『踊る大捜査線』シリーズ(1997年1月7日~3月18日・フジテレビ)や『サマータイムタイムマシン・ブルース』(2005年)の<本広克行>監督が、<押井守>原案のストーリー『夢見る人』を映画化した『ビューティフルドリーマー』が、2020年11月6日より全国で公開されます。
<本広克行>(55)、<押井守>(69)、<小中和哉>(57)、<上田慎一郎>(36)による実写映画レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」の第1弾作品となります。
文化祭の準備に追われる熱気あふれる先勝美術大学の校内で、映画を撮ったことがない映画研究会の部室だけはいつものようなまったりとした時間が流れていました。「教室の片隅に何かある」という不思議な夢を見た「サラ」は、本当に古いダンボールを見つけてしまいます。箱の中に入っていたのは、古い脚本と演出ノート、そして1本の16ミリフィルムでした。
しかし、それは「撮ろうとすると必ず何か恐ろしいことが起こる」という、映研に代々伝わるいわくつきの台本でした。
『イノセント15』 (2016年・監督: 甲斐博和) ・ 『聖なるもの』 (2017年・監督: 岩切一空)などで主演を務め、連続テレビ小説第99作『まんぷく』(2018年10月1日~2019年3月30日)で<安藤サクラ>演じた主人公の娘「立花幸」役を務めるなど、 『海辺の金魚』 の映画監督として活躍する<小川紗良>(24)が主人公の「サラ」役を演じ、「アキモトサヤカ」役で <秋元才加>(32)、「リコ」役で<藤谷理子>(25)が出演しています。
上段左から、<三浦春馬> <三浦翔平> <森川葵>
下段左から、<西川貴教> <森永悠希> <蓮佛美沙子>
故<三浦春馬>(30歳没)が主演を務めた 『天外者(てんがらもん)』 が、2020年12月11日より全国で公開されますが、予告編が解禁されています。
幕末から明治初期に薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、商都・大阪の基礎を作り上げた男<五代友厚>の半生を描く本作。「五代」を<三浦春馬>が演じ、「坂本龍馬」役で<三浦翔平>(32)、「岩崎弥太郎」役で<西川貴教>(50・T.M.Revolution)、「伊藤博文」役で<森永悠希>(24)、遊女「はる」役で<森川葵>(25)、五代の妻「豊子」役で<蓮佛美沙子>(29)、五代の両親役に<生瀬勝>と<筒井真理子>がキャストに名を連ねています。
NHK大河ドラマ「天地人」(2009年)の<小松江里子>(58)が脚本を担当し、『利休にたずねよ』 (2013年) ・ 『海難1890』(2015年)の<田中光敏>(62)が監督を務めています。
予告編は「五代」が「私は夢のある未来が欲しいだけだ!」と力強く語るシーンで幕開け。その後、「五代」が仲間たちとともに全身全霊で日本のために奮闘する姿が映し出されています。
2021年2月11日より全国で公開されます<西川美和>(46)の監督作 『すばらしき世界』 が第56回シカゴ国際映画祭で観客賞を受賞しました。アメリカ現地時間10月28日に発表されています。
人生の大半を獄中で暮らした実在の男性をモデルに、出所後に戻った社会で必死に生きる男「三上」の姿を描いています。<佐木隆三>の小説 『身分帳』 を原作に、<西川美和>が脚本を書き上げました。
同映画祭では、主人公の「三上」を演じた<役所広司>(64)が、 「ベストパフォーマンス賞」 を受賞しており、本作は2冠に輝きました。
映画祭からは「是枝裕和と師弟関係にある<西川美和>の『すばらしき世界』が、観客賞を受賞した。彼女の思いやり深くも鋭いストーリーは、ある元犯罪者が再び社会でやり直そうとする困難を描いている。幼年時代から児童養護施設、少年院、刑務所を出たり入ったりした元ヤクザの三上が13年間の刑務所生活から解放されたのち、何が彼を待ち構えているのか? 予期せぬところで友人や仲間に支えられながら、三上は新たな仕事と自分らしさの両方を手にするべく奮闘しながら社会生活に適応しなければならないのだ」とコメントが寄せられています。
<アン・ハサウェイ>(37)の主演作『The Witches』が、『魔女がいっぱい』の邦題で、2020年12月4日より全国で公開されます。
『チャーリーとチョコレート工場』(2005年・監督: ティム・バートン)の原作『チョコレート工場の秘密』などで知られる<ロアルド・ダール>の小説をもとにした本作は、1960年代を舞台にしたファンタジー映画です。
ある日、豪華なホテルに上品な美女が現れます。しかしその正体は仲間を集めてある計画をもくろむ邪悪な大魔女〈グランド・ウィッチ〉でした。劇中ではある少年が偶然魔女の集会に紛れ、その計画を知ることになります。
<アン・ハサウェイ>が演じたのは「グランド・ウィッチ」。『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』の<オクタヴィア・スペンサー>、 『プラダを着た悪魔』 で<アン・ハサウェイ>と共演した<スタンリー・トゥッチ>もキャストに名を連ねています。
監督は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの<ロバート・ゼメキス>が務め、 『シェイプ・オブ・ウォーター』 (2017年)の<ギレルモ・デル・トロ>監督や、 『ゼロ・グラビティ』 (2013年)の<アルフォンソ・キュアロン>監督が製作に名を連ねています。
第93回米アカデミー賞国際長編映画賞(旧外国語映画賞)部門の日本代表に、河瀬直美監督(51)の 『朝が来る』 が決まったと、日本映画製作者連盟が29日発表しています。
今後、世界各国の代表作品から候補作が絞られ、来年4月に受賞作が決まります。
『朝が来る』は、<辻村深月>さんの同名小説『朝が来る』(2015年6月・文藝春秋刊)を原作として、特別養子縁組で子どもを迎え入れた夫婦と、その子を産んだ若い母の苦悩をミステリータッチで描いています。出演は<永作博美>、<井浦新>、<蒔田彩珠>、<浅田美代子>らで、10月23日より全国で公開中です。
日本代表作品は、映画監督や脚本家、評論家ら7人の選考委員が、申請のあった11作品から選出しています。
上段左から<柿澤勇人> <石田ニコル>
下段左から<矢崎広> <やのぱん> <笑福亭鶴光>
<尾上松也>と<百田夏菜子>(ももいろクローバーZ)が共演 する『すくってごらん』の追加キャストが発表されています。
<大谷紀子>の同名マンガをもとにする本作は、東京から左遷された元エリート銀行員「香芝誠」が、金魚すくいやそれを取り巻く人々と出会い成長していく物語。「香芝」に<尾上松也>、「香芝」が一目惚れする美女「生駒吉乃」に<百田夏菜子>が扮します。
追加キャストとして、「生駒吉乃」が「お兄さま」と呼ぶ金魚好きの謎の男「王寺昇」を<柿澤勇人>、「香芝」に恋心を抱く魅惑的なカフェ店員「山添明日香」を<石田ニコル>が演じます
また、ミュージカルなどで活躍する<矢崎広>、落語家の<笑福亭鶴光>、関西を中心に活動するタレント<やのぱん>が出演することも発表されています。
『ボクは坊さん。』の<真壁幸紀>が監督を務めた『すくってごらん』は、2021年3月より全国で公開予定です。
映画『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』が、2020年11月24日(火)よりNetflixで全世界独占配信。それに先駆けて、11月13日から全国の劇場で公開されます。
本作はアメリカでベストセラーになった<J.D.ヴァンス>の回顧録『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』をもとに、家族の愛と再生をつづる物語です。
名門イェール大学に通う「ヴァンス」は、理想の職に就こうとしていた矢先、家族の問題によって記憶から消そうとしていた苦い思い出のある故郷へ戻ることを強いられます。そこで彼を待ち受けていたのは、薬物依存症に苦しむ母親「ベヴ」。幼い「ヴァンス」を育ててくれた、快活で利発な祖母「マモーウ」との思い出に支えられながら、彼は夢を実現するために自身のルーツを受け入れなくてはならないことに気付きます。
監督は、『ビューティフル・マインド』(2001年)の<ロン・ハワード>が務めています。『アメリカン・ハッスル』(2013年・監督: デヴィッド・O・ラッセル)の<エイミー・アダムス>が「ベヴ」、 『天才作家の妻 ー40年目の真実ー』 (2017年・監督: ビョルン・ルンゲ)の<グレン・クローズ>が「マモーウ」を演じ、 『砂上の法廷』 (2016年・監督: コートニー・ハント)の<ガブリエル・バッソ>が「ヴァンス」に扮しています。 『イコライザー』 (2014年・監督: アントワーン・フークア)の<ヘイリー・ベネット>、 『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』 (2011年・監督: ルパート・ワイアット)の<フリーダ・ピント>もキャストに名を連ねています。
<有村架純>(27)と<菅田将暉>(27)が主演を務める映画 『花束みたいな恋をした』 の公開日が、2021年1月29日に決定。あわせて、本予告が公開されています。
各時代の金字塔となった名作ドラマで知られる脚本家<坂元裕二>が、執筆段階から<有村架純>と<菅田将暉>を主役に想定して、初めて映画オリジナルのラブストーリーを紡いでみせています。『カルテット』(2017年1月17日~3月21日・TBS系)で演出を務めた、 『麒麟の翼 劇場版・新参者』 (2012年)、 『映画 ビリギャル』 (2015年)や 2020年10月30日公開の 『罪の声』 の<土井裕泰>が監督を務めています。
東京・京王線の明大前駅で終電を逃し、知り合った21歳の「山音麦」(菅田将暉)と「八谷絹」(有村架純)は、好きな音楽や映画が同じで、あっという間に恋に落ち、大学を卒業後、フリーターをしながら同棲を始めます。渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、現状維持を目標に、ふたりは就職活動を継続。同時代のカルチャーを背景に、「麦」と「絹」が過ごした忘れられない季節と恋の行方が描き出されます。
本予告は、「麦」と「絹」が人生最高の恋をした奇跡のような5年間を切り取ります。不思議なほどの共通点に、互いを意識し合う「麦」と「絹」。「話が合うからってだけなのかな?」「友達だって思ってるのかな?」「3回ご飯食べて告白しなかったら、ただの友達になってしまうよって説あるし」「次は絶対に告白しようって」と〈坂元裕二らしさ〉があふれるセリフの掛け合いとともに、あっという間に距離を縮めていく様子が描かれています。
『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 の日本公開日が、2021年2月5日に決定、あわせて日本版ポスタービジュアルが公開されています。
本作は全国300館、400スクリーン以上の映画館での公開が決まっています。ポスタービジュアルは11月中旬より全国の映画館で掲出予定です。
<ビアトリクス・ポター>(1866年7月28日 ~1943年12月22日)の同名絵本を映画化した 『ピーターラビット』 (2018年・監督: ウィル・グラック)の続編にあたる本作です。
今回は、生まれ育った湖水地方を飛び出し都会へ向かった「ピーター」が、地下組織を率いる「バーナバス」に出会い〈ワル〉になっていくさまが描かれます。
前作に引き続き<ウィル・グラック>が監督を務め、<ドーナル・グリーソン>、<ローズ・バーン>らが出演しています。日本語吹替版では<千葉雄大>が「ピーター」、<哀川翔>が「バーナバス」に声を当てています。
2021年1月29日より全国で公開されますドキュメンタリーシリーズ『アート・オン・スクリーン』の新ラインナップとポスタービジュアルが、公開されています
〈映画館の大画面で美術を楽しむ〉が、コンセプトの同シリーズ。「時代を創った芸術家たちの作品とその背景」がテーマの今回は、<レオナルド・ダ・ヴィンチ>の作品と称されるものを世界8カ国で収録した<フィル・グラブスキー>の監督作『天才画家ダ・ヴィンチのすべて』、同じく<フィル・グラブスキー>が<パブロ・ピカソ>の人生をたどった『ピカソがピカソになるまで』、フェミニスト、革命家、そして自由な恋愛のアイコンでもある<フリーダ・カーロ>の激動の人生を紐解く<アリ・レイ>監督作『フリーダ・カーロに魅せられて』がラインナップに並んでいます。
プロデューサーでもある<フィル・グラブスキー>は「私の敬愛してやまない、美的感覚の鋭い日本の観客の皆様に、本シリーズをご覧いただけることを大変うれしく思います。どれも、天才画家の画業を一望できる自信作です」とコメントしています。
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