< 日立製作所は英国など欧州で事業を拡大している(写真は英高速鉄道) >
日立製作所はイタリアの高速鉄道向けの信号・運行管理システムなどを約9800万ユーロ(約130億円)で受注したと発表した。ミラノ~ヴェローナ間の高速鉄道の一部で、同路線は欧州の貨物・旅客輸送の効率化を目的に欧州連合(EU)が優先的に開発しています。
日立製作所が10月に株式3割強を追加取得して完全子会社化を目指している伊鉄道システム子会社、アンサルドSTSが受注した。受注距離はブレシア~ヴェローナ間の約70キロメートル分。信号システムや運行管理システム、電力監視制御システムなどをまとめて受注しています。
アンサルドや仏アルストムなどで組成するコンソーシアムで約350億円を受注しており、今回はその一部となります。
日立製作所 は2015年に伊アンサルドSTSを買収し、車両だけでなく信号システムなどをトータルで請け負うビジネススタイルへの転換を目指しています。強みとする英国では2017年に稼働した高速鉄道の車両やメンテナンスを請け負い、欧州での受注を積み重ねています。
1961(昭和36)年の12月11日。大阪市交通局の大阪港~弁天町間の3.1kmが開業しました。現在、コスモスクエア~長田間を結んでいる地下鉄中央線の1区間になります。
しかし開業当時、まだ「中央線」という名前はありませんでした。また、最初に開通した区間はすべて高架橋の上。地下鉄路線ながら地下区間無しで誕生しています。
コスモスクエア~長田間の全線開業は1997(平成9)年の12月18日になります。
ちなみに1961年に開業した当時、列車はわずか1両編成でした。
< 「ブルドッグ」とも表現される「キハ81系」の先頭車 >
1960(昭和35)年の12月10日。上野~青森間の特急「はつかり」に「キハ80系」ディーゼルカーが投入されました。
現在、北海道から九州まで各地で気動車による特急列車が運転されていますが、その最初はこの特急「はつかり」です。またそれに使用された「キハ80系」気動車は、日本初の特急形気動車でもあります。
このときデビューした「キハ80系」気動車にはいくつかのグループがあり、特急「はつかり」に投入された車両は「キハ81系」とも呼ばれます。
そして、この「キハ81系」の先頭車は見た目から当時、「ブルドッグ」とも呼ばれ、1961年第4回鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。
「くろしお」は紀勢本線初の特急として1965年3月1日に新設され、「キハ80系」が使用されました。1972年10月7日からは、日本初の特急用「キハ81系」が投入され、「キハ80系」と編成を組んで最後の活躍をしていましたが、1978年10月の紀勢本線、新宮までの電化完成により「くろしお」は振子電車381系化され、「キハ81系」は引退しています。
< キハ72系の「ゆふいんの森」(画像:JR九州) >
JR九州は2018年12月7日(金)、久大本線(ゆふ高原線)を走る特急「ゆふいんの森」が、2019年3月にデビュー30周年を迎えることから、日田、由布院(いずれも大分県)を中心とした送客キャンペーンを2019年1月から6月にかけて展開すると発表しています。
同列車はJR九州の発足間もない1989(平成元)年3月、博多~由布院~別府間を結ぶ特急として誕生。「高原のリゾートエクスプレス」というコンセプトで、当時としてはめずらしいハイデッカー(高床)構造やビュッフェ設備に加え、客室乗務員による車内サービスなど、従来の特急とは一線を画した列車がデビューしました。JR九州によると、2018年10月末時点で、「ゆふいんの森」はのべ約610万人に利用されたといいます。
キャンペーンでは、第1弾として、「ゆふいんの森」の車内販売メニューがリニューアルされるほか、日田、由布院を目的地とした旅行商品が順次発売されます。また、主要駅には、日田エリア、由布院エリアの観光地や飲食施設を地図で紹介したパンフレットが設置される予定です。
山陽電車・網干線の「平松駅」に12月1日から副駅名称「大和工業グループ最寄駅」が追加されています。
副駅名称の導入は、地元の企業・学校・商業施設・行政施設・観光名所・病院など、当該施設の最寄駅に追加され、山陽電車の駅と当該施設の両方が身近な存在として多くの人に親しまれることを目的とされています。
駅名看板5面に「大和工業グループ最寄駅」が追記され、上り下りホームに広告看板を10面設置しているほか、来年1月からは電車内の自動放送にも駅名案内の後に「鉄で拓く豊かな未来、大和工業グループ最寄駅」が追加されます。
< 7000系電車の「京とれいん 雅洛」(画像:阪急電鉄) >
阪急電鉄は2018年12月7日(金)、観光特急「京とれいん」の2編成目として、「京とれいん 雅洛(がらく)」を2019年3月に導入すると発表しています。
7000系電車6両を改造。1両ごとに季節を定め、各車両の外観や車内を異なるデザインにします。大阪方の1号車から順に、秋(カエデ)、冬(竹)、春(桜)、夏(葵)、初秋(ススキ)、早春(梅)です(カッコ内は外観の植物)。
コンセプトは「ご乗車されたときから京都気分」。現行「京とれいん」のイメージを継承しつつ、雅(みやび)な都へ向かう列車として「雅洛」としいう造語を付けたといいます。
「京とれいん 雅洛」は普通運賃のみで乗車できます。予約も不要です。2019年1月19日(土)のダイヤ改正以降、従来の「京とれいん」は快速特急Aとして、3月デビュー後の「京とれいん 雅洛」は快速特急として運転されます。快速特急Aはダイヤ改正で新設される種別で、途中は淡路、桂、烏丸に停車します(従来の快速特急が停車する十三はホームドア設置のため通過)。
「京とれいん 雅洛」の車内では、走行中の列車の前方映像をリアルタイムで配信。乗客は車内Wi-Fiで展望映像ページにアクセスし、その映像を楽しめます。
埼玉県北部に路線を有する秩父鉄道は2018年12月9日の1日限定で、アメリカ生まれのプレミアムアイスクリームブランド「Ben&Jerry’s(ベン&ジェリーズ)」とコラボレーションした「EL BEN&JERRY’S アイスエクスプレス」の運行イベントを実施します。
対象となる運行区間は「くだり熊谷-秩父間」。スタッフが車内をまわり、アイスクリームを配布してくれるそうです。かかる費用は乗車区間の乗車券のみ!予約不要で全車自由席です。
ベン&ジェリーズのアイスクリームは、中にチョコレートやクッキーなどの具がゴロゴロと入っているのが特徴。人工着色料や成長ホルモン剤を使ったミルクは不使用、安心な原材料で作られている濃厚アイスです。
さらにイベント当日は、特別乗車記念証のプレゼントも。BEN&JERRY’Sの牛が電車を運転している可愛らしいデザインになっています。
アイスクリームと特別乗車記念証は、ともになくなり次第配布終了となるのでご注意。運行時刻などその他詳細は公式サイトで確認してください。
東京メトロは12月5日(水)、日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅間に建設中の新駅の名称を「虎ノ門ヒルズ(とらのもんひるず)駅」に決定したことを発表しています。同駅は東京都港区虎ノ門一丁目の国道1号 桜田通りの地下に設置されます。
「虎ノ門ヒルズ」の直下に建設中のこの駅。最終完成時には周辺再開発事業において整備される建物「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」などと新駅がつながることもふまえ、利用者に「より明確でわかりやすく」、「まちと一体となった新たな駅」に相応しい名称として「虎ノ門ヒルズ駅」としたといいます。
また、「虎ノ門ヒルズ駅」は銀座線虎ノ門駅と地下歩行通路によって繋がれ、約435m・徒歩約7分で乗り換え可能になる予定です。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催前の供用開始を目指し、最終完成は2022年度を予定しています。
ジェイアール東海パッセンジャーズは2018年12月5日(水)、冬の季節限定弁当「冬の海の幸弁当」を6日(木)に発売すると発表しています。
酢飯の上にはカニほぐし、いくら醤油漬、蒸しうにを、白飯の上にはブリ照焼、イカ旨煮、味付数の子をのせています。つみれはふぐ皮入りです。
価格は(1380円・税込)、販売は2019年3月上旬までの予定です。東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」の車内(一部除く)をはじめ、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪駅や「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)にあるジェイアール東海パッセンジャーズの弁当売店で販売されます。
1935(昭和10)年の12月5日、三重県内を走る現在のJR東海・名松(めいしょう)線「松阪駅(松阪市~伊勢奥津駅(津市)」が全線開業しました。家城~伊勢奥津間17.7㎞の延伸によるものです。
ただ名松線は2009(平成21)年10月29日、台風18号による豪雨で被災。現在も、このとき延伸した家城~伊勢奥津間が不通になっており、全線開業する直前の状態に戻ってしまいました。
名松線では現在、復旧作業が進められており、2016年には再び列車が終点の伊勢奥津駅まで走り出す予定です。
ちなみに名松線は本来、伊勢奥津駅を終点にするつもりはなく、松阪から同じ三重県内の名張へ到達する予定だったため、名前が「名松」になっています。なお、名張 - 松阪間は、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線および同山田線によりほぼ直線的に結ばれています。
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