『嘆きのピエタ』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した鬼才<キム・ギドク>の監督作品で、その狂気に満ちた過激すぎる内容から韓国で上映制限がかけられた問題作『メビウス』が、2014年12月6日より全国で公開されます。
韓国のとある上流家庭。夫の不倫に嫉妬心を燃えあがらせた妻は、夫の性器を切り落とそうとするが失敗し、自分の息子に矛先を変えます。
妻は夫と息子を残して家を飛びだし、性器を失った息子は生きる自信さえもなくしてしまいます。息子への罪悪感に苦しむ父は、ある方法で解決策を見出し、息子と新たな関係を築いていきます。
ところがそこへ、行方をくらましていた妻が帰ってきます。全編にわたってセリフを排し、「笑う」「泣く」「叫ぶ」の3つの感情要素だけで、人間の欲望や家族についての壮絶なドラマを描いていきます。夫役に『悪い男』の<チョ・ジェヒョン>、母役に<イ・ウヌ>、息子役に<ソ・ヨンジュ>が扮しています。
毎月巡ってきます29日の「いい肉(2・9)の日」には、なるべく牛肉を食べようと心掛けています。
牛肉の部位名称も多岐にわたり、大きく分けてスーテーキ用の「ロイン系」を筆頭に、「カタ系」・「バラ系」・「モモ系」に若えられますが、今宵は「バラ系」の<フランク>という「トモバラ」のもも側の部位(100g:800円)を用意しました。
【ジャーマンポテト】というの話は和製英語で、ドイツでは「シュペックカルトッフェル」と呼ばれていますが、ファルコンシェフとして、じゃがいもとベーコンを細長く切り炒め、胡椒たっぷり塩控えめの味付けで、火が通った頃にチーズをまぶして固めています。
肉は軽く焼くだけが好みですので、今宵もいい味わいで楽しめました。
2014年の春夏新商品として発売されています<本日の贅沢>シリーズは、「ビーフカレー」・「欧風カレー」・「黒ハヤシ」・ 「カルボナーラ」 ・「ナポリタン」そしてこの【ミートソース】と全6種類が発売されています。
どの製品も外箱を開け、電子レンジで約1分間で温めることができます。
この【ミートソース】(162円:スーパーマルハチ)は、トマトソースの味わいではなく、牛挽き肉に香味野菜と赤ワインを使った濃厚なデミグラソース的なコクのある仕上がりでした。
挽き肉の割には存在感のある大きさで歯触りも良く、いい味わいのパスタソースとしておいしくいただきました。
酒呑み仲間の<ペコちゃん>から、【フルーツミックス】なる果実の加工品をいただきました。
ドライフルーツとして、<レーズン・マンゴ・パイン・クランベリー・パパイヤ・チェリー・リンゴ>の7種類が詰まっています。
<レーズン>はそのままでもおいしいのですが、その他のドライフルーツの味はプラスチックを噛んでいるような味わいで、正直おいしくありません。
パッケージには、<ヨーグルトにかけて、少し置いてから食べる>と記載されていますので、これは<ヨーグルト>で柔らかく戻して食べる製品のようで、本来このままで食べるのは邪道だったようです。
湊川公園の片隅に、大きな「クスノキ」と「イチョウ」と「サクラ」の樹が植えられていますが、それぞれに秋らしく、「サクラ」」は「紅葉」、「イチョウ」は「黄葉」、「クスノキ」は常緑樹らしく緑の葉を保っています。
「紅葉」は、気温が低くなると葉の根元と枝の間に<離層>と呼ばれるコルク状の物質ができ、そのため光合成で葉の中に作られた糖分が枝のほうに運ばれず、葉の中に溜まりタンパク質と化学反応を起こして<アントシアニン>という色素が生じて赤くなります。
「黄葉」は、<クロロフィル>の影響で緑色に見えていた葉も、気温が低くなりますと<クロロフィル>の分解が進み、<カロチノイド>が目立ち次第に黄色く変化していきます。
「サクラ」の紅葉は、「桜もみじ」と呼ばれ秋の季語でもありますが、春先ほど話題にならないのが、少しばかりかわいそうな気がします。
立ち呑み「えっちゃん」で呑んでいますと、テーブルに置かれた種類の違う<チャッカマン>に目が留まりました。
アウトドアーやストーブ・花火など、使用用途は広いライターですが、<チャッカマン>というのは「100円使い捨てライター」を開発した<東海>の商標登録ですので、他の企業はこの名称が使えず「ガスライター ハッピー2」とか「点火無敵」などと名称に工夫を凝らしています。
わたしも、<チャッカマン>と呼んでしまいますが、一般名称としては「柄の長いディスポーサブルライター」だそうですが、長くて日常的に使用するのには難がありそうです。
2011年に経済産業省は、子供の安全対策としてチャイルドレジスタンス機能付きにライター類の規制を実施しましたが、その際の新聞記事では「点火棒」という表現が用いられていましたが、これが一番わかりやすい名称かもしれません。
建築の設計を生業としていますので、どうしても意匠に関することは自然と目に付くように習性化されています。
高速神戸駅からJR神戸駅を結ぶ地下街が「デュオこうべ(山の手)」ですが、床の素材として白御影と赤身影の「艶消し」の床タイルが使われています。
床材として「本磨き」を使いますと、水などに濡れますと滑る危険性があり、公共の通路としては不適切な処理ですが、なんと補修のためでしょうか、一部分が「本磨き」で貼られ、周囲との違和感を感じる目をむく色合いに仕上がっていました。
以前にも舗道の <マンホール蓋の色違い> を指摘しましたが、指示を出した人が悪いのか、床タイルを貼る職人も意見を言わないのか、なんとも不細工な仕上がりに、ただただ驚くばかりです。
今宵も酒呑み仲間の<ペコちゃん>から、おすそ分けをいただきました。
【フィナンシェ】は以前にも <アンリ・シャルパンティエ> の製品をいただきましたが、今回は<ユーハイム>と並ぶ神戸の二大ブランドのひとつである<モロゾフ>です。
<モロゾフ>は1931(昭和6)年に神戸トアロードにてチョコレートショップからの立ち上げでしたが、残念ながら創業者の<モロゾフ>さんは出資者の<葛野友槌:現モロゾフ初代社長>から追い出され、<モロゾフ>の名前でありながら<モロゾフ>の称号が使えないことになり、戦後に<コソモポリタン製菓>を立ち上げますが、今はもうありません。
ひとつの企業名にも悲しい歴史が隠されているのをおもいだしながら、バターとアーモンドパウダーのしっとりと口どけする味、おいしくいただきました。
普通【親子丼】といえば、<鶏肉と玉ねぎ>を溶き卵でとじた丼ですが、今回は「親」の鶏肉と「子」の玉子を使用していますが、落とし玉子として半熟で作りました。
<玉ねぎ>の代わりに<白菜>を使い、<椎茸>を刻んで入れています。
吸い物は「玉吸い」としたいところですが、丼に玉子を使いましたので、<ワカメ>のすまし汁にしました。
いい塩梅の出汁の丼にまとまり、半熟玉子をかき混ぜながら、B級グルメの王道である<丼>をおいしくいただきました。
今宵の「赤鶏の心臓」は、岩手県産と表示されていました。
兵庫県民としては兵庫県たつの市で育種され、鹿児島県薩摩地方一帯で育てられる「赤鶏さつま」をよく目にするのですが、岩手県産ということで「南部赤鶏」もしくは「いわい赤鶏」かと悩みましたが、表示ラベルには品種名までは記載されないようです。
焼き鳥屋では「ハツ」または「ハート」と呼ばれる心臓を、塩胡椒で炙りました。
寒い時期ですので体が温まる、<豚肉・白菜・人参・椎茸>でスープです。
ワンプレート料理としては、<鶏肉・キャベツ>を炒め、玉子焼きと<ブロッコリー>を飾り付けました。
鶏肉主体の料理になりましたが、今宵もおいしくいただきました。
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