本日は「十河信二記念館」開館10周年記念日
11月
26日
明治17年愛媛県で生まれた<十河信二>(1884年4月14日~1981年10月3日)は東京帝国大学を卒業後、鉄道院へ入庁。日本の鉄道史に大きな足跡を残した<後藤新平>、<島安次郎>らと縁を持ち、1930(昭和5)年には南満州鉄道の理事になります。
そして1945(昭和20)年、第2代・愛媛県西条市長へ就任したのち、1955(昭和30)年には洞爺丸事故(1954年9月26日)や紫雲丸事故(1955年5月11日)で大勢の死者を出し、なり手のいなかった国鉄総裁の任を最後のご奉公と思い引き受けます。
<十河>は国鉄総裁として様々な功績を残しますが、特に知られているのは「新幹線」です。その実現に、<島安次郎>の息子である<島秀雄>らと共に尽力。その“新幹線の父”と呼ばれています。
愛媛県西条市の「十河信二記念館」へ隣接して設けられている「四国鉄道文化館」には、その歴史と功績を示すように、「初代新幹線0系」 が保存・展示されています。