ダウ平均株価(1月10日)@終値3万7695ドル73セント
1月
11日
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。米長期金利の上昇が一服し、株式の相対的な割高感が薄れ相場を支えています。もっとも、ダウ平均株価などが最高値圏で推移するなか、11日に2023年12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、内容を見極めたい雰囲気が出ています。
米長期金利は(3.9%台後半)と前日終値(4.01%)を下回って推移しています。前週末に(4.10%)まで上昇していましたが、ひとまず上昇に一服感がみられることは株買いを誘っています。前日まで売られていた航空機のボーイングが買われているほか、年初に下げが目立ったハイテク株の一角も高く始まり、ダウ平均株価を支えています。
市場では、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を探るために11日発表の2023年12月の(CPI)からインフレ動向を確認したい様子見が強く、前週末発表の2023年12月の米雇用統計では雇用者数が市場予想以上に増えており、インフレ鈍化に進展がみられるか関心が高まっています。週内に大手銀行を中心に相次ぐ米主要企業の決算発表を見極めたい雰囲気もあります。
終値は、前日比170ドル57セント(0.45%)高の3万7695ドル73セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比111.94ポイント(0.75%)高の1万4969.65でした。
S&P500種は、前日比26.95ポイント (0.15%)高の4783.45でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比111.94ポイント(0.75%)高の1万4969.65でした。
S&P500種は、前日比26.95ポイント (0.15%)高の4783.45でした。