『流浪の月』@<李相日>監督
1月
22日
<凪良ゆう>の2020年本屋大賞受賞作『流浪の月』を、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で人気を得てきた『フラガール』・『悪人』・『怒り』などの<李相日(リ・サンイル)>が映画化しています。
子供の頃に公園で出会った大学生のもとで2カ月を過ごした「家内更紗」を<広瀬すず>、帰りたがらない「更紗」を部屋に招き入れた「佐伯文」を<松坂桃李>が演じ、事件から15年後に「文」と再会してしまう更紗の現在の恋人「亮」役に<横浜流星>、癒えない心の傷を抱える「文」に寄り添う看護師「谷あゆみ」役に<多部未華子>、<趣里>、<三浦貴大>、<白鳥玉季>(子役)、<増田光桜>、<内田也哉子>、<柄本明>がキャストに名を連ねています。
ポスターには過酷な運命に翻弄され、どこか遠くを見つめる「家内更紗」と「佐伯文」の姿が取り込まれています。「元誘拐犯と、その被害女児。──許されないふたり。」とコピーが添えられ、消せない烙印を背負った2人の姿を浮かび上がらせています。