19日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに大幅に反発して始まりました。
(FRB)は18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の倍となる(0.5%)の利下げを決定しました。発表後に買いが先行したものの、利益確定売りなどに押されて米主要株価指数は下げに転じて取引を終えていました。
19日朝に発表されました週間の米新規失業保険申請件数は21万9000件と前週の改定値から1万2000件減り、市場予想(22万9000件)を下回りました。労働市場の底堅さが確認されたことも、米景気に対する楽観をもたらせています。19日のアジアや欧州の主要な株式相場がそろって堅調となったことも、投資家心理を支えているようです。
ダウ平均株価は、前日比522ドル09セント(1.26%)高の4万2025ドル19セントで終え、過去最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比440.68ポイント(2.51%)高の1万8013.98でした。