離婚と子育てを乗り越え、大人の青春を謳歌する女性の姿を<ジュリアン・ムーア>主演で描いた『グロリア 永遠の青春』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
『ナチュラルウーマン』などで知られるチリの<セバスティアン・レリオ>監督が2013年に手がけた『グロリアの青春』のリメイクを<ジュリアン・ムーア>が熱望し、<セバスティアン・レリオ>監督自身が2018年に再映画化しています。
離婚、子育てを経験し、自由な毎日を送りながら、どこか満ち足りない寂しさを感じていた「グロリア・ベル」は、「アーノルド」という年配の男性と付き合い始めることになります。
同じく離婚経験を持ち、紳士的な彼は、詩を読み、哲学的な話題で盛り上がるなど知的にも洗練され、「グロリア」にとっては理想的な相手でした。しかし、「グロリア」にはひとつだけ懸念していることがありました。それは「アーノルド」が元妻や娘たちに「グロリア」との関係を秘密にしていることでした。主人公「グロリア」を<ジュリアン・ムーア>が、「アーノルド」を『バートン・フィンク』の<ジョン・タトゥーロ>が演じています。
児童相談所虐待対応ダイヤル「189」に助けを求める小さな命を救うために奔走する児童虐待対策班の姿を、<中山優馬>主演で描いた『189』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
東京都多摩南児童相談所虐待対策班で働く新人児童福祉司の「坂本大河」は、シングルマザーの母親に虐待により保護所にいた4歳の「藤沢芽衣」を母親のもとに帰す現場に立ち会います。その翌日、「大河」は「芽衣」が亡くなったと知らされショックを受けます。母親のもとに帰す前の「芽衣」が「家に帰りたくない」と訴えていた姿を思い出した「大河」は苦悩した末、辞表を手に職場へ向かいます。
その時、父親に虐待を受けた6歳の少女が病院に搬送されたとの電話が入ります。父親は娘への虐待を否定しますが、彼女の傷が虐待によるものである可能性が高いと医師から聞かされた「大河」は、少女を保護所に預け、弁護士の「秋庭詩音」とともに虐待の事実を立証し、娘の両親の親権を停止できないかと奔走します。
「大河」をサポートする弁護士「秋庭詩音」役で<夏菜>が共演。監督は、『ゆずりは』の<加門幾生>が務めています。
今夜<21:00(~22:52)>より「NHK BSプレミアム」にて、1996年3月23日より公開され、2020年2月27日より、デジタルリマスター版でリバイバル上映されました『トキワ荘の青春』の放送があります。
<手塚治虫>をはじめとした日本を代表する漫画家たちが若き日々を過ごし、東京都豊島区に実在した伝説的アパート「トキワ荘」の日常を、昭和30年代の懐かしい空気感をそのままに描いた青春ドラマ。豊島区の木造アパート「トキワ荘」に住む「漫画の神様」<手塚治虫。のもとには、編集者たちが日夜通い詰めていました。向かいの部屋で暮らす漫画家の<寺田ヒロオ>は、その様子を眺めつつ出版社への持ち込みを続けていました。
やがて「トキワ荘」を去った<手塚治虫>と入れ替わるように、「藤子不二雄」の<藤本弘>と、安孫子素雄>、<石ノ森章太郎>、<赤塚不二夫>ら、若き漫画家の卵たちが次々と入居してきます。<寺田ヒロオ>を中心に「新漫画党」を結成した彼らは、貧しい生活の中でも互いを励まし合い、漫画の未来について熱く語り合う日々を送ります。
『東京兄妹』の<市川準>監督が、実話に基づきフィクションとして描き、住人たちの兄貴分的存在だった「寺田ヒロオ」を<本木雅弘>、彼を囲む若き漫画家を<阿部サダヲ>、<古田新太>、<生瀬勝久>らが演じています。
本日<13:00(~14:57)>より「NHK BSプレミアム」にて2008年アメリカ製作の『原題:Marley & Me』が、邦題『マーリー 世界一おバカな犬がおしえてくれたこと』として、2009年3月27日より公開されました作品の放送があります。
子育ての予行演習のつもりで犬を飼い始めた新婚夫婦と、ラブラドール・レトリバーの愛ときずなを描く感動作。愛犬との生活を通し、結婚生活をめぐる普遍的な悩みや問題を描き出したベストセラー・エッセーを映画化。監督は『プラダを着た悪魔』の<デヴィッド・フランケル>が務めています。主人公夫婦を『ダージリン急行』の<オーウェン・ウィルソン>と『フレンズ』の<ジェニファー・アニストン>が演じています。泣いて笑って、最後は温かい気持ちになれる作品です。
ジャーナリストとして働く新婚夫婦の「ジョン」(オーウェン・ウィルソン)と「ジェニー」(ジェニファー・アニストン)は、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意します。しかし、やって来たラブラドール・レトリバーの「マーリー」は、手に負えないほどやんちゃで、何でもかんでも食べたがるおバカな犬でした。
『弁護人』の<ヤン・ウソク>監督が、原子力潜水艦に監禁された韓国・北朝鮮・アメリカの首脳たちの激闘を描いたミリタリーサスペンスアクション『スティール・レイン』が、2021年12月3日より公開されます。
ウェブコミック作家でもある<ヤン・ウソク>監督が自身の原作を映画化した『鋼鉄の雨』の主演<チョン・ウソン>と<クァク・ドウォン>を再びキャストに迎え、世界観を広げた新たな内容で描いています。
全世界が注目する平和協定の締結に向け、韓国大統領「ハン」、北朝鮮委員長「チョ」、アメリカ大統領「スムート」による首脳会談が北朝鮮で開かれました。米朝間の意見が対立する中、核兵器放棄と国交正常化に反対する北朝鮮の護衛司令部「パク」総局長が軍事クーデターを起こし、三首脳は弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦に拉致監禁されてしまいます。
緊迫状態に陥った潜水艦内で、国家の威信と野心をかけた者たちの思惑が交錯し、戦場さながらの激闘へと突入していきます。<チョン・ウソン>が韓国大統領、<クァク・ドウォン>が北朝鮮高官、『その日の雰囲気』の<ユ・ヨンソク>が北朝鮮の最年少指導者、『ソウ3』の<アンガス・マクファーデン>がアメリカ大統領をそれぞれ演じています。
『ゴーン・ガール』の<ロザムンド・パイク>が主演し、第78回ゴールデングローブ賞で主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞した『パーフェクト・ケア』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
法定後見人の「マーラ」の仕事はは、判断力の衰えた高齢者を守り、ケアすること。多くの顧客を抱え、裁判所からの信頼も厚い「マーラ」ですが、実は裏で医師や介護施設と結託して高齢者たちから資産を搾り取るという、悪徳後見人でした。
パートナーの「フラン」とともに順調にビジネスを進める「マーラ」だでしたが、新たに資産家の老女「ジェニファー」に狙いを定めたことから、歯車が狂い始めます。
身寄りのない孤独な老人だと思われた「ジェニファー」の背後には、なぜかロシアンマフィアの存在があり、「マーラ」は窮地に立たされます。
共演にテレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の<ピーター・ディンクレイジ>、『ベイビー・ドライバー』の<エイザ・ゴンザレス>が名を連ね、監督は、『アリス・クリードの失踪』(2011年)の<J・ブレイクソン>が務めています。
『私がモテてどうすんだ』の<神尾楓珠>が映画初主演を果たし、<浅原ナオト>の青春恋愛小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』を映画化した『彼女のすきなもの』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
高校生の「安藤純」は、自分がゲイであることを周囲に隠して生きていまし。ある日、書店を訪れた彼は、クラスメイトの「三浦紗枝」がBL漫画を購入しているところに遭遇します。BL好きであることを秘密にしている「紗枝」は、「純」に口止めをします。
「純」には妻子ある同性の恋人「マコト」がいますが、書店での出来事をきっかけに「紗枝」と急接近。友人とダブルデートをしたり、クラスメイトと遊園地で遊んだりするうちに、「純」は「紗枝」から告白されます。「純」はある思いを胸に、彼女と交際を始めます。
葛藤する主人公「安藤純」を演じたのは、雑誌『ViVi』のNEXT国宝級イケメンランキング1位に選ばれた<神尾楓珠>、BLの世界に傾倒しながらも、恋人がゲイであったという現実を受けとめきれず、戸惑う「紗枝」を演じたのは、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020年) ・ 『樹海村』(2021年)・『ひらいて』(2021年)の<山田杏奈>が演じ、監督は、『にがくてあまい』の<草野翔吾>が務めています。
『ハリー、見知らぬ友人』(2000年)・『マンク ~破戒僧~』などの<ドミニク・モル>監督が、ある失踪事件を軸に思いもよらない形でつながっていく5人の男女の物語を描き、2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀女優賞と観客賞を受賞したサスペンス(映画祭上映時タイトルは「動物だけが知っている」)『悪なき殺人』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
吹雪の夜、フランスの山間の町で女性が失踪し、殺害されました。事件の犯人として疑われた農夫の「ジョセフ」、彼と不倫関係にあった「アリス」、そして彼女の夫「ミシェル」など、それぞれに秘密を抱えた5人の男女の関係が、失踪事件を軸にひも解かれていきます。
そして彼らが、フランスとアフリカのコートジボワールをつなぐ壮大なミステリーに絡んでいた事実が明らかになっていきます。
『イングロリアス・バスターズ』の<ドゥニ・メノーシェ>が主人公となる「ミシェル」役を演じ、東京国際映画祭で女優賞を受賞した<ナディア・テレスツィエンキービッツ>は、「ミシェル」と思いがけないタイミングでかかわることになる「マリオン」役を演じています。
マーベルコミックのダークヒーロー、「ヴェノム」の活躍を描いた<トム・ハーディ>主演作『ヴェノム』(2018年)の続編『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
圧倒的戦闘力と残虐性を持ち、「ヴェノム」の大敵となる「カーネイジ」との戦いを描いています。
「悪人以外を食べない」という条件で「エディ」の体に寄生した地球外生命体シンビオートの「ヴェノム」は、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、「エディ」との共同生活をそれなりに楽しんでいました。
そんな折、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追う「エディ」は、刑務所で死刑囚「クレタス・キャサディ」と再会します。「クレタス」は猟奇殺人を繰り返したシリアルキラーで、死刑執行が迫っていました。「エディ」に対し異様な興味を示す「クレタス」は突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づきます。そして死刑執行の時、「クレタス」はついにカーネイジへと覚醒するのでした。
主人公「ヴェノム/エディ」役を<トム・ハーディ>、「エディ」の元恋人「アン」役を<ミシェル・ウィリアムズ>が続投で演じ、『スリー・ビルボード』の<ウッディ・ハレルソン>が「カーネイジ/クレタス」役を演じています。そのほか新キャラクターの「シュリーク」役で、『007』シリーズの<ナオミ・ハリス>が参加しています。『モーグリ ジャングルの伝説』(Netflix:2018年12月)など監督としても活躍する俳優<アンディ・サーキス>が監督を務めています。
福島県いわき市に実在するリゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」を舞台に、通称「フラガール」と呼ばれるダンサーになることを決めた主人公の「夏凪日羽」の成長と、周囲の人々との絆を描いたオリジナル劇場アニメーション『フラ・ダンス』が、2021年12月3日より公開されます。
福島県いわき市に暮らす高校生の「夏凪日羽」は、卒業後の進路に迷っていましたが、「東北のハワイ」こと「スパリゾートハワイアンズ」のポスターを見て、フラダンスショーで踊るダンサー=フラガールの採用試験に衝動的に応募します。
未経験ながらも採用となった「日羽」は、「鎌倉環奈」、「滝川蘭子」、「オハナ・カアイフエ」、「白沢しおん」という個性的な同期たちとともにフラガールへの道を歩み出しますがが、なかなか足並みがそろわず、初めてのステージは大失敗でした。
周囲からも「史上最も残念な新人たち」と呼ばれてしまいます。落ち込む「日羽」たちでしたが、良いことも悪いことも分かち合いながら、次第に絆を深めていきます。
子役時代から俳優・歌手・声優と幅広く活躍する<福原遥>が主人公の「夏凪日羽」を演じ、同期のフラガール役で<美山加恋>、<富田望生>、<前田佳織里>、<陶山恵実里>が共演。そのほかの声の出演に<ディーン・フジオカ>、<山田裕貴>。『鋼の錬金術師』」・『機動戦士ガンダム00』の<水島精二>が総監督、『劇場版アイカツスターズ!』の<綿田慎也>が監督、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の<吉田玲子>が脚本を担当しています。
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