昨日は、アスファルト舗装がされていない大きな駐車場の片隅で咲いていた
「ヒメヒオウギ」 を紹介しましたが、今朝は石段の隙間から顔を出していたこれまた可憐な<スミレ>です。
スミレ科スミレ属の少々として<スミレ>と称していますが、シミレ属は世界中に約400種、日本だけでも約40種ばかり分類され、園芸品種も多いと思いますので品種名までは同定できませんでした。
花は独特な形状で、ラッパのような形をしており、横向きややや斜め下向きに花を咲かせ、5枚ある花弁の下側の一枚(唇弁)が大きく、花の形は左右対称形です。
小さな花のわりには強健で、平地はもとより、路傍や山間部の道端、また都会でのアスファルトやコンクリートのひび割れにも健気に花を咲かせ、前回の
「ニオイスミレ」 も、道路脇にぽつんと咲いていました。