本日<13:00>より、「NHK BSプレミアム」にて、1951年アメリカ製作の『原題:A Place in the Sun』が、邦題『陽のあたる場所』として、1952年9月16日より公開されました作品の放送があります。
<モンゴメリー・クリフト>と<エリザベス・テイラー>が共演し、野心に燃える貧しい青年の恋と転落を描いた人間ドラマです。
<ジョセフ・フォン・スタンバーグ>監督によって1931年にも映画化されています、資本主義社会を批判した<セオドア・ドライサー>の小説『アメリカの悲劇』を原作に、『シェーン』の<ジョージ・スティーブンス>が監督を務め、1952年・第24回アカデミー賞で監督賞など5部門を受賞しています。
貧しい家庭で育った青年「ジョージ」は、伯父「チャールズ」が経営する水着製造工場で働き始めます。やがて彼は同僚の「アリス」と恋に落ちますが、社内恋愛は禁止されているため、周囲の目を盗んで逢瀬を重ねます。そんな中、伯父から昇進を約束された「ジョージ」は、伯父の家のパーティで出会った富豪令嬢「アンジェラ」と惹かれ合うのでした。
薄幸な女性「アリス・トリップ」を演じ、アカデミー賞主演女優賞の輝いた<シェリー・ウインタース>の名演技が心に残る名作です。
<リーアム・ニーソン>主演作『アイス・ロード』が、2021年11月12日より全国で公開されますが、迫力ある予告編が解禁されています。
本作は『ダイ・ハード3』(1995年・監督:ジョン・マクティアナン) ・ 『アルマゲドン』(1998年・監督:マイケル・ベイ)の脚本を手がけた<ジョナサン・ヘンズリー>が監督と脚本を担当したレスキューエンタテインメントです。
爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26人の作業員を救うため、4人のトラックドライバーが奔走するさまが描かれていきます。主人公のベテランドライバー、「マイク・マッキャン」を<リーアム・ニーソン>が演じ、<ローレンス・フィッシュバーン>、<ベンジャミン・ウィーカー>、<アンバー・ミッドサンダー>、<マーカス・トーマス>らがキャストに名を連ねています。
予告編は、雪に覆われたダイヤモンド鉱山で事故が発生するシーンから始まります。閉ざされた鉱山内の酸素が少なくなる中、30トンもの救出機材を30時間以内に届けるミッションに臨む「マイク」ら腕利きのトラック野郎たち。彼らは、鉱山に向かう唯一のルートである厚さ80㎝の〈氷の道〉を爆走していきます。
本日<13:00>より、「NHK BSプレミアム」にてアメリカ1991年製作の『原題:The Silence of the Lambs』が、邦題『羊たちの沈黙』として、1991年6月14日より公開されました作品の放送があります。
女性を誘拐し皮膚を剥ぐという猟奇的な連続殺人事件が発生、FBIアカデミーの優秀な訓練生「クラリス」(ジョディ・フォスター)は連続誘拐殺人事件の捜査スタッフに組み込まれ、犯人を心理面から探ろうと犯罪者として収監されている「レクター博士」(アンソニー・ホプキンス)と面会します。
それは、天才的な精神科医でありながら、自らの患者を次々と死に追いやった「レクター」こそ事件の謎を解く鍵になると見込んでのことでした。「レクター」は「クラリス」に興味を示し、捜査の手がかりを与えます。ふたりが次第に心を通わせていく一方、新たな誘拐事件が。そして「レクター」は脱獄を図ります。
<ジョナサン・デミ>監督が、<トマス・ハリス>のベストセラー小説を映画化、第64回アカデミー賞で主要5部門を受賞。アカデミー賞の主要5部門すべてを独占したのは『或る夜の出来事』(1934年・監督::フランク・キャプラ)、『カッコーの巣の上で』(1975年・監督:ミロス・フォアマン)に次いで3作目で、また、 アカデミー作品賞を受賞した唯一のホラー映画です。
<武田信玄>の生誕500年にあたる本年に、<寺田農>と<谷村美月>が共演する『信虎』が、2021年10月22日に山梨・TOHOシネマズ 甲府で先行公開され、11月12日に東京・TOHOシネマズ 日本橋、大阪・TOHOシネマズ梅田ほか全国で公開されます。
『信虎』は<武田信玄>の父であり、甲府開府を行った<武田信虎>の晩年を描く時代劇です。<信玄>によって追放された<信虎>が、30年の時を経て、武田家存続のため最後の知略をめぐらせるさまが描かれています。「信虎」役に<寺田農>、「信虎」の娘「お直」役に<谷村美月>が扮しています。
キャストには4月11日に死去した<黒澤明>監督の映画『影武者』(1980年)などに出演して活躍した<隆大介>、<榎木孝明>、<永島敏行>、<渡辺裕之>、<矢野聖人>、<荒井敦史>、<石垣佑磨>が名を連ねています。
監督は、平成『ガメラ』シリーズや『DEATH NOTE デスノート』で知られる<金子修介>が務めています。音楽は<黒澤明>の監督作『影武者』を担当した<池辺晋一郎>が担当しています。
今夜<21:00より「BS-TBS」にて、2002年フランス製作の『原題:Le Transporteur』が、邦題『トランスポーター』として2002年2月1日より公開されました作品の放送があります。
『スナッチ』(2000年)など<ガイ・リッチー>映画の常連個性派俳優<ジェイソン・ステイサム>と、アジアン・ビューティー<スー・チー>が主演しています。
どんな依頼品も正確に目的地まで届けるプロの運び屋と、その依頼品である女が追っ手との壮絶な闘いを繰り広げます。
黒のスーツに身を包んだクールな男「フランク」は、運び屋のプロフェッショナル。ルールは3つ。「契約厳守」「名前は聞かない」「依頼品は開けない」。そのルールをひとつでも破れば、待ち受けるのは死です。新たな依頼品は、黒いパッケージ。しかし、どうも様子がおかしい。中身が気になりつい開けてしまう「フランク」でしたが、中に入っていたのは手足を縛られた美しい東洋人の女(スー・チー)。そしてルールを破った「フランク」には、次々と厄災が降りかかってくるのでした。
本日<13:00>より、「NHK BSプレミアム」にて、<岡野玲子>の人気漫画を<周防正行>が映画化しました1989年12月23日より公開の『ファンシーダンス』の放送があります。
主演「本木雅弘」、「鈴木保奈美」共演の青春コメディーです。
ロックバンドのボーカルで大学生の「陽平」は、実家の寺を継ぐため恋人の「真朱」を東京に残し、頭を丸めて田舎の禅寺へ修行に入ります。
待ち受けていたのは、個性あふれる先輩坊主たちと想像以上に苦しい修行でした。
共演として、<竹中直人>、<彦摩呂>、<大沢健>、<甲田益也子>、<田口浩正>が名を連ねています。
<園子温>が監督、<ニコラス・ケイジ>が主演を務めた『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が、2021年10月8日より公開されますが、ポスタービジュアルが解禁されています。
本作では、美しくも暴力的な世界〈ゴーストランド〉で、世界を牛耳る悪徳ガバナーの魔の手を逃れた女「バーニス」を探す悪党「ヒーロー」の姿が描かれます。
<ニコラス・ケイジ>が「ヒーロー」を演じ、「バーニス」に<ソフィア・ブテラ>、<ビル・モーズリー>、<ニック・カサヴェテス>、<TAK∴>、<中屋柚香>、<YOUNG DAIS>、<古藤ロレナ>、<縄田カノン>が名を連ねています。
ポスタービジュアルは、眉間にしわを寄せて遠くを見つめる「ヒーロー」の姿に「悪こそ正義」「狂暴かつ強烈!!」とコピーが添えられています。制作途中には<ニコラス・ケイジ>本人から「ちょっとにぎやかすぎない……?」とリクエストがあり、デザインが変更されたそうです。完成したビジュアルを見て<ニコラス・ケイジ>は「タイトルのフォントと色味もイイネ」と称賛したとか。
安住の地を求めてアフガニスタンからヨーロッパを目指す難民家族がスマートフォンで自らの旅路を撮影したアメリカ・カタール・カナダ・イギリス合作ドキュメンタリー『ミッドナイト・トラベラー』が、2021年9月11日より全国で公開されます。
2015年、映像作家<ハッサン・ファジリ>は、アフガニスタンの平和に関するドキュメンタリーを制作します。しかしその作品が国営放送で放映されると、その内容に憤慨した〈タリバン〉は出演者の男性を殺害、<ハッサン>にも危険が迫ります。<ハッサン>は家族を守るため、妻と2人の娘を連れてヨーロッパまで5600キロの旅に出ることを決意します。
一家はその旅路を、3台のスマートフォンで記録していきます。様々な困難に直面しながら命懸けの旅を続ける彼らの姿を通し、故郷を追われて難民になるとはどういうことか、その現実を映し出しています。
2019年のサンダンス映画祭ワールドシネマドキュメンタリー審査員特別賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭インターナショナルコンペティション部門優秀賞など、世界各国で映画賞を受賞した作品です。
土佐和紙の原料となる楮(こうぞ)をめぐる山里の人々の暮らしを記録した『明日をへぐる』が、2021年9月11日より公開されます。
高知県の中でもローカルな方言である「へぐる」は、特殊な包丁で土佐楮の皮から表皮部分を削ぎ取る作業のことを指しています。高知県の山あいの町で楮を丁寧にへぐっていく90代の女性たち。楮の外皮を何度も削り落とし、繊維だけを残していきます。そうすることで、楮は1000年以上の耐久性を持つといわれる和紙へと生まれ変わっていくのです。その手わざや佇まいからは、世代を越えて受け継がれてきた山里の暮らしが見え隠れします。
手間もかかり大量生産もできず、継承者もいないことからやがて失われてしまうのではないかと言われているへぐりの作業をはじめ、楮を栽培し、紙を漉いてきた人たちの暮らし、そして和紙の文化そのものを通して、効率性や利便性を求めるがゆえに余裕が失われてしまった現代社会の日常を見つめ直していくドキュメンタリーです。
監督は、令和元年度変容の危機にある無形の民俗文化財の映像記録作成の推進事業として文化庁の『野見のシオバカリ』(2020年)やきょうされんの40周年記念映画である「夜明け前~呉秀三と無名の精神障害者の100年」(2018年)などの<今井友樹>が務めています。
本日<13:00>より、「NHK BSプレミアム」にて、当時88歳の<クリント・イーストウッド>が監督・主演した2018年アメリカ製作の『原題:The Mule』が、邦題『運び屋』として2019年3月8日より公開されました作品の放送があります。
麻薬の「運び屋」となった孤独な老人をユーモアとサスペンスで描いた犯罪ドラマです。
退役軍人の「アール」は仕事一筋でしたが、事業に失敗、家族からも見放され孤独な日々を過ごしていました。
ある日、車を運転するだけという仕事を持ち掛けられタ「アール」は、中身を知らずに運んでしまいますが、やがて麻薬だと気づきます。
共演は、「アール」を追い込んでいく麻薬捜査官役で<ブラッドリー・クーパー>のほか、<ローレンス・フィッシュバーン>、<アンディ・ガルシア>、イーストウッドの実娘<アリソン・イーストウッド>が出演しています。
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