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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#花」の検索結果2107件

ファルコン植物記(1918芳香がある【カラタネオガタマ】

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常緑樹で樹高も4~5メートルで納まり、枝葉が良く茂り、完熟バナナをスッキリとさせた芳香がある【カラタネオガタマ(唐種招霊)】の花です。

モクレン科オガタマ属、中国南部原産で江戸時代に渡来、庭木や生け垣に利用されてきました。

開花時期は、同じモクレン科の 「モクレン」が咲き終わり、「タイサンボク」 が開花する手前頃に咲き出します。

葉や葉柄に褐色の毛が密生、花径3センチ前後、花弁は厚く黄白色でフチや雌しべが淡い紫色を帯びています。
花の寿命は1~2日と短命ですが、次々と花が開花、2週間弱の期間楽しめます。
#樹木 #縁起 #花

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ファルコン植物記(1917)白色の花【トキワツユクサ】(2)

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昭和初期に園芸品種として導入された【トキワツユクサ(常盤露草)】ですが、今では帰化植物として繁殖、写真の花も路傍に咲いていました。

ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草で、日本のツユクサ科には、古代から自生しているツユクサ属の 「ツユクサ」 をはじめ、ムラサキツユクサ属( ムラサキツユクサ )・イボクサ属・ヤブミョウガ属の4属8種ばかりが分類されています。

「ツユクサ」は夏の終わりごろに咲き出しますが、本種は初夏に咲き出し、白い花弁の三角形の花を咲かせ、雄しべは6本、毛が多数生えています。

2005年6月に施行された「外来生物法」により、要注意外来生物に指定されていますが、そんなにあちらこちらで見かけるほど繁殖しているようには思えません。
#園芸 #花 #野草

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ファルコン植物記(1916)覆輪の葉【ネクンドカエデ・フラミンゴ】

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開花時期としては4月頃で、葉に先立ち花を咲かせますので、残念ながら咲き終わったあとの【ネクンドカエデ・フラミンゴ】です。

カエデ科カエデ属の中高木種、原産地は北アメリカです。
日本には明治初期に渡来、当時は野球のバットを作る「トリネコ」の葉に似ているということで「トリネコバのカエデ(トリネコ葉の楓)」と呼ばれ、また「西洋カエデ」との別名もあります。

雌雄異株で、黄緑色をした花弁のない花を垂らすように咲かせますが、観賞の対象ではありません。

葉は奇数羽状複葉で日本の「カエデ」とは趣が異なり、本種は白い覆輪が美しく、また春先の新葉は淡い白黄色や、まだほんのりと色が残っていますが淡い紅色を呈し、まさに鳥の「フラミンゴ」の色合いが楽しめます。
#園芸 #樹木 #花

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ファルコン植物記(1915)芒のある【オオムギ】

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先週 「ヘラオオバコ」 をアップしていますが、オオバコ科オオバコ属の代表としてよく見かける「オオバコ」を採集していないのに気が付き、それではと路傍や空き地など注意して観察しているのですが、こんな時に限ってなかなか見つけることができないものです。
その代わり、なんと空き地で育つ【オオムギ(大麦)】を見つけました。

イネ目イネ科オオムギ属に分類され、中央アジア原産、日本には中国大陸を経て弥生時代の3世紀ごろに伝来、奈良時代には広く栽培されている作物です。

ビール党として忘れてならないのは、「二条オオムギ」は主に「ビール」生産用に栽培され、ヨーロッパの【オオムギ】栽培はほとんどが二条種です。

1561年にバイエルン公<ヴィルヘルム4世>は「ビール純粋令」を出し、「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」と制定、現在まで頑なに守られていますが、日本では「米・コーン・スターチ」などの副材が使用され、ドイツではビールとして認められません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1914)バイカラーの<クレマチス>(11)

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<クレマチス>は、キンポウゲ科センニン属の蔓性多年草のうち、花が大きくて園芸的に観賞価値が高い品種の総称として使われています。

その中でも花弁(蕚)が6枚のモノを「テッセン(鉄線)」、8枚のモノを「カザグルマ(風車)」と呼び分けています。

いつも玄関先にきれいな花鉢を置かれているお家ですが、今朝方はバイカラーの<クレマチス>の鉢が置かれていました。品種は「マラヤガーネット」かなと見たのですが、同定に自信がありません。

というのも、写真の中央に大きく写した花は「八重咲き」の花姿ですが、先祖帰りが起きているのか、他の花を見ますと花弁(蕚)は「一重咲き」の7枚で、なんとも面白い株の構成に悩んでしまいました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1913)花の色が変わる【ハコネウツギ】(3)

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ファルコン植物記(1913)花...
5月半ばごろから、漏斗状の花が咲き出す【ハコネウツギ(箱根空木)】です。

スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木で、名称の(箱根)から箱根地域に多く分布していると考えますが、実際は「ニシキウツギ(二色空木)」の方が多く、名称の由来は不明です。

花の色は蕾のときは白く、咲き出しますと淡い紅色から紅色へと変化していきます。
葉は対生で葉姿は広楕円形~広倒卵形で先端は尖り、「ニシキウツギ」と比べて無毛でやや光沢があります。

雌雄同株、両性花で花後には<蒴果>ができるはずですが、また注意して見守りたいと考えています。
#園芸 #樹木 #花

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ファルコン植物記(1912)<クレマチス>(10)【H.F.ヤング】

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青系の<クレマチス>として代表的な【H.F.ヤング】が、きれいに咲き出していました。

早咲き大輪系(パテンス&ラヌギノーサ系)として、花径15~20センチになり、日本の原種である「カザグルマ」(英名:パテンス)と、中国浙江省穂首に自生している「ランギノーサ」を交配させ、1954年イギリスにて作出されています。

キンポウゲ科の花の特徴として花弁はなく、花弁に見える<蕚>中央に筋が入り、咲き進みますと、中央部に現れる白色との対比がきれいな花姿を見せてくれます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1911)橙色の<バラ>(93)【万葉】

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ファルコン植物記(1911)橙...
四季咲き性ですが、ようやく【万葉】の花が開花し始めています。

中輪系の<バラ>としてはやや大きめの花径10センチばかり、きれいな橙色の波打つ花弁を持つ【万葉】です。

1988(昭和63)年、千葉県八千代市にある<京成バラ園>にて作出された品種で、強靭で耐病性に優れています。

「ボタン」のような和風の雰囲気を持つ花姿で、最盛期には株全体を覆うように咲き、花持ちも良く、[Ambassador] と [Gold Bunny] を掛け合わせた品種です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1910)赤紅色の<ツツジ>(7)【キリシマツツジ】

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ファルコン植物記(1910)赤...
道路脇の植え込みとしての<ツツジ>は 「ヒラドツツジ」 をよく見かけますが、【キリシマツツジ(霧島躑躅)】が植え込まれているのは、初めて見ました。

ツツジ科ツツジ属の常緑低木で、4月から5月頃に鮮やかな赤紅色の花径3センチ前後の小ぶりの花を、枝先に2~3輪咲かせます。

花も小ぶりですが、葉も広い楕円形で長さは2センチ程度と小さめです。

九州に自生する「ヤマツツジ(山躑躅)」と「ミヤマキリシマ(深山霧島)」との交配種だとされ、江戸時代の寛永年間(1624~1644)に、現在の鹿児島県霧島市で作出され、盆栽などの人気を博した品種です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1909)【モッコク】

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ファルコン植物記(1909)【...
ツバキ科モッコク属の常緑高木で、江戸時代に珍重された「アカマツ」・「イトヒバ」・「カヤ」・「イヌマキ」 と並び<江戸五木>のひとつに数えられています。

花は7月頃に開花、花径2センチ定礎の黄白色の花を下向きに咲かせ、芳香性があります。

株は「両性花」または「雄花」をつけますが、「雄花」の雌しべは退化しています。
「両性花」の下部には直径1センチ程度の球形の果実を秋に実らせ、熟すと分厚い果皮が裂けて赤い種子を露出させます。

根元に 「センリョウ(千両)」「マンリョウ(万両)」 を寄せ植えして、「千両万両持ち込む」と縁起を担ぎ、庭木としてよく用いられています。
#園芸 #樹木 #花

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