19日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。
英国のインフレ指標が市場予想を上回ったことで、インフレ圧力の根強さに改めて関心が向かい、英国債の利回り上昇が米債券市場にも波及。金利の上昇で、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に売りが先行しました。
19日発表の3月の英国の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比(10.1%)と、市場予想(9.8%)を上回りました。英国債利回りの上昇に連れて、米長期金利は前日終値(3.57%)より高い(3.6%)を上回って推移しました。
終値は続落し、前日比79ドル62セント(0.23%)安の3万3897ドル01セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反発し、前日比3.814ポイント(0.031%)高の1万2157.226でした。
S&P500種は横ばいの、前日比0.35ポイント (0.0084%)安の4154.52でした。
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比68円43銭(0.24%)安の2万8590円40銭で終えています。
日経平均は前日に年初来高値を更新しており、利益確定目的の売りが重荷となりました。18日の米株式相場が小動きだったため、方向感が定まりませんでした。
日経平均は前日まで8営業日続伸し、2022年8月以来およそ8カ月ぶりの高値水準になっています。8営業日間の上げ幅は「1200円」に迫り、急ピッチの上げに対し、きょうは目先の利益を確定する売りが優勢でした。朝方は小幅に上げる場面もありましたが、前場中ごろにかけて売りに押され、やや下げ幅を広げています。
終値は9営業日ぶりに反落し、前日比52円07銭(0.18%)安の2万8606円76銭で終えています。
18日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小反落で始まりました。ハイテク大手の決算が今週から始まりますが、主要企業の決算発表が本格化しており、業績が市場予想を下回った銘柄などが下げています。反面、中国経済の持ち直しを受けて景気敏感株などには買いが入り、相場を支えました。
金融のゴールドマン・サックスが朝方発表した2023年1~3月期決算で事業会社の売上高にあたる純営業収益が市場予想を下回り、嫌気した売りが出て(3%)前後値を下げています。決算を発表した医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も下げており、ダウ平均の重荷となりました。
18日発表の中国の1~3月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比(4.5%)増と1年ぶりの高い伸び率となり、市場予想も上回っています。
終値は、前日比10ドル55セント(0.031%)安の3万3976ドル63セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比4.312ポイント(0.035%)安の1万2153.412でした。
S&P500種は、前日比3.55ポイント (0.086%)高の4154.87でした。
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸してはじまりました。前日比160円54銭(0.56%)高の2万8675円32銭と、(3月9日)の年初来高値(2万8623円15銭)を上回る水準で前場の取引を終えています。
17日発表の4月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、同日の米株式相場が上昇したことが支えとなり、米景気の先行き懸念が後退し、景気敏感株の一角に買いが入りました。
日本時間18日午前に発表されました中国の1~3月期国内総生産(GDP)は、物価変動を除く実質で前年同期比(4.5%)増でした。市場予想を上回りましたが、東京市場での反応は限られたようです。
終値は8営業日続伸し、前日比144円05銭(0.51%)高の「2万8658円83」銭と(3月9日)の「2万8623円15銭」より約1カ月ぶりに年初来高値を更新しています。
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で推移して始まりました。
朝方発表の4月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、買いを誘いました。半面、今週は米主要企業の決算発表を控え、積極的な売買を手控える様子見も根強く、ダウ平均は下げに転じる場面もあり一時「3万3796ドル91セント」の安値を付けています。
4月のニューヨーク連銀製造業景況指数は(10.8)と3月の(マイナス24.6)から改善し、市場予想(マイナス15)も上回っています。米景気悪化への懸念が和らぎ、主力銘柄の一角に買いが入りました。
終値は反発し、前週末比100ドル71(0・30%)高のセント高の3万3987ドル18セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前週末比34.258ポイント(0.28%)高の1万2157.724でした。
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅反落し、前週末比18円16銭(0.06%)安の2万8475円31銭で前場を終えています。前週末14日に約1カ月ぶりの水準まで上昇したのを受けて目先の利益を確定する売りが優勢でした。
日経平均は寄り付き後に一時100円超えの「2万8599円75銭」の高値を付ける場面もありましたが、勢いは続きませんでした。
5月の米利上げ観測を背景にした米長期金利の上昇は、外国為替市場での円安・ドル高「1ドル=133円90銭台」を通じて自動車株の買いにつながり、トヨタやホンダが上昇しています。半面、米長期金利の高止まりには警戒感もあるという懸念もあり、相場全体の上値追いのムードは弱い流れでした。
終値7日日続伸し、前週末比21円31銭(0.07%)高の2万8514円78銭で終えています。
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。長期金利が上昇し、相対的な割高感があるとみられたハイテク株を中心に売りが出ました。半面、取引開始前に大手金融機関が発表した2023年1~3月期決算は軒並み市場予想を上回っています。決算の下振れへの警戒が和らぎ、株式相場を支えています。
同日発表の3月の小売売上高は前月比(1.0%)減と、市場予想の(0.5%)減を下回っています。一方、2月は(0.4%)減から(0.2%)減に上方修正され、米連邦準備理事会(FRB)が5月に利上げを見送るほどではないとの受け止められています。(FRB)の<ウォラー>理事が「一段の利上げが必要だ」と語ったとも伝わり、14日朝の米債券市場では長期金利が上昇しています。
金利の上昇で高PER(株価収益率)のハイテク株に売りが出ました。主力ハイテク株は前日に大きく上げていたため、持ち高調整の売りが出やすくなっている面もありました。
終値は反落し、前日比143ドル22セント(0.42%)安の3万3886ドル47セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比42.806ポイント(0・35%)安の1万2123.466でした。
14日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比276円14銭(0.98%)高の2万8433円11銭で前場を終えています。前日に今期業績見通しを上方修正した「ファストリテーリング」が(9%)高となり、1銘柄で日経平均を「277円」押し上げています。インフレ懸念の後退を背景に前日の米株式相場が上昇したのも好材料となりました。日経平均の上げ幅は一時「300円」を超え「2万8515円51銭」の高値を付けています。
13日発表の3月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回り、インフレ圧力が緩和しているとの受け止めから米利上げの長期化観測が後退。東京市場では朝方から幅広い銘柄に買いが入りました。米著名投資家の<ウォーレン・バフェット>氏が保有比率を高めたと言及した総合商社株も堅調に推移しています。
半面、高値警戒感から主力銘柄の一角には売りも出ています。為替が前日夕比で円高・ドル安「1ドル=132円台半ば」に振れており、輸出関連株などは売りに押されました。
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まりました。朝発表の3月の米卸売物価指数(PPI)は伸び率が市場予想を下回りました。米連邦準備理事会(FRB)による利上げの長期化への懸念が一段と和らぎ、買いが先行しています。半面、主力企業の決算発表が本格的に始まる前に様子見姿勢の投資家も多く、ダウ平均は下げに転じる場面があり、一時「3万3605ドル17セント」の安値を付けています。
3月の(PPI)は前月比で(0.5%)下がりました。市場予想(0.0%)を下回っています。エネルギー・食品を除くコア指数は市場予想に反して前月比で下落しています。朝方発表の週間の新規失業保険申請件数は前週比で23万9000件と市場予想(23万5000件)を超えています。12日発表の3月の消費者物価指数(CPI)に続きインフレ鈍化を示す内容と受け止められ、株式相場を支えています。
(PPI)の発表を受け、米長期金利は低下しています。金利の低下で相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株が買われています。
終値は反発し、前日比383ドル19セント(1.14%)高の3万4029ドル69セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、前日比236.935ポイント(1.99%)高の1万2166.272でした。 S&P500種は、前日比54.27ポイント (1.33%)高の4146.22でした。
13日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前日比25円97銭(0.09%)高の2万8108円67銭で前場を終えています。
米景気の先行き懸念が強まり前日の米株式相場が下落した流れを受け、東京市場でも朝方は幅広い銘柄に売りが先行しました。売り一巡後は値がさのグロース(成長)株の一角が買われて小幅高に転じています。
前日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回り、インフレ鈍化が示されたと受け止められ、米利上げの長期化観測が和らぎ、東京市場ではグロース(成長)株かつ、景気動向に左右されにくいクオリティー(優良)銘柄が買われて相場を支えています。
半面、3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で金融不安によって米経済が下振れするリスクについて言及され、米景気の先行き懸念が強まったことは重荷となっています。
終値5営業日続伸し、前日比74円27銭(0.26%)高の2万8156円97銭で終えています。
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