「ハッピーグリーティング」シリーズとして、2020年1月23日(木)に、額面「63円」・「84円」・「94円」として3種類のシート(1シート10枚構成)が発行されています。
その「94円」シート(シール式)には、「ブーケ」(5枚)と「リース」(5枚)が1シートに収まっています。
額面「94円」切手は少ないようですが、定形郵便物の25g以下が「84円」、50グラム以下が「94円」となっています。だいたいA45枚程度の枚数が目安です。
この「ハッピーグリーティング」シリーズは、切手デザイナー<山田泰子>の意匠で、オフセット5色刷り・箔押し(Nipponの文字)として100万枚発行されています。
当初は4月11日からの公開を予定されていましたが、原発事故の暗部を描き出した日韓共同制作 『STOP』(2017年・監督:キム・ギドク )や15分の短編映画『クライング フリー セックス』(2018年・監督:岩崎友彦)などに出演した<合アレン>の初監督作『RIVER リバー』が、本日6月6日より東京K’s cinemaで上映されます。
本作は、地方有数の企業家「黒澤」のボディガードに雇われた外国人の「マルコ」は、父親の手術費用を稼ぐために日本にやってきましたが、「黒澤」が「マルコ」を日本に招いたのは、裏で主催する闇格闘大会に出場させるためでした。「黒澤」は最近、病弱な妻を亡くしたばかりでしたが、残された娘の「るい」も、母親に似て身体が弱く、「るい」には婚約者がいましたが、「マルコ」と「るい」は許されない恋とわかっていながらも、互いにひかれあっていきます。
出演は、監督でもある<合アレン>が「るい」、彼女と公私にわたるパートナーでもある俳優・モデルであるイタリア系アメリカ人俳優の<マイケル・ファンコーニ>が「マルコ」を演じ、<小林元樹>、<音樹>、<真砂豪>、<渡辺裕之>らがキャストに名を連ねています。
人口減少や高齢化に直面する長崎市が、マンションやアパート、オフィスビルなどを建設する際の容積率を最大2倍に拡大する方針であることが5日に報道されています。住まいの受け皿を増やしつつ、分譲価格などの抑制を図り、定住人口の確保などにつなげて、住宅や施設を集約する「コンパクトシティー」づくりの一環だといいます。
市北部の路面電車沿線や東部、南部の生活が便利な地域を中心に対象候補とし、今後、住民説明会などを経て詳細な地域を選定。来年度からの運用を目指します。
高齢化などで市内斜面地から平地への住み替え需要は高いのですが、JR長崎駅周辺開発の影響もあり、利便性の高いエリアのマンション価格などは高騰。市都市計画課は、賃貸物件も含め相場が下がれば「若者やファミリー層も住みやすくなる」と強調。建て替え促進も期待しているようです。
長崎市は長崎駅周辺などの一部で昨年、先行して容積率を拡大しています。今後さらに公共交通機関が利用しやすい平地のうち、容積率の上限200%の地域は300%に拡大。大きな店舗や病院もある地域のうち、容積率の上限200~300%のエリアは400%となります。一部地域に設けている高さ制限は原則的に維持されます。
容積率の拡大とは別に、市は雇用創出の一環として、開発が制限されている市街化調整区域のうち、交通アクセスがいい地域で工場などの立地も可能とするよう基準を見直す方針だ。用地不足を解消するとともに、市街化区域からの工場移転を促し、新たな住宅用地などの確保にもつなげる意向のようです。
<里見香奈女流王位> <加藤桃子女流三段>
昨年度末の3月2日、第31期女流王位戦挑戦者決定戦が東京・将棋会館の「特別対局室」で行われました。挑戦者決定リーグを勝ち抜いてきたのは、<紅組>優勝の<伊藤沙恵女流三段>と、<白組>優勝の<加藤桃子女流三段>の二人でしたが、<伊藤>得意の「ウソ矢倉」に、機を逃さずに仕掛けた<加藤>が豪快に攻め続け、持ち時間を半分以上残して快勝。<里見香奈女流王位>への挑戦権を獲得していました。
<里見香奈女流王位>(27・四冠)に<加藤桃子女流三段>(25)が挑戦する第31期女流王位戦五番勝負が6月5日(金)に東京・渋谷区「将棋会館」で第1局が開催され、先手の<里見香奈女流王位>(28)が110手で挑戦者の<加藤桃子女流三段>(25)を破り、先勝しています。
当初は、4月から五番勝負第1局が行なわれる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、延期となっていました。
今回、緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、五番勝負が開局となっています。第2局は6月9日(火)、大阪市の関西将棋会館で行われます。
日本国内では5日、新たに44人の新型コロナウイルス感染が確認された。累計は1万7068人となっています。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員(712人)を含めます1万7780人。
死者は4人増え、計930人となりました。新たな死者の都道府県別の内訳は東京都で2人、埼玉県と石川県で各1人です。
東京都は、新たな感染者20人を確認、1日あたりの感染者が2桁となるのは5日連続となり、感染者20人のうち、現時点で感染経路が不明な人は12人でした。年代別にみると、20代が8人と最も多く、30代、40代が各4人で続き、接待を伴う飲食店従業員や客、会食パーティーで感染したとみられる「夜の街」関連は5人が含まれるといいます。
千葉県は、これまでに発表した感染者の中に、東京都の発表との重複が7人、公表漏れが3人あったことを明らかにしています。千葉県の感染者数は、5日に発表した1人を含めて計901人となります。
石川県は、新たに100歳以上の女性1人の感染を確認。女性はクラスターが発生している同県かほく市の「二ツ屋病院」の入院患者。同病院関連の感染者は計86人になっています。
福岡県は、北九州市で新たに5人の感染者が確認されたと発表、感染者の確認は5月23日から14日連続で、この間の感染者は計135人となっています。
人口動態総覧・前年比較抜粋(令和元年10月1日現在の推定)
厚生労働省は5日、2019年の人口動態統計を公表しています。死亡数から出生数を引いた人口自然減は51万5864人で、初めて50万人を超えました。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す「合計特殊出生率」は1.36で、前年を0.06ポイント下回り、4年連続で低下しています。政府は出生率を25年度までに1.8に引き上げる目標を掲げていますが、達成は一段と厳しさを増しているようです。
厚労省の担当者は「2018年の婚姻件数が前年比3.4%減で戦後最少だったことが、2019年の出生率低下につながったとみられる。子育ての不安や経済的問題を取り除くことが重要だ」としていますが、毎年同じ指摘のように思えます。
出生数は86万5234人(前年比5万3166人減)で、4年連続で過去最少を更新しまし。25~39歳の女性人口が減っており、厚労省は今後も減少傾向は続くとみています。死亡数は戦後最多の138万1098人(同1万8628人増)でした。
自然減は2005年に初めて発生し、2007年以降は減少幅が毎年拡大。2019年は前年より7万1794人拡大しています。
平均初婚年齢は夫31.2歳、妻29.6歳でいずれも6年ぶりに上昇。第1子出産時の母親の平均年齢は30.7歳で、都道府県別の出生率は沖縄1.82が最も高く、次いで宮崎1.73、島根1.68の順になっています。低いのは、東京の1.15で、宮城1.23、北海道1.24です。
<シルヴェスター・スタローン>(73)が主演を務める「ランボー」シリーズ第5作目として最終章「Rambo: Last Blood」が、『ランボー ラスト・ブラッド』の邦題で、2020年6月12日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー公開されます。
<シルヴェスター・スタローン>演じる元グリーンベレーのベトナム帰還兵「ジョン・ランボー」は、数々の戦いを経て祖国アメリカに戻っていました。故郷アリゾナの牧場で、友人「マリア」、その孫娘「ガブリエラ」とともに家族として平穏な日々を送っていた「ランボー」でした。
しかし「ガブリエラ」がメキシコの人身売買カルテルに拉致されたことによって「ランボー」は怒りを爆発させ、元特殊部隊員のスキルを総動員して壮絶な頭脳戦を展開します。
<マット・サーアルニック>と<シルヴェスター・スタローン>が共同で脚本を執筆。<メル・ギブソン>が製作・脚本・主演を務めた 『キック・オーバー』 (2012年)の<エイドリアン・グランバーグ>が監督を務めています。
<スタローン>のほか「マリア」役で<アドリアナ・バラッザ>(63)、「ガブリエル」役で<イヴェット・モンレアル>らが出演しています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け公開延期となっていた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が、当初の 封切り予定日3月27日 から、初夏に公開が延期に。その後、さらなる延期がアナウンスされていましたが、ようやく6月12日より全国で公開されます
<グレタ・ガーウィグ>が<ルイーザ・メイ・オルコット>の自伝的小説を実写化した本作では、マーチ家の4姉妹の絆と成長が描かれています。主演の<シアーシャ・ローナン>が次女「ジョー」を演じ、<エマ・ワトソン>が長女「メグ」、<エリザ・スカンレン>が三女「ベス」、<フローレンス・ピュー>が末っ子「エイミー」、<ティモシー・シャラメ>が「ジョー」の幼なじみ「ローリー」に扮しています。第92回アカデミー賞では衣装デザイン賞に輝いています。
1977年(昭和52年)11月15日、中学1年生の時に新潟市の学校から帰る途中北朝鮮に拉致された<横田めぐみ>さんの父親で、40年以上もの間、娘の救出活動を続けてきた<横田滋>さんが体調を崩し、一昨年4月から川崎市内の病院に入院していましたが5日午後、亡くなられています。87歳でした。
1997年(平成9年)に拉致被害者の家族会が結成されてからは、会の代表として、妻の<早紀江>さん(84)とともにすべての都道府県を回り、救出を求める署名活動や講演を重ねてきました。
2005年(平成17年)の暮れに血小板の難病を患っていることが分かり、これに長年の活動による疲労も重なって、13年前に家族会の代表を退きましたが、「拉致問題への世論の関心を維持しなければ」と、定期的に病院で検査を受けながら各地で被害者の帰国を訴え続けられていました。
2014年(平成26年)には、モンゴルで、めぐみさんが北朝鮮で産んだ孫に当たる<ウンギョン>さんと面会しましたが、その場に<横田めぐみ>さんの姿はなく、娘を救出する覚悟を新たにしていました。高齢となり解決が時間との闘いとなる中、被害者の一刻も早い帰国に向けた北朝鮮の決断と日本政府の取り組みを求めていました。
<早紀江>さんとともに「拉致被害者の救出運動のシンボル」として活動の先頭に立ってきた<横田滋>さんでしたが、解決にあまりにも長い時間がかかる中、足腰の衰えに加え、会話にも詰まるようになり、全国を回っての講演活動などは2016年(平成28年)3月を最後にできなくなっていました。
<横田めぐみ>さんが拉致される前日の自分の誕生日(1932年11月14日)に娘からプレゼントされた、「くし」を大事にされていた<横田滋>さんのご冥福を、心より祈りたいと思います。
本書『銀の猫』は、「文藝春秋」より、単行本として2017年1月に刊行され、2020年3月10日に文庫本となっています。
<朝井まかて>は、江戸の庭師一家を扱った『ちゃんちゃら』を読み始めとして、江戸時代を舞台とするお気に入りの作家のひとりで、江戸の青物問屋を舞台とする『すかたん』・植物学者<シーボルト>を主人公に据えた『先生のお庭番』・江戸娘三人の「お伊勢参り」を描いた『ぬけまいる』など面白く読んできました。
今回の『銀の猫』は、江戸の町を舞台として、妾奉公を職業とする母「佐和」がこしらえた借金が原因で離縁された25歳の「お咲」が、元夫に借金を返済するために高齢者の介護をする介抱人としての務めを通して江戸に生きる人間模様を描いています。
現代社会にも通じる老人介護の問題を、「五郎蔵」と「お徳」夫婦が切り盛りする介抱人の口入屋「鳩屋」と「お咲」の住む甚平長屋を舞台として、手助けの必要な老人の日常を描きながら、「お咲」の成長が描かれています。
表題にある「銀の猫」は、離縁された夫の義父から譲り受けた根付が「銀の猫」であり、介抱人として働く「お咲」の心の支えになっているとともに、長屋に出入りする「猫」が物語の伏線としていい味わいを出していました、
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