ジェイアール東海パッセンジャーズは2017年11月30日(木)から、冬季弁当「冬の海の幸弁当」と限定弁当「オージー・ビーフDELI」を発売します。
「冬の海の幸弁当」はカニやイクラ、ウニなどの味覚を楽しめる弁当。10種の具材が入っており、価格は(1380円・税込)です。
「オージー・ビーフDELI」は「クラウンカット」と呼ばれる柔らかい部分だけを使用した牛たんと、オリバーソース社製「関西風だしソース」をたっぷりと染み込ませたビフカツを楽しめる弁当で、価格は(1250円・税込)です。
いずれの弁当も東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」車内や、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪駅にあるジェイアール東海パッセンジャーズの弁当売店などで2018年2月下旬まで発売される予定です。
長崎電気軌道(長崎市)は29日、路面電車の脱線事故で見合わせていた一部区間(蛍茶屋~赤迫)の運行を始発から再開しています。約1年半ぶりの全線開通となり、利用者の多いJR長崎駅前からは乗り継ぎのない最短距離で、観光名所のシーボルト記念館などへのアクセスが便利になります。
脱線は昨年6月、長崎市桶屋町の交差点で発生。国土交通省は、レールが変形していたため、ぶつかった車輪が乗り上げたことが原因とする報告書をまとめていました。
2007年以降、同じ交差点で計4回の脱線事故が起きており、長崎電気軌道は、車輪とレールが接触する力を軽減させるためカーブを緩やかにするなどの工事をした上で運行再開です。
110年前に建てられ、国の登録有形文化財になっている南海本線・浜寺公園駅(堺市西区)の旧駅舎を解体せず、建物ごと近くの広場まで約30メートル移動させる「曳家工事」が、昨日28日始まっています。
南海電鉄によると、1907年に完成した洋風木造の旧駅舎は、東京駅などを手掛けた建築家、<辰野金吾>の事務所の設計。駅周辺の高架化に伴って昨年1月に閉鎖されるまで、私鉄では国内最古の現役駅舎でした。
曳家工事は12月18日日まで3回の予定で、約130トンの建物を専用のレールを使って1回約10メートル移動させていきます。
2028年に完成する新駅の玄関部分として活用される予定。それまでは、広場で市民の交流スペースとして再利用されます。
< 7100形蒸気機関車「義経号」 >
1880(明治13)年の11月28日、北海道初の鉄道が開業しました。幌内炭鉱(三笠市)の石炭を搬出するため建設された、官営幌内鉄道です。
ただ、このとき開業したのは、港のある小樽市内の手宮駅と札幌駅のあいだ。2年後の1882(明治15)年に手宮~幌内間91.2㎞が全線開業し、幌内産石炭の輸送が始まります。
1872(明治5)年に新橋~横浜間で開業した日本初の鉄道はイギリス式で建設されましたが、幌内鉄道はH.K.ポーター社製造のアメリカ式で建設されているのが特徴のひとつ。導入されたアメリカ製の蒸気機関車は前面に「カウキャッチャー」を備え、アメリカの西部劇に出てきそうなスタイルをしていました。
この北海道初の鉄道であった幌内鉄道のうち、手宮~南小樽間の“手宮線”は1985(昭和60)年に、岩見沢~幌内(幾春別)間の“幌内線”は1987(昭和62)年にその使命を終え、廃止されています。
<ケネス。プラナー>監督・主演のアガサ・クリスティ原作のミステリー「オリエント急行殺人事件」の映画化(日本では12月8日公開)を記念したラッピング電車が、大阪市と堺市を結ぶ路面電車(阪堺電車)に登場しています。
走行するのは、1928年に製造された阪堺電車の「モ161形」の166号車。車体はオリジナルのオリエント急行に合わせて紺色の塗装を施し、窓には出演者が実際に乗車しているように見える写真がはられているとか。
この車両は定期運行している電車としては日本最古とされ、同社は「作品とこの車両は同じ時代の文化資産とも言える。レトロな雰囲気がよくマッチしており、多くの人に乗車してもらい、作品の世界観を感じてほしい」と話している。
オリエント急行はヨーロッパを横断していた夜行列車。1934年に発表された同作品は列車内が舞台で、ミステリーの傑作とされています。
2007(平成19)年の11月26日、予讃線の伊予西条駅(愛媛県西条市)付近に「十河信二記念館」がオープンしています。
明治17年愛媛県で生まれた<十河信二>(1884年4月14日~1981年10月3日)は東京帝国大学を卒業後、鉄道院へ入庁。日本の鉄道史に大きな足跡を残した<後藤新平>、<島安次郎>らと縁を持ち、1930(昭和5)年には南満州鉄道の理事になります。
そして1945(昭和20)年、第2代・愛媛県西条市長へ就任したのち、1955(昭和30)年には洞爺丸事故(1954年9月26日)や紫雲丸事故(1955年5月11日)で大勢の死者を出し、なり手のいなかった国鉄総裁の任を最後のご奉公と思い引き受けます。
<十河>は国鉄総裁として様々な功績を残しますが、特に知られているのは「新幹線」です。その実現に、<島安次郎>の息子である<島秀雄>らと共に尽力。その“新幹線の父”と呼ばれています。
愛媛県西条市の「十河信二記念館」へ隣接して設けられている「四国鉄道文化館」には、その歴史と功績を示すように、「初代新幹線0系」 が保存・展示されています。
名古屋鉄道(名鉄)が2017年11月25日(土)から、児童書『かいけつゾロリ』シリーズの映画第5作目『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』とのコラボレーションイベント「名鉄沿線ー『かいけつゾロリ』なぞときラリー」を開催します。
名鉄名古屋、名鉄岐阜、知立、中部国際空港の4駅と、愛知県および岐阜県内のイオンシネマ9館(各務原、豊川、豊田KiTARA、大高、長久手、名古屋茶屋、ワンダー、岡崎、常滑)に掲出されるポスターの「なぞ」を解き、専用パンフレットに付属されるはがきに解答を記入して応募すると、正解数に応じて賞品がプレゼントされます。なお、駅のポスターの「なぞ」は各駅ごとに異なり、イオンシネマの「なぞ」はすべて同じです。
「名鉄沿線ー『かいけつゾロリ』なぞときラリー」ポスターのイメージ(画像:マジックアワー)。
期間は2018年1月8日(月・祝)まで。イオンシネマと駅1か所以上の「なぞ」に正解すると「オリジナル缶バッジ」(300人)が、イオンシネマと駅4か所すべての「なぞ」に正解すると「オリジナルパスケース」(30人)が、それぞれ抽選で当たります。応募締切は1月12日(金)です(当日消印有効)。
また、イベントの開催期間中、1日乗車券(大人と子ども1枚ずつ)とオリジナルクリアファイルがセットになった企画乗車券「かいけつゾロリ なぞときラリー 親子1DAYフリーきっぷ」も発売。価格は(3200円)で、追加用は大人(2200円)、子ども(1000円)です。名鉄の出札係員配置駅(弥富、赤池を除く)、名鉄名古屋駅サービスセンターで発売されます。
JR西日本は、企画乗車券「元日・JR西日本乗り放題きっぷ2018」を12月11日(月)から発売すると発表しました。
このきっぷは、2018年1月1日(月・祝)限定で、JR西日本、智頭急行の全線とJR西日本宮島フェリーが乗り放題になるというものです。JR西日本の山陽新幹線や北陸新幹線(上越妙高~金沢)、在来線特急列車の自由席も利用できます。詳細は次のとおりです。
●価格 ・普通車用 大人1万6000円、子ども3000円 ・グリーン車用 大人1万8000円、子ども5000円
●発売期間 12月11日(月)~30日(金)
「普通車用」「グリーン車用」とも、指定席は6回まで利用できます。きっぷは1人から使えますが、子どものみの利用はできません。JR西日本主要駅の「みどりの窓口」やインターネット予約「e5489」、主な旅行会社などで発売されます。
阪急神戸線と神戸市営地下鉄西神・山手線の相互直通(相直)は、阪急側が長年唱え続けた悲願ともいえる構想で、人口の維持・増加に力を入れる神戸市と思惑が重なったため、協議が一気に加速しています。
神戸市営地下鉄西神・山手線(新神戸-西神中央)と阪急神戸線(梅田-神戸三宮)の相互直通(相直)構想で、神戸市と阪急電鉄が接続地点として 三宮駅 に加え、新神戸駅や長田駅なども候補として検討していることが分かりました。本年度から両者で本格協議を始め、<久元喜造>神戸市長が10月の市長選で相直の検討を公約に掲げ再選し、協議加速の機運が高まった。両者は年度内にも実現可能な2~3案に絞りこまれます。
両線の接続ルートについて、阪急側はこれまで「王子公園駅の西側から地下に潜って三宮駅でつなぐ」案を公表していますが、両者はその他にもさまざまな案を検討している様子です。
有力案の一つとして、阪急王子公園駅と地下鉄新神戸駅の間を地下で結ぶ案が検討されている。阪急の乗客が新幹線を利用しやすくなるほか、新神戸駅一帯のにぎわいづくりにつながる。また、市道の地下にトンネルを掘るため用地を確保しやすい上、三宮に比べて地下空間が広く取れるという。
一方、三宮の西側では、地下鉄の長田駅や板宿駅が候補に挙がる。既にある神戸高速線を利用するので工事費が抑えられるほか、市が再開発に注力する新長田地区の活性化も期待できるという。西側を接続地点とした場合、阪急に加えて阪神電車とも相直が可能になる利点がある半面、神戸高速鉄道や阪神電気鉄道、山陽電気鉄道とも協議が必要になります。
北海道庁赤れんが庁舎(札幌市中央区)で、北海道の鉄道史を紹介するパネル展「北海道の鉄道 過去、現在、未来」(主催:北海道鉄道観光資源研究会)が開催されます。
入場は無料。期間は2017年11月25日(土)と翌26日(日)の2日間、時間は各日午前10時から18時(26日は16時)までです。
2018年に北海道が150年を迎えるにあたり、鉄道が北海道内で果たしてきた役割やエピソードなどを、鉄道にあまり関心がない人や関わりが少ない人にも、より身近に楽しく知ってもらうことが企画の目的です。
釧路市立博物館の特別協力による「釧路・根室の簡易軌道」展の札幌初公開展示をはじめ、日本最古の鉄製レール「茅沼炭鉱炭車レール」(岩内町郷土館所蔵)や、道内の鉄道史を紹介する鉄道模型ジオラマなどが展示されます。
廃線の危機路線が多い地域だけに「未来」というキーワードが鉄道ファンとしては気になるパネル展です。
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