昨日は、日本で一番短い鉄道 「鞍馬山鋼索鉄道」 を紹介しました。
日本で一番長い鉄道トンネルは「青函トンネル」です。延長は53,850m。これは世界最長記録でもあります。では、日本で一番短いトンネルはどこかというと、JR東日本の吾妻線にある「樽沢トンネル」で、1945(昭和20)年の1月2日。かつて日本で一番短かった鉄道トンネルが開通しました。
この日、長野原線が群馬県内の渋川~長野原間で開業。現在のJR東日本・吾妻線で、長野原駅は長野原草津口駅です。
そしてこのとき開通した区間に、日本一短かった鉄道トンネルが存在していました。「樽沢トンネル」は、長さはわずか7.2mです。
この程度の長さの場合、トンネルにせず切り崩すなどが一般的ですが、この場合はトンネルにされました。理由は岩盤が固かった、景観が良かったためなど諸説あります。
ただ2014年、吾妻線はこのトンネルを含む区間が八ッ場ダムの建設に伴い新線へ切り替えられました。これにより「樽沢トンネル」に列車が通ることもなくなり、このトンネルは“日本一短い”から、“日本一短かった鉄道トンネル”になっています。
廃止後は、JRで最も短い鉄道トンネルは西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の川尻トンネル(全長8.7メートル)となっています。
< (画像提供:鞍馬寺) >
1957(昭和32)年の1月1日。現在、日本で一番短い鉄道が開業しました。京都市内を走る、ケーブルカーの鞍馬山鋼索鉄道です。
鞍馬山鋼索鉄道は、京都府京都市左京区にある寺院鞍馬寺への参詣者の利便を図るため、宗教法人鞍馬寺が運行しているケーブルカーです。運賃は無料ですが、お寺の拝観料名目で料金を取られます。(運賃では消費税がかかるので)
鉄道事業法による許可を受けた鉄道としては唯一の、宗教法人が運営しているケーブルカーであり、(山門~多宝塔)間の全長207mという日本一短い鉄道である。単線で行き違い設備はありません。乗務員や出札係員などの多くは作務衣を着用している。
改修工事のため、2015年5月10日から2016年3月まで全面運休しており、線路脇の架線を撤去。車両で使用する電気は駅で充電する方式に変わりました。 2016年5月20日14:00から更新された設備・車両で運行しています。
< 寝台特急「サンライズ出雲」(画像:近畿日本ツーリスト) >
かつては1000㎞以上の道のりをひた走る夜行列車が東京駅から次々に発車していた時代もありましたが、それらの列車は新幹線網や航空網の発達で、次々と廃止されていきました。
多くの帰省客が利用する旅客列車ですが、現在、時刻表に載っている定期旅客列車でもっとも長い距離を走るのは、東海道・山陽新幹線の東京~博多間を走る「のぞみ」で1069.0㎞です。1000㎞を超える定期旅客列車は「のぞみ」だけになってしまいました。
在来線では、東京~出雲市間を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」の953.6㎞が最長。夜行の旅を楽しめる列車としても貴重な存在です。
昼間の旅客列車で最長となるのは、博多~宮崎空港間を結ぶ特急「にちりんシーガイア」で413.1㎞。所要時間も5時間30分~6時間ほどかかるため、列車の旅を満喫できることうけあいです。
阪神電車では、神戸を中心に活動し、やさしいタッチのイラストで定評のある 「もふもふ堂」 とタッグを組み、阪神沿線の風景を描いた大人向けの塗り絵リーフレット「ぬりえ旅 阪神」を制作しています。
神戸開港150年記念版として、現在懐かしい昭和の神戸の風景を描いた「神戸三宮駅」版(昭和40年代の神戸そごう前)と「元町駅」版(昭和50年代のポートタワー周辺)の2種類を阪神各駅で、2018年2月28日(水)まで配布されていますが、なくなり次第終了です。
リラックス効果や認知症予防効果が期待できるとして20代~40代の女性などから人気を博している塗り絵を切り口とした沿線活性化施策で、阪神沿線の風景をイラスト化した塗り絵を楽しんでいただくとともに、そのスポットへの興味喚起・お出かけ促進を図ることで、沿線の魅力を再発見していただこうという企画です。
興味ある方は、初詣等のお出かけの再に入手されてはいかがでしょうか。
< 東京メトロ銀座線1000系(画像)東京メトロ公式サイト) >
1927(昭和2)年の12月30日に開通した東京地下鉄道(現:東京メトロ銀座線)の浅草駅 ~上野駅間(約2.2 ㎞)は、4つの地下駅を擁し、日本初の「本格的な」旅客用の地下鉄が開通した日として、「地下鉄記念日」となっています。
これに先駆けて日本では、貨物線では、1915(大正4)年に東京駅と東京中央郵便局(現:JPタワー)と間、約0.2㎞(地下駅:2駅)に開通した逓信省の郵便物搬送用地下軌道(正式名称不明)が最初です。
旅客線では、1925(大正14)年に開通した宮城電気鉄道(現:JR仙石線)の仙台駅と東七番丁駅との間、約0.4 ㎞(地下駅:1駅)に始まります。
公営地下鉄は現在、東京都のほか、政令指定都市20市の内、大阪市・名古屋市・横浜市・札幌市・京都市・神戸市・福岡市・仙台市の8市にあり、通勤・通学など日常用から観光用途まで広く一般に利用されています。
< (画像:大洗町公式サイト) >
<鮫>の飼育・種類数では日本一を誇る「アクアワールド茨城県大洗水族館」(大洗町磯浜町)が、さらなる集客に向けて、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の車両を使ったラッピングを制作しています。
目の錯覚を利用し、大きな鮫が飛び出したり、めり込んだりしているように見える迫力のあるデザインになっています。
<鮫>は同館の売りのひとつで、現在は約50種250匹を飼育展示、同館によるラッピイング使用は3代目で、従来はマスコットキャラクターをかわいらしく描いていましたが、目玉である<鮫>を強く発信するために趣向を変えています。
運行は2017年12月29日(金)より2018年1月7日(日)までで、町を舞台にした人気アニメ「ガール&パンツァー」(ガルパン)の新ラッピング車両と連結させた特別編成で運行されます。
新京成電鉄では、平成30年1月1日(月)から約2週間、毎年恒例の干支のヘッドマーク電車を8800形電車1編成(6両編成)を運行します。
運行区間は、松戸駅~京成津田沼駅(日中時間帯、京成千葉線千葉中央駅まで直通運転あり)
この企画は、普段新京成電鉄の利用客への新年のご挨拶を目的として実施されており、今回で10年連続の運行になります。1月1日(月)から15日(月)までの期間限定で、新京成電車26編成中の1編成だけなので、この電車に乗ったり、見かけたりすれば、新年早々幸先が良いと感じそうです。
今回のヘッドマークのデザインは、平成30年の干支、犬=戌を「末広がり皆さまと触れ合える」という意味をこめて鏡餅(55cm翔75cm)のようにデザインされ、先頭車両(2箇所)に掲出されます。
< ステーキとすき焼き飯(画像:日本レストランエンタプライズ) >
日本レストランエンタプライズ(NRE)は2017年12月26日(火)から、JR東京駅構内1階「駅弁屋 祭 グランスタ店」で「ふるさと駅弁大会」を開催しています。
期間は31日(日)まで。さらに2018年1月6日(土)から14日(日)までは、「新春うまいもん駅弁大会」も開催される予定です。
「ふるさと駅弁大会」での一押しは、NREによると米沢駅の「ステーキとすき焼き飯」(松川弁当店:山形県米沢市)。「じっくり煮込んだ牛すき焼きと牛ステーキの2つの味を楽しめる、紐を引き抜くと温まる加熱式の駅弁」(NRE)とのこと。価格は(1600円・税込)です。
< (画像:新京成電鉄公式サイト) >
新京成電鉄は、同社の開業70周年と船橋市非公認キャラクター「ふなっしー」地上降臨5周年を記念して運行してきた「ふなっしートレイン」のラストランイベントを1月15日に開催すると発表しています。
「ふなっしートレイン」は同社の8800形1編成をふなっしーのイラストで装飾したラッピング電車。7月1日から9月末までの予定で運行を開始したが、好評のため12月末まで運行期間を延長されていました。
本来なら年内で運行終了となるところですが、「ふなっしー地上降臨5周年プロジェクト」公式サイトによれば、「このまま終わるのはちょっと寂しい」とのことで、急遽「ふなっしートレイン」を貸し切ってイベントを開催する運びになっています。
当日はくぬぎ山発新津田沼行のAコース(往路)、新津田沼発くぬぎ山行のBコース(復路)の2コースを用意。両コースとも「ふなっしートレイン」の乗車時間は約23分と短いですが、<ふなっしー>が列車に同乗し、車内アナウンスや各車両の巡回を行う「奇跡のラストラン」になるという。チケットはすでに完売しています。
ラストランイベントの実施にともない、「ふなっしートレイン」の運行期間も再延長されることになりました。最終運行は1月16日朝となる予定で、運行時刻は前日17時頃から新京成電鉄公式サイト内「新京成☓ふなっしー地上降臨5周年プロジェクト」ページで公表されます。また、三咲駅に施していた「みさっきー駅」装飾と「ふなっしー部屋」の設置も延長し、1月16日の「セブン-イレブン新京成ST三咲店」営業終了時刻までとなります。
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