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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#花」の検索結果2107件

ファルコン植物記(1908)白色の花【ヘラオオバコ】

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路傍に目立たない白い花を、穂状に咲かせる【ヘラオオバコ(箆大葉子)】を見つけました。

オオバコ科オオバコ属、日本には江戸時代に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物です。

細長いヘラ状の葉を斜め上に放射状にのばし、その上に花茎を何本も出し、花穂を先端に付けます。
穂には小さな花が咲き、穂の下から上に向かって順次開花させていきます。

よく見かける野草として、既に属の代表格である「オオバコ(大葉子)」はアップしていると考えていたのですが、「トウオオバコ(唐大葉子)」 だけでした。
#園芸 #花 #野草

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ファルコン植物記(1907)黄色の花【キショウブ】(3)

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今年も運よく、【キショウブ】の開花時期に足を運ぶことができました。

アヤメ科アヤメ属の多年草で、西アジアからヨーロッパ原産の帰化植物です。
繁殖力が強く、環境省の「要注意外来種」のひとつですが、身の回りで目にするのはこの場所の群生だけです。

黄色の花色で、外花被片は大型の広い卵形で先が垂れ下がり、中央に茶色の模様がみられ、内花被片は小さく立ち上がっています。

アヤメ属は世界中で約150種、日本では 「シャガ」「カキツバタ」「ハナショウブ」「アヤメ」 など9種類がありますが、黄色の花被片はこの【キショウブ】だけです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1906)【カリステモン・ミスターフォスター】

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昨日アップしました 「ドドナエア・ポップブッシュ・プルプレア」 の新芽もきれいな色でしたが、この【カリステモン・ミスターフォスター】の新芽も赤銅色で、また枝に蕾が並んでいました。

フトモモ科ブラシノキ属、オーストラリア原産の常緑中木種として、約30種ほどの仲間が自生、春から初夏、かけて、また秋にもボトルブラシ上の 円筒形の花 を咲かせます。

明治時代に渡来、和名としては「金宝樹」と葉づけられています。
どの仲間も正式名称が長く、難しい名称が多いので、普通は属名の「カリステモン」もしくは 「ブラシノキ」 で流通しているようです。
#園芸 #樹木 #花

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ファルコン植物記(1905)【ドドナエア・ポップブッシュ・プルプレア】

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ファルコン植物記(1905)【...
街路樹の植え込みとしては、珍しい【ドドナエア・ポップブッシュ・プルプレア】が植え込まれているのを見つけました。

ムクロジ科ドドナエア属の常緑中木種で、原産地はニュージーランドです。
属にはオーストラリアを中心として約60種が分布しています。

カラーリーフとしてきれいな葉を観賞するのが主目的で、細長い葉の形状で気温により葉の色合いが変わり、冬場にはむらさきがかった銅葉色になりますが、年間を通じて落葉することはありません。

冬場には花が咲き、花後には実が付きます。正確には種子を被う「莢」が花のように赤くなるのも魅力的な樹木です。
#園芸 #樹木 #花

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ファルコン植物記(1904)深紅の花<アマリリス>(9)

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大きなプランターから、50センチばかりの花茎を伸ばし、先端に2輪の大きな花を咲かせている<アマリリス>を見つけました。

花径20センチ近い見事な大輪の八重咲き品種ですので、「レッドピーコック」に間違いがないかなと見ているのですが、同定は避けました。

ヒガンバナ科ヒッペアストラム属の球根草で、中南米・西インド諸島に約90種ほどの原種があり、数百種を超える園芸品種が育成され、日本には江戸時代末期に渡来しています。

学名の「 Hippeastrum(ヒッペアストラム)」 は、ギリシア語の「騎士(=hippeus)」と「星(=astoron)」からなり、英名はこれにちなんで「ナイトスター・リリー」です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1903)白色の花【ナニワイバラ】(2)

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通勤時に通りますお家の生け垣に、今年もきれいに【ナニワイバラ(難波薔薇)】が咲き出しています。

バラ科バラ属に分類される、中国原産の原種バラのひとつです。
名称の由来は、難波(大阪)商人が日本に持ち込んだことに由来、別名として「ロレヴィガーター」 ・ 「チェロキーローズ」 と呼ばれています。

茎には細い棘と太い曲がった棘に覆われ、花径7~8センチの目にも鮮やかな純白の一重咲きの美しい花姿です。

この【ナニワイバラ】の蜜や花粉が美味しいのか、多くの昆虫たちが集まります。
「ナミルリイロハラナガハナアブ」「コアオハナムグリ」「ヒゲナガホソクチゾウムシ」
「コハナバチ」 などを撮影してきていますが、今年もひとつひとつの花を注意深く眺める季節がやってきました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1902)丸い葉【カツラ】

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街路樹として植えられている、【カツラ(桂)】の樹を見つけました。
葉が出る前に葉脇に花を咲かせますので、来年は忘れずに再訪問したいと考えています。

カツラ科カツラ属の落葉高木で、成長しますと樹高30メートル、直径2メートルほどになり、雌雄異株で雄花・雌花ともに花弁も蕚のない花を咲かせ、雄葉は多数の雄しべがあり、雌花は3~5本の雌しべを持ち柱頭は糸状になっています。

葉はハート形の丸い円形が特徴的で、秋には黄色く紅葉、匂いを放つ芳香性があります。

兵庫県朝来市の糸井渓谷には、樹齢2000年、樹高35メートルの「糸井の大カツラ」があり、国の天然記念物に指定されています。
#園芸 #樹木 #花

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ファルコン植物記(1901)青紫色の花<フジ>

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「藤棚」は日よけ代わりとして用いられ、その下にはベンチなどがよく置かれています。
湊川神社にも「藤棚」がありますが、その下には植え込みがあり、参拝者には気づかれにくい場所に設置されています。

<フジ>はマメ科フジ属の蔓性落葉樹、<フジ>には蔓が右巻きと左巻きの2種類があり、右巻きの標準和名は「フジ(藤)」または「ノダフジ(野田藤)」、左巻きの標準和名は「ヤマフジ(山藤)」または「ノフジ(野藤)」です。

日本固有種として、『万葉集』には<フジ>の花が27首詠まれており、上古より観賞の対象にされていたのが分かります。

好日性植物で総状花序は長く垂れ下がり、「フジ」はひと房に約100花ほど咲かせますが、「ヤマフジ」はひと房に30花ほどです。
共に長い<豆果(莢果)>を実らせますが、花を多く咲かせる割には、ひと房に実るのは2~3本程度でしょうか、子供の頃は「刀」としてよく遊んでいました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1900)白色の花<ジューンベリー>(2)

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「ツツジ」が咲き出している植え込みの中に<ジューンベリー>が植えられており、開花時期は4月上旬ごろですが、終わりかけの花を見つけることができました。

バラ科サイフリボク属の落葉低木として、属には約10種類が分類されていますが、日本では 「ザイフリボク」 が仲間として属しています。

葉が出る前から同時期に、花径2センチばかりの白い5弁花を咲かせ、芽吹いた直後の新葉は銅色をしていますが、徐々に緑色に変わっていきます。

花後に果実をつけ、6月頃に赤~紅紫色に熟しますので、<ジューンベリー>=「6月のベリー(果実)」の名称が付けられています。
#園芸 #樹木 #花

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ファルコン植物記(1899)黄色の花【カタバミ】(2)

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ファルコン植物記(1899)黄...
【カタバミ】 は世界中に分布しているカタバミ科カタバミ属の多年草ですが、道路端や空き地などに繁殖しています。

地方名(方言)が多くあり、「かがみぐさ」 ・ 「すいば」 ・「ねこあし」 ・ 「もんかたばみ」 など、『日本方言大辞典』には180種以上が記録されています。

3枚葉の葉は、雨に当たったり夜になると閉じる性質を持っており、花も日陰では開いていません。別名に「雀の袴」がありますが、夜になると葉を小さくたたむことに因んでいます。
春から夏にかけて小さな黄色の5弁花を咲かせ、雄しべは長いモノと短いモノが5ほんずつあり、雌しべの花柱は5裂しています。

なんといっても 「ヤマトシジミ」 の幼虫の食草ですから、都会で見かけることができるのも、この【カタバミ】のおかげです。
#園芸 #花 #野草

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