江戸風俗研究家で文筆家や漫画家としても活躍した<杉浦日向子>の漫画代表作『百日紅』を、『カラフル』・『河童のクゥと夏休み』の<原恵一>が監督を務めたアニメーション映画『百日紅 Miss HOKUSAI』が、2015年5月9日より公開されます。
浮世絵師「葛飾北斎」の娘で、同じく浮世絵師として活躍した女性「お栄」が、父「北斎」や妹、仲間たちとともに生きた姿を、江戸の町の四季を通して描いています。
アニメーション制作は、<原恵一>監督作品では初となる「Production I.G」が担当しています。
声優には、「お栄」役の<杏>、今作で声優初挑戦となる「北斎」役の<松重豊>ほか、<濱田岳>、<高良健吾>、<美保純>、<筒井道隆>、<麻生久美子>ら豪華俳優陣が声を当てています。
『ヒート』・『コラテラル』の<マイケル・マン>が監督を務め、『マイティ・ソー』・『アベンジャーズ』の<クリス・ヘムズワース>を主演に迎え、ネットワークに不法侵入する謎のハッカーを相手に繰り広げられる攻防戦を描いた『ブラックハット』が、2015年5月8日より公開されます。
何者かのネットワーク不法侵入により香港の原子炉が爆破され、アメリカの金融市場も大打撃を受けます。アメリカと中国の共同捜査チームは事件解決のため、違法なハッキング行為で投獄されていた天才プログラマーの「ハサウェイ」に協力を要請します。
犯人は以前「ハサウェイ」が開発したプログラムを応用しており、「ハサウェイ」は捜査チームとともに犯人を追いかけ、シカゴから香港、マレーシア、ジャカルタを駆け巡ります。
『ラスト、コーション』などの<タン・ウェイ>と<ワン・リーホン>らが共演しています。
『アンノウン』 (2011年)・ 『フライト・ゲーム』 (2014年)に続き、<リーアム・ニーソン>と<ジャウム・コレット=セラ>監督が3度目のタッグを組んだクライムアクション映画『ラン・オールナイト』が、2015年5月16日に、全国でロードショー公開されます。
ニューヨーク、ブルックリンを縄張りとするマフィアの殺し屋「ジミー・コンロン」(リーアム・ニーソン)は、これまでに犯した罪にさいなまれ、酒をあおることが唯一の慰めでした。家族からも疎まれる「ジミー」でしたが、ある時、息子「マイク」の命が狙われ、息子を助けるために相手を殺害。
しかし、殺した相手は、マフィアのボスであり長年の友人でもある「ショーン・マグワイヤー」の息子でした。「ジミー」は復讐に燃える「ショーン」から追われる身となり、ニューヨークを舞台に逃走劇を繰り広げます。
「ショーン」役で、<エド・ハリス>。、「ジミー」を追い続ける「ジョン・ハーディング」刑事役で<ビンセント・ドノフリオ>が共演しています。
2005年から毎年行われてきた「GOING KOBE」を改名、2010年から「COMIN’ KOBE(かみんぐこうべ)」とし、今年は4月29日(水・祝)に無料のチャリティー音楽イベントが開催されます。
阪神・淡路大震災の復興支援に対する被災地からの恩返しを目的として、ポートアイランドにあります「ワールド記念ホール」と「神戸国際展示場1号~3号館」にて10:30~から、100組を超えるアーティストが出演する大規模な催しです。
その前夜祭として、「神戸ハーバーランドumie」のセンターストリート1階中央に特設会場を設け、16:00~18:45(予定)での開催です。
多くのボランティアの活躍で成り立っているイベントで、昨年は募金やグッズの販売で700万円ほどが「東日本大震災こども未来基金」に寄付されました。
今年も多くの入場者で、盛り上がることだと思います。
『クラウド アトラス』・『空気人形』などで国際的に活躍する女優<ペ・ドゥナ>が、2年ぶりに母国・韓国の映画に出演し、『アジョシ』・『冬の小鳥』で演技派子役として注目された<キム・セロン>と共演を果たした主演作『私の少女』が、2015年5月1日より全国で公開されます。
とある港町の派出所へ左遷された、ソウルのエリート警察官「イ・ヨンナム」は、母親が蒸発して父親と義理の祖母に虐待されている少女「ソン・ドヒ」と出会います。「ドヒ」を救おうと奔走する「ヨンナム」でしたが、自身のある過去が明らかにされ、
窮地に陥ってしまいます。そんな「ヨンナム」を救おうと、「ドヒ」はある決断をします。
2014年・第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、日本でも同年の第15回東京フィルメックスのコンペティション部門で上映された(映画祭上映時タイトル「扉の少女」)作品です。
「ヨンナヌ」役に<ペ・ドゥナ>、少女「ドヒ」役に<キム・セロン>が扮し、監督は、本作が長編デビューとなる<チョン・ジュリ>が務めています。
投稿サイトに掲載された実話を書籍化しベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』」を映画化した『ビリギャル』が、2015年5月1日より全国で公開されます、
ドラマ『あまちゃん』の<有村架純>が金髪ギャルに扮しています、名古屋の女子高に通う「さやか」は、偏差値30の学年ビリという成績。見かねた母に塾へ通うことを提案され、入塾面接で教師の「坪田」と運命的な出会いを果たします。金髪パーマに厚化粧、耳にはピアス、極端に短いミニスカートというギャル全開な「さやか」に面を食らう「坪田」でしたが、「さやか」の素直な性格に気付き、ふたりは慶應大学への受験合格を約束することになります。偏差値30のギャルが、偏差値70の慶應大学現役合格を果たすまでを、笑いと涙で描いていきます。
「さやか」に<有村架純>、「坪田」先生に<伊藤淳史>が扮し、監督は『いま、会いにゆきます』(2004年)・『涙そうそう』(2006年)・『ハナミズキ』(2010年)などを手がけた<土井裕泰>が務めています。
10年にわたって伊勢神宮を撮り続けてきた写真家<宮澤正明>が、太古の昔から森や海と共生を続けてきた日本人の心に迫った2014年製作のドキュメンタリー『うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ』が、2015年4月24日より公開されます。
伊勢神宮の神域林、木曽の大檜林、白神山地といった日本各地の深山幽谷へ足を踏み入れ、宮大工棟梁や漁師、科学者など各分野の専門家にインタビューを敢行しています。
さらに建築家の<隈研吾>やタレント・映画監督の<北野武>に宇宙観を聞くなど、様々なアプローチで人と自然の共生について考察し、現代日本人が失いつつあるアイデンティティーを再発見していきます。
『わたしはロランス』 (2012年)・『トム・アット・ザ・ファーム』(2013年)などで世界の映画界から熱視線を浴びるカナダの俊英<グザビエ・ドラン>の監督第5作『Mommy マミー』が、2015年4月25日より全国で公開されます。
2014年・第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、大御所<ジャン=リュック・ゴダール>の『さらば、愛の言葉よ』と並んで審査員特別賞を受賞した作品です。
15歳の息子「スティーヴ」(アントワン=オリビエ・ビロン)を育てる、気の強いシングルマザーの「ダイアン」(アンヌ・ドルバル)。「スティーブ」はADHD(多動性障害)のため情緒も不安定で、普段は知的で純朴だが、一度スイッチが入ると攻撃的な性格になってしまいます。そんな息子との生活に右往左往していた「ダイアン」でしたが、隣家に住む引きこもりがちな女性教師「カイラ」(スザンヌ・クレマン)と親しくなったことから、少しずつ日々に変化が現れます。
精神的ストレスから吃音に苦しみ休職中だった「カイラ」も、「スティーブ」の家庭教師を買って出ることで快方に向かっていきますが。
ディズニーのクラシック・アニメーションの名作としても知られる『シンデレラ』(1950年)を、ディズニーが新たに実写映画化した『シンデレラ』が、2015年4月25日より全国で公開されます。
母を病気で、父を事故で失った「エラ」は、父の後妻である継母とその連れ子の「ドリゼラ」と「アナスタシア」に「灰まみれのエラ」を意味する「シンデレラ」と呼ばれ、召使いのように扱われていました。
ある日、耐えきれずに家を飛び出した「エラ」は、森の中で城で働いているという青年「キット」と出会い、心を通わせます。王子である身分を隠していた「キット」は、城に帰ると父である国王から政略結婚を勧められますが、森で出会った「エラ」が忘れられず、彼女を探し出すため国中の未婚女性を招いた舞踏会を計画します。
イギリス出身の新星<リリー・ジェームズ>が「シンデレラ」に扮し、、「キット王子」役に<リチャード・マッデン>、意地悪な継母をオスカー女優の<ケイト・ブランシェット>、継母の連れ子の二人「アナスタシア」役に<ホリデイ・グレインジャー>、「ドリゼラ」役に<ソフィー・マクシェラ>らが演じています。俳優としても活躍し、『ハムレット』・『恋の骨折り損』・『魔笛』などを手がけてきた<ケネス・ブラナー>が監督を務めています。
福島第一原発の事故による全町避難で無人地帯となった福島県富岡町で、取り残された生き物たちと一緒に暮らす男性をとらえたドキュメンタリー『ナオトひとりっきりAlone in Fukushima』が、2015年4月18日より全国で公開されます。
事故発生時、原発から12キロに位置する富岡町で年老いた両親と暮らしていた55歳の<松村直登>さんは、原発に翻弄される暮らしに疑問を感じ、たったひとりで町に残ることを決意します。
電気も水道もない町で孤独な毎日を送りはじめた彼は、やがて町に置き去りにされた犬や猫、牛、ダチョウといった動物たちの中に自分の居場所を見出していきます。
放射能汚染された町の中でのびのびと生きる<松村直登>さんと動物たちの姿を通し、本当の幸せとは何かを問いかける作品です。監督は、『ハリヨの夏』 ・ 『孤独なツバメたち デカセギの子どもに生まれて』の<中村真夕>が務めています。
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