ファルコン植物記(1920)<一日花3-3>【ムラサキツユクサ】
5月
16日
花としては寿命の短い<一日花>ですが、蕾が多数つき、次々と開花していきますので、あまり気が付きません。
ツユクサ科ムラサキツユクサ属に分類、属には 「トキワツユクサ」 や 「ムラサキゴテン」 、縦に縞の入る葉を持つ「シマムラサキツユクサ」などが仲間としています。
花期時期は6月頃から9月頃で、過去に2回ほどアップしていますが、いずれも6月でした。
浸透圧や減数分裂の観察などに利用される理科実験の素材で、葯の基部からは単細胞列の毛がたくさん生えており、細胞内部が紫色の色素を含んだ液胞で満たされていますので、顕微鏡でかんさつすると美しい世界が楽しめます。