記事検索

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://jp.bloguru.com/falcon

『トリとロキタ』@<ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ>監督

スレッド
『トリとロキタ』@<ジャン=ピ...
2度のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞を誇り、『少年と自転車』『その手に触れるまで』などのベルギーの〈ダルデンヌ兄弟〉=<ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ>監督の最新作『トリとロキタ』が、2023年3月31日より公開されます。

アフリカから地中海を渡り、新天地を目指す途中で出会った少年「トリ」と少女「ロキタ」ふたりは、ベルギーのリエージュへ流れ着きます。「トリ」はまだ子どもですがしっかり者。十代後半の「ロキタ」はビザがないため、正規の職に就くことができません。「ロキタ」は祖国にいる家族のために、ドラッグの運び屋をして金を稼ぎます。

偽りの姉弟としてこの街で生きるふたりは、どんなときも一緒。年上の「ロキタ」は社会から「トリ」を守り、「トリ」はときに不安定になる「ロキタ」を支えます。偽造ビザを手に入れるために、「ロキタ」はさらに危険な闇組織の仕事を始めます。ほかに頼るもののないふたりの温かな絆と、それを断ち切らんとするばかりの冷たい世界。彼らを追い詰めるのは麻薬や闇組織なのか、そして、ふたりは無事に生き抜くことができるのか。

〈ダルデンヌ兄弟〉の代名詞とも言える、BGMなし、演技未経験の主演俳優、削ぎ落された作劇に加え、先の読めないサスペンスを極め、今年の「第75回カンヌ国際映画祭」では75周年記念大賞を受賞しています。

「トリ」を演じた<パブロ・シルズ>、「ロキタ」を演じた<ジョエリー・ムブンドゥ>ともに本作が演技初経験ながら素晴らしい演技を見せています。<パブロ・シルズ>は「第39回エルサレム映画祭」国際映画部門審査員特別賞を受賞、<ジョエリー・ムブンドゥ>は新進気鋭の俳優が選ばれる本年度の「ヨーロピアンシューティングスター」に最年少で選出されるなど、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミア以降、各国のメディアが絶賛している作品です。
#ブログ #映画

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり