8月の米卸売物価、前月比「0.2%上昇」@米労働省
9月
13日
12日、米労働省が発表しました8月の卸売物価指数(PPI)は前月比の上昇率(季節調整済み)が(0.2%)でした。市場予測と一致しています。8月は卸売・小売販売の手数料などサービス価格が上昇しました。
品目別でみると、8月はサービスの価格が(0.4%上昇)しています。労働省によりますと、ゲストルームの貸し出しサービス価格が(4.8%上昇)し、全体をけん引しています。機械・車両の卸売販売、燃料・潤滑剤の小売販売などの手数料も上昇でした。一方で、旅客航空サービスの価格は(0.8%)下がっています。食品・酒類の小売販売サービスの手数料も低下でした。
製品の価格は前月から横ばいでした。8月はたばこの価格が(2.3%上昇)でした。鶏卵、ガソリン、軽油、医薬品などの価格も上昇しています。一方、ジェット燃料の価格は(10.5%下落)となっています。食肉製品、電力、藁などの価格も低下しています。
(PPI)の前年同月比(季節調整前)の上昇率は(1.7%)でした。伸び幅は下方修正された前月の改定値から縮小しています。変動の激しいエネルギー・食品・物流を除いた価格指数は前年同月比で(3.3%上昇)となっています。