18日18:00、観客数1万5804人の神宮球場にて「ヤクルトー阪神」11回戦が行われ、阪神が今季チーム初の1試合4本塁打で「8-1」の快勝でした。
阪神が先発<西純矢>投手(20)が、投打に渡る活躍でした。球団では2007年5月5日・広島戦(甲子園)の<ボーグルソン>以来、15年ぶりとなる「8番・投手」で出場。投げては115球6安打7奪三振1失点(自責点1)の完投で今季2勝目をマークし、打っては2回プロ初本塁打(2ラン)を放っています。
立ち上がりから150キロ台の威力ある直球と落差の大きいフォークのコンビネーションでヤクルト打線を圧倒。五回1死一、三塁のピンチは<内山>を三ゴロ併殺打に仕留め、六回に<山田>に左越えソロを許しましたが、終盤も崩れることなく投げ切りました。
打線は初回に<マルテ>が先発<高橋>から先制の左越え1号ソロを放ち、3回には2死一、三塁から<大山悠輔>が<高橋>から左越え6号3ランで追加点。6回には<佐藤輝明>が<木沢>から中越えに10号ソロ。ルーキーイヤーの昨季は24本塁打を放っており、球団では1981~82年の<岡田彰布>以来41年ぶりとなる新人から2年連続2桁本塁打の快挙となっています。
17日18:00、観客数1万4221人の神宮球場にて「ヤクルトー阪神」10回戦が行われ、阪神は「2X-1」の今季5度目のサヨナラ負けを喫し、対ヤクルトとの対戦成績は3勝7敗となっています。
阪神先発の<西勇輝>は、6回84球4安打5奪三振1四球の好投で、5回<糸原健斗>が先発<サイスニード>から右翼席に放った今季1号本塁打での「1-0」で3勝目の権利をもって2番手<渡邉 雄大>に引き継ぎ<アルカンタラ>→<湯浅京己>→<岩崎優>と引き継ぎましたが、9回登板の<岩崎優>が虎の子の「1点」を守れませんでした。9回1死一、三塁から<青木>に右中間への同点二塁打を打たれ、さらに1死二、三塁から<オスナ>にサヨナラの右犠飛を打たれ、2失点で負け投手となっています。
またも貧打(本塁打を含む4安打)の阪神、好投の<西勇輝>に白星は付きませんでした。本来の表題は、「<糸原健斗>今季1号本塁打」
でしたが、残念です。
15日14:00、観客数3万2183人の横浜スタジアムにて「DeNAー阪神」7回戦がおこなわれ、阪神が「8-1」で快勝で2連勝、5位DeNAに2.5ゲーム差としています。
先発した<ウィルカーソン>は、6回98球5安打3奪三振1四球1失点(自責点1)の好投で2勝目(2敗)を挙げています。
打線は、2回、2死二、三塁の場面から<近本光司>が左翼へ2点二塁打を運び先制。3回は<佐藤輝明>が4月29日・巨人戦(東京ドーム)以来となる8号ソロを先発<東>から右翼席へ放つと、後続が1死一、三塁の好機を作り、<糸原健斗>の遊撃適時内野安打で加点して「4-0」としています。
5回には無死満塁から<梅野隆太郎>の犠飛、<ウィルカーソン>のスクイズで「6-0」とダメを押しました。そして6回、無死から<佐藤輝明>が<田中健>から中堅へ9号ソロをマーク。複数本塁打は昨年5月28日・西武戦(メットライフドーム)での3本塁打、8月17日・DeNA戦(東京ド)の2本塁打に続き3度目となりました。
7回以降は、2番手<岩貞祐太>→<浜地真澄>→<加治屋蓮>→<斎藤友貴哉>とリリーフ陣が無得点に抑えています。
14日14:00、観客数3万2481人の横浜スタジアムにて「DeNAー阪神」6回戦が行われ、阪神は序盤から効果的に得点を重ね「9-2」で快勝、連敗を2で止めています。5位・DeNAとのゲーム差は3・5になっています。
打線は、1回、<近本光司>と<中野拓夢>の連打で無死二、三塁とし、<マルテ>の右犠飛と<佐藤輝明>の右線適時二塁打で2点を先制しました。
1点を返された後の2回は、先発<上茶谷>から<中野拓夢>が右越え2号2ランで「4-1」としました。5回は1死から<中野拓夢>と<マルテ>の連打と<佐藤輝明>の申告敬遠で満塁とし、<大山悠輔>の中犠飛で<上茶谷>を降板させています。さらに2番手<三上>から<糸井嘉男>が右前2点適時打を放ち、「7-1」と突き放しました。
「7-2」の6回には2死から<近本光司>が中前打で出塁し、続く<中野拓夢>がプロ初の1試合2発となる3号2ランを3番手<宮国>から右翼席にたたき込んでいます。
阪神先発の<青柳晃洋>は6回を89球8安打6奪三振2失点(自責点2)で交代。球団では2003年<井川慶>以来、19年ぶりとなる4試合連続完投はなりませんでしたが、今季4勝目(1敗)を挙げています。
13日、観客数1万0121人のベルーナドームにて「西武ー楽天」6回戦が行われ、西武が「4X-2」で勝っています。
この試合、西武の38歳の<中村剛也>内野手が、<長嶋茂雄>(巨人)を抜いて歴代14位(13位:タフィ・ローズ・464本)となる通算445号本塁打を放っています。
「1-2」の1点を追う6回、<外崎>の適時打で追いつき、なお2死無走者で迎えた打席。3ボール1ストライクから楽天<滝中>の超スローカーブを豪快にすくい上げてバックスクリーン左まで運んでいます。現役最多を更新し、節目の450号まであと5本と迫る勝ち越しの今季3号でした。
11日18:01、観客数3万0917人の阪神甲子園球場にて「阪神ー広島」8回戦が行われ、阪神は「2-3」で負け、「またもや1点に泣きました」
1988年以来34年ぶりとなる開幕から広島戦7連敗(1分け)となってしまいました。3カード連続負け越しで、借金は再び14(12勝26敗)に膨らんでいます。広島は中日に「2-0」で負けたヤクルトを抜き首位に浮上しています。
阪神先発阪神・秋山拓巳投手(31)が先発し、4回6安打1失点で降板でした。
1回に、先頭<堂林>に右中間二塁打を許すと、<菊池涼>のバントで1死三塁とされ、続く<西川>の遊撃内野安打であっさりと先制されてしまいました。その後のピンチを断ち、直後の攻撃で味方が2得点して「2-1」と逆転しましたが、秋山拓巳はその後も立ち直りきることができず、2、3回も安打をきっかけにして得点圏に走者を背負いました。追加点こそ与えませんでしたが、4回を終わって今季最少の64球を投げたところで<矢野>監督は投手交代を決断。勝利投手の権利すら得ることができずに降板でした。
打線も1回以降追加点がとれず、7回には「1死満塁」の絶好機に<マルテ>、<佐藤輝明>が連続三振、8回には「1死二、三塁」としながら<ロハス>三振、<梅野隆太郎>遊撃ゴロに打ち取られ、1点が取れませんでした。
11日、福岡市のPayPayドームで行われました「ソフトバンクー西部戦」にて、ソフトバンクの<東浜巨>投手が、ノーヒットノーランを達成しました。プロ野球でのノーヒットノーランは史上84人目になります。
今シーズンここまで3勝1敗の<東浜巨>投手は、8回まで1本のヒットも打たれませんでした。そして2点リードで迎えた9回は、2アウトをとったあと、西武の9番、<金子侑司>をセカンドゴロに打ち取り、ノーヒットノーランを達成しています。
<東浜巨>投手は27人のバッターと対戦し、フォアボールを2つ与えましたが、いずれも内野ゴロによるダブルプレーでしとめ、三振を6つ奪い、球数は97球でした。
プロ野球でのノーヒットノーランは、ロッテの<佐々木朗希>投手が今年の4月10日に完全試合を達成して以来、史上84人目、95回目となります。
10日18:01、観客数3万1560人の阪神甲子園球場にて「阪神ー広島」7回戦が行われ、阪神は「0-3」で「今季10度目(38試合)の完封負けとなり、」
対広島戦0勝6敗1分けとなっています。
阪神先発の<西勇輝>は、6回105球7安打3奪三振1四球2失点(自責点2)で、6回<西川>に右前に運ばれた後、<マクブルーム>の5号2点本塁打を打たれ、2番手<加治屋>に引き継いでいます。
右足コンディション不良から1軍復帰した<マルテ>が「3番・一塁」に入り、<大山悠輔>を「5番・左翼」、今季初スタメンの<北條史也>を「6番・三塁」に起用。右打者を並べての左腕<床田>対策でしたが、6回2死一、二塁で<マルテ>が空振り三振に倒れ、9回無死一、二塁の好機も<マルテ>、<佐藤輝明>、<大山悠輔>が凡打に倒れ無得点と、最後まで攻略できませんでした。
8日14:00、観客数2万9772人の「バンテリンドーム」での「中日ー阪神」8回戦は、阪神が終盤に試合をひっくり返し「4-3」で勝ちました。ここまで5戦5敗だった「バンテリンドーム」で今季初勝利を挙げ、対中日戦3勝5敗としています。
「1-3」で迎えた7回。無死一塁からこの日7番に入った<大山悠輔>が、「NPBマザーズデー」ということで1日限りの使用が許された桃色のバットで、先発<柳>の変化球を捉えて左中間へ起死回生の同点5号2点本塁打を運んでいます。「3-3」の8回には1死から四球で出塁した<中野拓夢>が二盗に成功。<佐藤輝明>も中前打で一、三塁のチャンスを作ると、<ロハス・Jr.>の遊ゴロの間に三走<中野拓夢>が勝ち越しとなる4点目のホームを踏んでいます。
先発の<西純矢>は<鵜飼>に3号ソロ、<石川昂>5号ソロを浴びながら、直球とフォークを巧みに交えて6回を74球6安打5奪三振1四球3失点(自責点3)と試合をつくりました。7回は2番手<アルカンタラ>、8回は<湯浅京己>が無失点でつなぎ、9回は<岩崎優>が今季5セーブ目で締めています。勝利投手は<アルカンタラ>につき1勝としています。
7日14:00、観客数3万6177人のバンテリンドームにて「中日-阪神」7回戦が行われ、阪神が「1-2」で負けています。
前日6日の中日戦で9回まで完全投球を食らい、最終的に10回1安打無得点でサヨナラ負けを喫した阪神<矢野>監督が、直近4試合で15打数無安打の<大山悠輔>を6番に下げ、3番に<中野拓夢>、4番に<佐藤輝明>、5番には<山本泰寛>を据える新オーダーで臨みましたが、この日も5安打1得点で、あと1点が取れず連日の接戦を落としています。
1点を先制された二回に<大山悠輔>の中前適時打で一時同点に追いつきましたが、再び1点を追った四回1死二、三塁で、<大山悠輔>が初球を仕留め損ねる三ゴロで無得点。今季のバンテリンドームはこれで5戦5敗といまだ勝ち星なしです。6連勝後は1勝4敗。なかなか適時打が出ない今季の阪神を象徴する連敗でした。
阪神先発<ウィルカーソン>は5回94球5安打6奪三振2失点(自責点2)で、その後も2番手<アルカンタラ>→<岩貞祐太>→<加治屋蓮>と無得点に抑えているだけに、貧打線に投手の好投が報われない状態です
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