< 特急「らくラクはりま」289系車両(画像:JR西日本) >
JR西日本は2018年11月30日(金)、JR神戸線(東海道本線・山陽本線)で、通勤客向けの特急「らくラクはりま」を2019年春から運行すると発表しました。
大阪~姫路間を約1時間で結びます。途中の停車駅は、三ノ宮、神戸、明石、西明石、加古川です。運転は平日のみ。本数は、朝が姫路発1本、夕方が大阪発1本です。
車両は、特急「くろしお」などに使われている289系電車6両を使用。全351席で、うち18席は女性専用席として設定されます。
特急料金は、クレジットカード「J-WESTカード」会員向けの「J-WESTチケットレス」サービスを利用すると、大阪~姫路間720円(普通車指定席。以下同じ)、大阪~明石間620円、大阪~三ノ宮、神戸間510円です。通常購入の場合(普通車指定席、通常期)だと大阪~明石、姫路間1490円、大阪~三ノ宮、神戸間1170円になります。列車にはこのほか、普通車自由席やグリーン車指定席も設定される予定です。
日本初のステンレス鉄道車両である東急電鉄5200系電車が、2018年12月1日(土)に誕生60年を迎えています。
東急「5200系」は、鉄道車両メーカー総合車両製作所(J-TREC)の前身である東急車輛製造が製造し、1958(昭和33)年12月1日に営業運転を開始した鉄道車両です。
J-TRECによると、ステンレス車両は、汚れが落ちやすく、さびにくく、また、塗装なしでも美観を長期間保てることが大きな特徴。そのため車両の保守も容易で、車両のライフサイクル全体でのコスト削減を可能にしてきたといいます。
現在、国内のステンレス車両は、通勤電車約3万9450両の約6割を占めるとのこと。また、J-TRECが製造してきたステンレス車両はおよそ1万4000両にのぼるといいます。
ちなみに5200系は1986(昭和61)年、東急電鉄から上田交通(現・上田電鉄)に譲渡され、1993(平成5)年まで使われました。その後、1両はJ-TREC横浜事業所構内で、もう1両は上田電鉄で静態保存されています。
2008(平成20)年の11月30日。初代新幹線「0系」が、44年間の定期運行を終了しました。
この車両がデビューしたのは1964(昭和39)年の10月1日。初の新幹線路線である東海道新幹線の開業と同時でした。それから44年間、「0系」は「世界初の高速鉄道車両」として、200km/h以上で走り続けたことになります。
44年もの長期間にわたって「0系」が走り続けた理由としては、古くなった「0系」を新型車両ではなく、新車の「0系」で置き換えたことが挙げられます。赤字等の問題に揺れる当時の国鉄において、新型車両の導入は難しい状況だったことなどが、その背景にあります。
「0系」は1999(平成11)年9月18日、東海道新幹線での定期運行を終了。そして2008(平成20)年11月30日に山陽新幹線でも定期運行を終了し、その営業運転は臨時の「さよなら運転」を残すのみになりました。
< ヘッドマーク「クリスマス装飾列車」(画像:神戸電鉄) >
12月1日(土)から25日(火)までの期間、神戸電鉄「クリスマス装飾列車」が運行されます。
対象となる車両は「HAPPY TRAIN★(5000系4両編成)」で、先頭車両の前面にクリスマスをイメージしたヘッドマークが掲出されるほか、運転台にいる神戸電鉄のマスコットキャラクター 「しんちゃん」 がクリスマスの衣装を着用。女性専用車両を除く各車両の側面窓にも「しんちゃん&てつくん」とクリスマスをイメージしたデザインシールが貼付されます。
また、沿線の幼稚園や保育園(所)の園児らによる、サンタクロースへの願い事やメッセージが書かれたポスターを掲出し、車外・車内ともにクリスマス一色となります。
さらに、12月16日には電車での積極的なお出掛けを促すきっかけ作りとして、家族連れを対象とした特別列車イベント「電車に乗ってハッピークリスマス」を開催。車内で参加者が一緒に生演奏でクリスマスソングを歌ったり、「しんちゃん」がサンタクロースと一緒に神戸電鉄全線乗り放題のフリーパス(12月16日当日のみ有効)を含むクリスマスプレゼントを渡すなど内容満載。クリスマスソングのコーナーには兵庫県を中心に活動するアーティスト<衣川亮輔>さんが出演します。
< 旧塗装の7000系の車内をイメージした『南海電車ルーム』 >
全国で175店舗を展開する「ジャンボカラオケ広場」(通称:ジャンカラ)が、「南海電気鉄道」(本社:大阪)監修のもと、カラオケルームに南海電鉄の車内を再現。11月30日「ジャンカラ南海通なんば店」(大阪市中央区)にオープンします。
「南海電車ルーム」は、旧塗装の7000系の車内をイメージした内装で、運転台には実物の車掌マイクや座席、部品を使用。100インチのプロジェクターには展望映像が投影され、貴重な車両備品がルーム内に展示されるといいます。
また、運転席からの展望映像とともに表示される運転士の喚呼や、車掌のアナウンスのテロップをマイクで読み上げることができ、カラオケボックスで本格的な乗務員気分が味わえると人気を集めるサービス「鉄道カラオケ」。「南海電鉄」編は5区間がコンテンツとして配信されているが、この特別ルームでよりリアルに乗務員気分を体感することができるとか。
さらに特別ルームの誕生を記念して、南海電車をイメージしたコラボドリンク3種(390円)も登場。特典として、オリジナルコースター(全6種・ランダム)がもらえるとあってファンは必見だ。定員は12人(禁煙)。期間は2019年5月31日まで。
< E233系電車1編成に掲出するヘッドマークのイメージ(画像:JR東日本千葉支社) >
JR東日本千葉支社は、京葉線の新木場~蘇我間が開業30周年を迎えることから、記念列車を運行すると発表しています
京葉線は1986(昭和61)年3月3日に、最初の区間である西船橋~千葉みなと間が開業。1988(昭和63)年12月1日には新木場~南船橋間と市川塩浜~西船橋間、千葉みなと~蘇我間が、1990(平成2)年3月10日には東京~新木場間がそれぞれ開業しています。
記念列車は、2018年12月1日(土)に新木場~蘇我間が開業30周年を迎えることを記念し、同日から運転を開始。京葉線のE233系電車1編成を使い、先頭車には<ヘッドマーク>を提出するとともに、車内には、同路線の歴史や利用者らのメッセージなどを載せたポスターを掲示します。記念列車は2019年2月28日(木)まで、京葉線をはじめ内房線と外房線の一部区間でも運転される予定です。
初日の12月1日(土)は蘇我駅で出発セレモニーを開催。また、葛西臨海公園駅、新浦安駅、新習志野駅でも記念列車の運行開始にあわせたイベントが開かれる予定です。
神戸電鉄は鉄道開業90周年の記念日となる11月28日(水)の11時から、「しんちゃんぬいぐるみの記念販売」を行ないます。
「しんちゃん」は地元の高校生が考えた、神様のいる鉄道「神鉄(しんてつ)」のマスコットで、電車の妖精「てつくん」と一緒に鉄道を守る仕事をしているほか、神鉄の運転室に乗車したしんちゃんのぬいぐるみは安全走行を見守っています。
今回は鉄道開業90周年を記念して、要望の多かった「しんちゃんのぬいぐるみ」の現行のものよりひと回り小さいサイズの販売が決定。今月初旬のイベントで先行販売された「しんちゃんのミニぬいぐるみ」(2000円)は、約30分で完売したといいます。
当日は、鈴蘭台駅中央改札口(セブンイレブン神鉄鈴蘭台駅店付近)の特設ブースにて販売。また購入した人には「神戸電鉄のノベルティグッズ」がプレゼントされるほか、「しんちゃん&てつくん」と一緒に写真が撮れるミニイベントも実施されます。一般発売は翌日の11月29日、神鉄各駅店のセブン・イレブンや、神鉄食彩館西鈴店、北鈴店のサービスカウンターにて購入することができます。
< 「きらきらうえつ」(画像:JR東日本) >
JR東日本新潟支社が土休日を中心に白新線、羽越本線で運行している臨時快速の観光列車「きらきらうえつ」がなくなります。新潟支社は「きらきらうえつ」の運行を2019年9月末で終了し、車両も廃車にする方針を固めたことが報道されています。
この「きらきらうえつ」で使われている車両の名は「485系」といいます。かつての国鉄とJRでは、赤とクリームの2色で塗られた特急列車が各地で多数運行されていましたが、その特急列車で使われていた車両の多くが「485系」でした。その姿を記憶にとどめている人も多いのではないでしょうか。
「485系」は1964(昭和39)年から1979(昭和54)年にかけ、1453両が製造されました(「485系」とほぼ同じタイプの481系、483系、489系を含む)。「きらきらうえつ」の車両は車体の色や車内のサービス設備こそ全く異なりますが、「485系」を観光列車向けに改造したもの。台車やモーターなどの装置は「485系」そのものです。
しかし、新幹線ネットワークの拡大や老朽化などにより順次廃車。残った車両も特急での運行から離れて快速列車などで使われてきましたが、2017年3月には新潟~糸魚川間の快速列車を最後に毎日運転の定期列車での運用が終わりました。
しかし、「485系」が完全に消滅したわけではありません。いまもわずかではありますが車両が残っていて、団体列車や臨時列車で使われています。
北新幹線と、在来線の東北本線との接続駅となっている那須塩原駅(旧東那須野駅、栃木県那須塩原市)が2018年11月28日(水)に開業120周年を迎えることから、JR東日本が記念企画などを開催します。
11月28日(水)から、旧東那須野駅や那須塩原駅の駅舎や周辺の風景を収めた写真展を駅構内で開催。
ペットボトルのキャップを活用したエコキャップアートや、子ども向けクイズラリーも開催します。
11月28日(水)と12月2日(日)は記念のオリジナルクリアフィルを各日先着200人に配布。このほか、記念限定商品の販売や、12月2日(日)は「シンカリオン」との撮影会なども予定されています。
< とさでん交通600形 >
路面電車の小さな手作り模型が高知市の日曜市で販売されています。長さ5センチほどの車体に「ごめん」「いの」と方向板もつけられ、細部にもこだわり制作されています。
販売している模型は、とさでん交通の車両4種類。よく目にする600形や名古屋鉄道から譲り受けた真っ赤なボディーの590形、1950年代につくられた 200形 と200形207号が揃えられています。200形207号・通称「金太郎」はエアコンがなく、「おわび この車両には、エアコンがありません」という注意書きも再現されています。
店主の<田中修二>さん(69)はデザイン関係の仕事の傍ら、趣味で家や車の模型を作ってきた。4年前に高知市シルバー人材センターを通じ、日曜市に模型を出品することになった。「高知らしさ」を考え、路面電車に決めた。とさでん交通に商品化を要望すると日曜市限定で許可されています。
模型はセメントで作る。口に入れても大丈夫なペイントで色をつける。値段は1400円。インターネットや旅行雑誌に掲載され、県外からの観光客や外国人観光客に人気だといいます。
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