。<朱音>は、浪人<榊田宗栄>、絵師<菊地圓秀>とともに、村を守るため、知恵と勇気をふりしぼって怪物との戦いに挑んでいきます。

一方、朱音の兄で藩の重臣<曽谷弾正>は、怪物を自ら操ろうと企む。怪物との戦いの蔭で繰り広げられる愛憎劇。やがて明らかになる怪物誕生の意外な真相。そこに浮かび上がるのは、罪深い人間の業だった。朱音たちと怪物との戦いの行方は?

怪物はなぜ現れたのか?どうすれば倒すことができるのか?怪物と人間たちの死闘を描いたエンターテインメント時代劇です。

理不尽な藩の圧政にもめげず、自然の中で暮らしている農民たちの力強さを感じさせてくれる一冊でした。
#文庫本 #読書

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今年の読書(42)『豆の上で眠る』湊かなえ(新潮文庫)

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今年の読書(42)『豆の上で眠...
小学校一年生の時、<結衣子>は二歳年上の姉<万祐子>と神社の境内で秘密基地づくりをしていましたが、先に姉は家に帰ったのですが、自分が帰宅した時には、姉は帰宅していませんでした。必死に捜索するも少し離れたスーパーで<万祐子>の麦わら帽子が届けられていただけです。変質者が疑われるなか、母親はスーパーのはり込みを続けますが、手掛かりは得られません。

二年後失踪した神社で、突然<万祐子>が戻り、自分との記憶に矛盾はありませんが<結衣子>は、姉とは違う違和感を抱き続けていました。

だいがくせいになり、実家を離れ神戸で一人暮らしをはじめましたが、母親が入院したということで、実家に戻ってきますが、休憩中の駅の喫茶店から、姉とその友人らしき女性を目撃、抱き続けていた疑問の答えを見つけ出していきます。
#文庫本 #読書

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