今回の<佐々木房甫>先生の作品は、白い<オランダカイウ(別名カラー)>と 前回 にも使用されていた紅紫色の <シラン(紫蘭)> を主体に生けられていました。
心臓系の「葉」は<オランダカイウ>の葉ですが、後側に伸びている長い葉は幅があり<シラン>の葉ではなさそうで、何が使用されているのか分かりませんでした。
生けられている「葉」が、必ずしも花の葉とは限りませんので、拝見するときに緊張を強いられる同定作業で、特に「葉モノ」には苦労させられます。
鶯色の敷き板と黒筋模様の花瓶とが、生けられている緑の葉と調和がとれてきれいな配色だと眺めておりました。
<餡かけ蟹玉>をご飯の上にのせれば「天津飯」、<八宝菜>では「中華丼」、<麻婆豆腐>では「麻婆丼」がありますが、なぜか【酢豚丼】はメニューで見かけることはありません。
というわけで、丼物の好きなB級グルメ派としては気になるところで、自作です。
一般的に<酢豚>は「豚肉」が大きいのが魅力的ですが、丼ということで食べやすさを考慮して小さめにしました。なんだか盛り付けの見栄えが悪い感じで、お店のメニューとしても、このあたりが問題なのかもしれません。
「鶏ガラスープ」を元に溶き卵で<玉子スープ>を作り、ネギを散らして完成です。
平地や山地に生息する大型のチョッキリ類で、体長10ミリほどです。
コウチュウ目(鞘翅目)オトシブミ科の昆虫ですが、吻の長い姿は 「クヌギシギゾウムシ」 や 「ヒゲナガホソチクゾウムシ」 などのゾウムシ科の昆虫ととよく似た姿をしています。
体色は濃い赤紫色で金属光沢があり美しい色合いを見せ、背面は黒褐色の短毛で覆われ、<吻>は太く長く、やや青みを帯びています。
前胸下面両側に突起がなく、<吻>の真ん中あたりから触角が伸びていますので、写真の【モモチョッキリ】は<メス>です。
モモやナシ、ビワ・リンゴなどの木の実が膨らみ始めた頃、<メス>は実に産卵、その実の付いた枝を 「チョッキリ」と地面に切り落とします。
そこで孵化した幼虫は果実の実を餌として育ち、成熟した成虫は地面に穴を掘り<蛹>となり、秋の終わりごろ羽化した成虫は、そのまま穴の中で越冬、春先にまた表れてきます。
道路脇の植え込みに、桃色の【ゴテチャ】がきれいに咲いておりました。
写真を撮っておりましたら、お世話されているおばあちゃんから話しかけられ、しばらくお花談義です。
花たちが道路側に飛び出していると、車に迷惑だと言うことで、きれいに咲いている花たちを切り取るのがかわいそうだと、残念がられていました。
アカバナ科クラーキア属の一年草で、日本には明治時代初期に導入されています。
属名はスイスの植物学者<Godet>にちなみ、表記的に「ゴデチア」とも書かれ、和名では「イロマチヨイグサ(色待宵草)」です。
花弁は4枚で大きく、穂状もしくは円錐花序につき、蕚はじょうご状、草丈は80センチほどになり、透明感のある花弁と質感が独特で、花色も赤色・赤紫色・白色・覆輪と多彩です。
関西で「かりんとう」といえば、硬めに練り上げた生地を用いて揚げるため、歯応えのある感触で硬く、駄菓子としてのイメージが強い製品ですが、関東では関西に比べて生地の発酵を長めに行い、高級菓子として流通しているようです。
今宵<えっちゃん>からおすそ分けとしていただいたのは、<鎌倉五郎本店>の「かりんとう」で、食べ慣れた黒くて硬いものとは両極端の味わいでした。
上側の紫色のモノが「紫芋」で、手前の緑色は「えんどう豆」を原材料としています。
どちらもサクサクとした柔らかさで、植物油で揚げずに焼きあげた「かりんとう」らしく、素材そのものの甘味が感じられる風味がありました。
今宵は、<えっちゃん>が頑張って焼いたとおもわれる「手羽先」が肴です。
包丁で関節を切り分けてくれていますので、とても食べやすかったです。
パキスタン原産の岩塩「HIMARAYAN PINK SALT」を出してくれましたが、そのままでも十分においしくいただけました。
お店までの道中、道路脇の植え込みにたくさんのお花をお世話されているおばちゃんと少しお話しをしてきたと言えば、「ああ~、パーマ屋さんのおばあちゃんやわ」と、<えっちゃん>から教えていただきました。
車の邪魔になるため仕方ないけど、道路側にはみ出したお花を切るのがとても残念ですと言われていましたが、切られる前の「ゴテチャ」(明日の朝アップします)を撮影できたのは、幸いでした。
前回は同じ<徳山物産>のスープで食べる冷麺「ムルレンミョン」の 「大阪鶴橋徳山冷麺」 を食べましたが、今回はスープなしの混ぜ冷麺「ピピムネンミョン」の【大阪鶴橋ピビム麺】(2人前:410円)です。
やや麺が茶色いのは、蕎麦粉が入れられており、長さ15センチと食べやすい長さにカットされています。
キムチはありませんが、<茹で玉子・キュウリ・メンマ>で具材を揃えました。
コチジャンベースのタレを、よく混ぜていただきました。
辛口を期待していたのですが甘さが際立ち、少しがっかりする味付でした。
月曜日に<生きた化石>として 「ホソマダラシリアゲ」 を紹介しましたが、同じシリアゲムシ目(長翅目)シリアゲムシ科シリアゲムシ亜科の【ヤマトシリアゲ】です。
体は黒色で体長15ミリ前後、翅に2本の太い黒帯が入り、白く抜ける斑紋の形は多少個体差があります。
この時期に現れるモノは比較的大きく、晩夏に現れるモノは小さくて黄色っぽい体色ですので、「ベッコウシリアゲ」と呼ばれ、昔は別種と考えられていました。
オスの腹部先端は「ハサミムシ」のように鋏(交尾器)がありますので、写真は細く尖っていますのでメスです。
オスはメスに餌を与え、メスが食べている間に交尾するといいう、面白い習性を持っています。
先日アップしました白色の花 「サンショウバラ(山椒薔薇)」 と同様に、日本固有種の【タカネバラ(高嶺薔薇)】で、別名「タカネノイバラ(高嶺野茨)」とも呼ばれています。
バラ科バラ属の落葉低木で、枝には白色を帯びた細い棘針が多く見られますが、のちに脱落していきます。
花期は5~7月、小枝の先端に1~2個の花を咲かせ、花径は35~40ミリ、紅紫色の5弁花です。<蕚>は暗紫色をしており、花弁は長さ2センチ程度の広倒卵状で、ほとんど水平に開花し、基部は楔形に狭まっています。
「サンショウバラ」と同様に、赤系の<バラ>の原種として、多くの園芸品種が生み出されています。
これは奇想天外な物語でしたが、近代日本史の再勉強をしているようで楽しめました。
主人公は、パンクロックにはまっている17歳の高校生<シンジ>ですが、パンクの王様<シド・ビシャス>のお告げを聞こうとイタコのばあさんの祈祷所に出向くのですが、間違えてアナキストの<大杉栄>の霊を呼び出してしまい、<シンジ>の脳内に住みついてしまいす。
没(1923年9月16日)後90年を経た日本において、<大杉栄>と<シンジ>の取る行動が何とも絶妙な二人三脚で、破天荒な物語が繰り広げられます。
<幸徳秋水・菅野須賀子・神近市子・甘粕大尉>など、<大杉栄>の身近な登場人物名が多数登場、史実に基づいた歴史物としての裏付けもあり、高校生の痛快青春物語として、これはなかなかの力作でした。
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