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- ファルコン植物記(1517)多彩な色の【ヒナゲシ】
大きなプランターに植え込まれた多彩な色の【ヒナゲシ(雛芥子)】が、風に揺れていました。
ケシ科ケシ族の耐寒性一年草で、ヨーロッパが原産地です。
葉は根生葉で羽状の切れ込みがあり、初夏に長い花茎を伸ばし、茎の先に花径5~10センチ、薄い和紙で作ったようなシワのある4弁花を咲かせ、八重咲きの品種も出ています。
蕾は最初は下を向いていますが、咲くときに頭をもたげ、蕾の先端がふたつに割れて花を咲かせます。
別名として、中国の歴史上の美女<虞美人>にたとえて「グビジンソウ(虞美人草)」、英名の「ポピー」、フランス語の「コクリコ」などがよく使われています。
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