すでに中国の上海国際映画祭や、韓国の全州国際映画祭で上映された<池田エライザ>(24)の初監督作『夏、至るころ』の公開日が、2020年12月4日《金)に決定しています。ポスタービジュアルも公開されています。
福岡県田川市を舞台とした本作は、緑あふれる故郷で友情を育んできた高校生の「翔」と「泰我」が、夏祭りを前に人生と向き合い一歩を踏み出そうとする物語です。「翔」を<倉悠貴>(21)、「泰我」を<石内呂依>(20)、不思議な少女「都」を<さいとうなり>(26)が演じ、<安部賢一>、<杉野希妃>、<大塚まさじ>、<高良健吾>、<リリー・フランキー>、<原日出子>らがキャストに名を連ねています。
脚本は、『ぼくは麻理のなか』・『青と僕』の<下田悠子>が担当しています。
<山﨑賢人>(26)が主演を務める『夏への扉』(2021年公開予定)に<清原果耶>(18)、<藤木直人>(48)が出演することが発表されています。
<ロバート・A・ハインライン>による同名SF小説で、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のアイデアの元になった『夏への扉』(1956年)をもとにした本作。人生のすべてを奪われ1995年から2025年まで冷凍睡眠させられていた科学者「高倉宗一郎」が、大切な人を救うために奔走するさまを描きます。「宗一郎」を<山﨑賢人>が演じ 『思い、思われ、ふり、ふられ』 の<三木孝浩>(46)が監督を務めました。
<清原果耶>は、 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 以来の<三木孝浩>監督とのタッグで、「宗一郎」の恩人である松下の娘「璃子」を演じます。孤独に生きてきた「宗一郎」が家族のように大切に思う人物で、数奇な運命に翻弄されていきます。
<藤木直人>は2025年の「宗一郎」を支えるヒューマノイドロボット「PETE(ピート)」役で出演」しています。
<ブルース・ダーン>(84)が主演を務めた原題「Remember Me」が『43年後のアイ・ラブ・ユー』の邦題で、2021年1月15日に公開されます。
本作は昔の恋人に会うためアルツハイマー病のふりをして施設に入る70歳の元演劇評論家を主人公にしたロマンティックコメディです。第66回カンヌ国際映画祭の男優賞を史上最年長で受賞した 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 (2013年・監督:アレクサンダー・ペイン)以来、6年ぶりの<ブルース・ダーン>主演作です。
<ブルース・ダーン>が演じるのは、妻を亡くしてから親友と老後を謳歌していた「クロード」。かつての恋人で舞台女優の「リリィ」がアルツハイマー病で施設に入ったことを知った彼は、病気のふりをして同じ施設に入居します。念願の再会を果たした「クロード」でしたが、すでに「リリィ」は彼のことを忘れていました。
ある日、「リリィ」も出演経験のあるシェイクスピアの『冬物語』を観劇することになり、「彼女にもう一度、愛を伝えたい」と願う「クロード」は、孫娘と一緒にある作戦を実行します。
『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(2007年・監督: オリヴィエ・ダアン)の「マレネ・デトリッヒ」 役<カロリーヌ・シロル>が「リリィ」、<ブライアン・コックス>が「クロード」の親友「シェーン」を演じています。監督は『カネと詐欺師と男と女』(2016年)の<マーティン・ロセテ>が務めました。
大ヒットドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』(韓国文化放送・2003年9月15日~2004年3月30日)の <イ・ヨンエ> (49)が、『親切なクムジャさん』(2005年・監督: パク・チャヌク)以来14年ぶりの映画出演を果たしたサスペンス『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』が、2020年9月18日より全国で公開されます。
看護師として働く「ジョンヨン」と夫の「ミョングク」は、6年前に行方不明となった息子の「ユンス」を探し続けていました。捜索途中に悲劇的な事故に遭い、憔悴しきった彼女の元に「ユンスに似た子を、郊外の漁村で見た」という情報が寄せられます。その情報をもとに「ジョンヨン」は漁村へと向かいますが、彼女の前に立ちはだかったのは、釣り場を営む怪しげな一家でした。
主人公「ジョンヨン」役を<イ・ヨンエ>が演じるほか、 『風水師 王の運命を決めた男』 (2018年・監督:パク・ヒゴン)、ドラマ『梨泰院クラス』の<ユ・ジェミョン>、 『The NET 網に囚われた男』 (2016年・監督: キム・ギドク)の<イ・ウォングン>、 『毒戦 BELIEVER』 (2018年・監督: イ・ヘヨン)の<パク・ヘジュン>が夫「ミョングク」を演じ脇を固めています。監督は、本作が長編劇映画デビュー作となる<キム・スンウ>が務めています。
俳優・フィルムメーカー・写真家などマルチに活躍を続ける <斎藤工> (39)が、<齊藤工>名義で企画・脚本・監督を務め、<門脇麦>(28)、<宮沢氷魚>(26)が出演する短編映画『ATEOTD(アテオット)』が、2020年 9月25日より全国で公開されます。
『ATEOTD』は、8月末に<齊藤工>が監督して話題となった<安藤裕子>(43)の4年半ぶりの新アルバム『Barometz』収録曲の最新ミュージックビデオである7分28秒の『一日の終わりに』をショートフィルム作品として制作したもので、「ATEOTD」とは「一日の終わりに」の英訳「At the end of the day」の頭文字を繋げた略語になっています。
100年に一度の疫病が蔓延する終末世界を舞台に、家族も失い、自身もまたその病に蝕まれる運命を背負いながら天涯孤独にただ日々その一日を生きぬく男女の儚い夢と希望を繊細に描き出します。また、劇中の絵も全て<安藤裕子>が手掛けています。
緊急事態宣言下にも「今だからできること」を模索し、リモート映画制作プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」(TTF)の発足や映画館支援「Mini Theater Park」を通じて積極的に映画人として活動してきた<齊藤工>が原案・脚本・監督を務める本作もコロナ禍の現在と真摯に向き合うテーマを内包しながら、今この世界を生きる全てのひとに希望の光が差し込むような救いの力を提示します。
世界中から客が集う岩手県の「ジャズ喫茶ベイシー」(岩手県一関市地主町7ー17)にスポットを当てたドキュメンタリー『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』が、2020年9月18日より全国で公開されます。
日本独自の文化であり、世界的にも注目を集めるジャズ喫茶。岩手県一関市で50年営業を続ける「ジャズ喫茶ベイシー」には、マスターの<菅原正二>(77)が生み出す「音」を求め、連日多くのジャズファンやオーディオファンが訪れています。
開店以来使い続けるJBLのオーディオシステムに日々調整を重ねてきたことで生み出される音は、聴く者に、演奏者がその場に現れたかのような錯覚を起こさせます。
本作は<菅原正二>のインタビューを中心に、<渡辺貞夫>、<坂田明>ら世界的ミュージシャンによる「ベイシー」での生演奏や、<阿部薫>、<エルビン・ジョーンズ>の貴重な生前のライブ映像、各界著名人のインタビューを収録。
監督は<星野哲也>が務め、<菅原正二>がかけるレコードをアナログ録音の名器「ナグラ」で生収録し、<菅原正二>が再生する極上の音を、ベイシーの空気感も含めて捉えています。
<柳楽優弥>(30)が主演を務めた日本・モンゴル・フランス合作映画『ターコイズの空の下で』の公開が、2021年2月26日決定しています。
本作で<柳楽優弥>が演じたのは、大企業の経営者「三郎」を祖父に持ち、ぜいたくざんまいで堕落した暮らしを送る「タケシ」です。ある日、「三郎」の所有する競走馬を盗んだ罪で、モンゴル人の男「アムラ」が逮捕されます。
第2次世界大戦終了時モンゴルで捕虜生活を送った「三郎」には、現地の女性との間にもうけた娘がいました。「アムラ」との出会いをきっかけに、「三郎」は行方のわからない娘を探すため、「タケシ」をモンゴルへと送り出します。果てしなく広がるターコイズ色の空の下、言葉も価値観も異なる「タケシ」と「アムラ」の旅が始まります。
大部分がモンゴルの荒野で撮影された本作は、第68回マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、そして観客賞にあたる才能賞を受賞しています。モンゴルのスーパースター、<アムラ・バルジンヤム>が「アムラ」、<麿赤兒>が「三郎」を演じています。
監督は、欧米で育ちアメリカ、フランス、日本、スペインの文化と言語を吸収してきたパリ在住のアーティスト<KENTARO>が務めています。
『ヴァンダの部屋』(2000年)から一貫して、多くのアフリカ系の住民が住む、ゲットーとも言える移民街フォンタイーニャスを舞台に作品を作り続けている<ペドロ・コスタ>が、カーボベルデからポルトガルにやって来たひとりの女性の過酷な人生を、暗闇と光の強烈なコントラストで描き、2019年ロカルノ国際映画祭で金豹賞と女優賞をダブル受賞した人間ドラマ『ヴィタリナ』が、2020年9月19日より全国で公開されます。
アフリカのカーボベルデで暮らす女性「ヴィタリナ」は、ポルトガルのリスボンへ出稼ぎに行った夫がいつか自分を呼び寄せてくれると信じ待ち続けていました。
ある日、彼女は夫が危篤との報せを受けてリスボンにやって来ますが、夫は既に亡くなっており、葬儀は3日前に終わっていました。亡き夫の面影をたどるように、移民街フォンタイーニャス地区にある、夫が住んでいた部屋で暮らし始めた「ヴィタリナ」は、部屋の暗がりで自らの波乱に満ちた半生を語り出します。
主人公「ヴィタリナ」を役と同名の<ビタリナ・バレラ>、彼女の夫を埋葬した司祭を<コスタ>作品の常連俳優<ベントゥーラ>がそれぞれ演じています。
『ストロボ・エッジ』 (2015年・監督: 廣木 隆一) ・ 『アオハライド』で人気の漫画家<咲坂伊緒>(45)による青春恋愛コミックをアニメーション映画化された『思い、思われ、ふり、ふられ(アニメ)』が2020年9月18日より全国で公開されます。
偶然出会ったタイプの全く違う「朱里」と「由奈」。「朱里」の義理の弟の「理央」と「由奈」の幼なじみの「和臣」。4人は同じマンションに住み、同じ学校に通う高校1年生です。「由奈」は「理央」に憧れ、「理央」は「朱里」に言えない思いを抱き、「朱里」は秘密を抱え、「和臣」はある秘密を目撃してしまいます。それぞれの思いが複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどにすれ違っていくのでした。
監督は、テレビアニメ『舟を編む』(2016年10月から12月・フジテレビ )を手がけた<黒柳トシマサ>が務めています。脚本は、<桐谷美玲>主演の 『ヒロイン失格』 (2015年・監督: 英 勉)の<吉田恵里香>が担当。アニメーション制作はA-1 Picturesが行っています。
声の出演は、「朱里」に<潘めぐみ>、「理央」に<島崎信長>、「和臣」に<斉藤壮馬>という人気声優陣と、新人の<鈴木毬花>が「由奈」に声を当てています。実写映画版 『思い、思われ、ふり、ふられ』 (2019年8月14日公開)に出演の<浜辺美波>、<北村匠海>、<福本莉子>、<赤楚衛二>も文化祭に来ている男女生徒役などで声優としてカメオ出演しています。
復縁への淡い期待を抱きながら右往左往する男の姿をリアルに描き、PFFアワード2019ひかりTV賞、第20回TAMA NEW WAVEある視点部門入選作となった<城真也>監督の長編デビュー作『アボガドの固さ』が、2020年9月19日より全国で公開されます。
俳優の「前原瑞樹」は、5年付き合った恋人の「清水緑」(多賀麻美)から突然別れを告げられます。どうにかしてヨリを戻したい「前原」は、周囲の人たちに恋愛相談してまわり、とりあえず1カ月後に迎える25歳の誕生日まで待つことを決めます。
しかし、彼女からはなんの音沙汰もありませんでした。主人公の「前原瑞樹」役を劇団「青年団」所属の<前原瑞樹>が演じ、<前原瑞樹>自身が実際に経験した失恋体験をベースに構想が練り上げられました。
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