22日18:00、観客数2万7368人のマツダスタジアムにて「広島ー阪神」10回戦が行われました。阪神は延長11回「4-5」のサヨナラ負けを喫し、対広島戦10試合で1勝もできず対戦成績は0勝9敗1分けとなっています。
広島を相手に開幕から10試合を終えて勝利なしの状況は、1988年以来、34年ぶりの不甲斐ない記録となる一戦でした。
先発<ガンケル>がよくありませんでした。2回、3回、5回は共に3連打を浴びています。5回90球10安打2奪三振で3失点(自責点3)でマウンドを降りています。
延長10回に<佐藤輝明>の右中間適時二塁打で1点を勝ち越し。この試合初めて広島からリードを奪い「よし!!」と思ったのもつかの間、その裏、満を持して代役守護神の<アルカンタラ>でしたが。先頭の<坂倉>に右翼席へ同点ソロ5号本塁打を被弾。試合を振り出しに戻されてしまいました。
そして延長11回、2死から<宇草>が<アルカンタラ>から右中間へサヨナラ1号本塁打を打ち込んでいます。右翼の<佐藤輝明>が少しだけ打球を追いましたが、ぼう然とスタンドに飛び込む打球を見届けて3時間56分の試合終了でした。
21日18:00、観客数2万4399人のマツダスタジアムにて「広島ー阪神戦」9回戦が行われ、阪神は「3-5」で負け、またしても広島から勝ち星を挙げることができずに対広島戦を0勝8敗1分けとしています。
阪神先発の<西勇輝>は12試合目の登板でしたが、5回83球7安打4奪三振の5失点(自責点5)の投球内容で、2番手<石井>にマウンドを引き継ぎ、5敗目(4勝)となっています。
打線は、7回に<大山悠輔>が、中安打の<近本光司>を一塁に置き、先発<床田>から左翼席に18号2点本塁打を放ち「2-5」、9回には3番手<栗林>から、<近本光司>、<佐藤輝明>の連打に続き、またも<大山悠輔>が中安打で1点を返し「3-5」としましたが、後続が続かずそれまででした。
21日、阪神球団は<チェン・ウェイン(陳偉殷)>投手(36・背番号14)が退団することを発表しています。一時代を築いた左腕が静かにタテジマを脱ぐことになりました。
チーム構成を考えた場合、現状ではローテーションに入ってくるのはなかなか難しいということでの退団のようです。22日にウエーバー公示の手続きが行われます。ウエーバー公示後1週間で、他球団から獲得の申し込みがなければ、自由契約となります。
台湾高尾出身の<チェン・ウェイン>は、2004年中日に入団し、先発として2010年、2011年のリーグ連覇に貢献。2009年に最優秀防御率賞。2012年に米大リーグオリオールズに移籍。2014年に16勝するなどメジャー通算8年で59勝51敗でした。
2020年はロッテ、2021年から阪神に加入。大リーグ時代の年俸は最高24億円を超え、今季の推定年俸は2億1000万円。日本通算37勝33敗。昨季加入した阪神では、左肩痛の影響もあって2試合の登板にとどまっていました。
阪神球団は20日、元オリックスの<アデルリン・ロドリゲス>内野手(30)の獲得を発表しています。背番号は91。推定年棒25万ドル(日本円約3370万円)です。
メジャー経験はないものの、日本での活躍の指標になる3Aでは、在籍3年間で打率・295、60本塁打の数字を残しています。マイナーリーグ通算では215本塁打。
今季はパドレス傘下の3Aエルパソに所属して、45試合で打率・272、12本塁打、46打点をマークしています。一塁手で32試合、三塁手で1試合、指名打者(DH)で13試合に出場でした。
一塁は、三塁から移った<大山悠輔>が絶好調で守っていますし、2軍で調整中の<ジェフリー・マルテ>とも競合しそうな守備位置です。
19日14:00、観客数3万7468人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」10回戦が行われ、阪神は打線が同点に追い付くも投手陣が粘り切れず同点の8回に勝ち越しを許し「4-7」と逆転負けを喫し、「父の日仕様の水色のタイガース文字と縦じまのユニフォーム」で挑みましたが、甲子園の連勝も7で止まっています。
阪神先発の<西純矢>が4回途中64球4安打2奪三振4四球3失点(自責点3)で降板しています。
幸先よく2回1死満塁で8番<西純矢>投手が先発<京山>から三塁線を破る2点二塁打を放ち、先制に成功。続く<坂本誠志郎>の適時打で3点目を挙げ「3-0」としました。
しかし、3回のマウンドでは2死満塁から<桑原>に同点の2点適時打を許し、<西純矢>は3失点で降板、2番手<浜地真澄>につなぎ3番手<加治屋蓮>が<宮崎>に一時勝ち越しのソロを被弾してしまいます。
1点を追う7回1死満塁の好機に<糸原健斗>の中犠飛で同点に追いつきましたが、8回に5番手<湯浅京己>が、<宮崎>・<桑原>に連打され1死一、二塁から<神里>に中越え三塁打を浴び、2失点。なおも代打<藤田>に右前安打を打たれ3失点で「4-7」と突き放されてしまい、その後打線は追いつくことができず、DeNA戦3連勝、今季3度目の6連勝とはなりませんでした。
18日14:00、観客数1万⑥0⃣7⑤人のベルーナドームにて「西武ーオリックス」11回戦が行われ、オリックスの<山本由伸>投手(23)が、プロ野球史上97度目(86人目)となるノーヒットノーランを達成しています。
直近では7日にDeNA<今永昇太>投手(28)が日本ハム戦(札幌ドーム)で達成しており、4月10日に完全試合のロッテ<佐々木朗希>投手(20)、5月11日のソフトバンク<東浜巨>投手(31)も達成しており、今季4人目の快挙となっています。
<山本由伸>は、9回打者28人に102球お安打9奪三振1四球の無失点でリーグトップの7勝目を挙げ、チーム6連敗を阻止しています。5回2死で6番<外崎修汰>に四球を与えるまでは完全投球でした。オリックスでの無安打無得点は12年<西勇輝>(現阪神)以来、10年ぶりでした。
<山本由伸>は都城(宮崎)から2016年ドラフト4位でオリックスに入団し、プロ6年目。昨季は最多勝(18勝5敗)と最優秀防御率(1.39)、勝率第1位、最多奪三振(206)でタイトルに輝き、沢村賞にも選ばれています。
18日14:00、観客数3万7874人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」9回戦が行われ、阪神が「4-1」で勝ち、対戦成績を阪神5勝4敗と勝ち越しています。
阪神打線は、1回には<佐藤輝明>が逆転2点打をマーク、<大山悠輔>が3回2死一塁で先発<濱口>からバックスクリーンへ17号2ランを放ち、主砲の活躍で5連勝としています。<大山悠輔>は交流戦を含め、6月は13戦9本塁打としています。
7試合目先発<伊藤将司>投手(26)は、9回94球3安打3奪三振1失点(自責点1)で3勝目(2敗)を自身3度目の完投勝利で飾っています。
阪神は、上位の広島がヤクルトに「6-10」で負け、わずかな勝率差(阪神:31勝35敗1分=・470、広島:30勝34敗2分け=・469)で3位に浮上しています。
17日18:00、試合開始に先立ち「トラフェス」が行われました観客数3万7803人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」8回戦が行われ、阪神が「7-5」で勝ち対戦成績を4勝4敗の五分としています。
セ・パ交流戦が終わり、リーグ戦再開でしたが、阪神は順調な滑り出しをしています。日ハムに対して〈ノーヒット・ノーラン〉の先発<今永>を打ち砕いての勝利でした。
初回、失策もあり無安打でDeNAに先制点1点を献上していますが、阪神打線が上回りました。1点を追う1回はいきなり2死満塁とチャンスを作り、<糸原健斗>が左翼線に逆転の2点適時打を放ち、さらに失策絡みで失点を許した<山本泰寛 >にも2点二塁打とリードは「4-1」と広げました。
そしてこの日、絶好調だったのは<大山悠輔>でした。3点リードの3回2死では<今永>の初球の内角高め直球を豪快に振り抜き、超弾丸ライナーの15号ソロが左翼ポール際に放り込んでいます。さらに、次打席の6回には<今永>から初球を左翼席中段へ16号ソロを放っています。
阪神先発<青柳晃洋>は、5回までは1失点(自責0)と安定した投球を披露してきましたが、6回に相性の悪い<神里>に右翼へ1号3ランを叩き込まれ、6回96球3安打6奪三振2四球2死球今季ワーストの4失点(自責3)で降板しています。しかし、後を継いだ救援陣の奮闘もあり、8勝目(1敗)を挙げています。
2番手<岩貞祐太>→<加治屋 蓮>に次ぎ1軍再昇格したばかりの<湯浅京己>も2点リードの8回からマウンドへ。安打と四球で2死一、二塁とピンチを招きましたが、2安打と当たっていた<森>を151キロ直球で見逃し三振に抑え、最後は<アルカンタラ>が来日初セーブ(1勝1敗)を挙げています。
17日、阪神甲子園球場にて「阪神-DeNA」8回戦が行われるのに先立ち、阪神が「トラフェス」を開催しています。
入場者全員に特製フードタオルが配布され、1日限定で選手の登場曲が懐メロになります。「雨柳」さんの異名も持つ先発の<青柳晃洋>投手は<小泉今日子>の「優しい雨」でマウンドに登場しています。
試合前には「半世紀以上タイガースファン」だという歌手の<サンプラザ中野>(61)が登場しています。<中野拓夢>の「背番号51」ユニホームを着用して、「逆転優勝しましょう!」との掛け声に続き、バックネットの前でヒット曲『Runner』を伸びやかに歌い上げ、ファンから拍手喝采を浴びています。
12日14:00、観客数3万1855人の京セラドーム大阪にてセ・パ交流戦「オリックスー阪神」3回戦が行われ、阪神が11安打の「9-1」の快勝でした。
3連勝で交流戦を12勝6敗の2位で終えています。この日敗れたDeNAとわずかな勝率差で入れ替わり4位に浮上。3位広島に2差と背中が見えています。前日11日には64試合目でようやく最下位を脱出したばかりで、2日で2つ順位を上げ、17日DeNA戦(甲子園)からリーグ後半戦に突入します。
<佐藤輝明>は5月14日のDeNA戦(横浜)以来、今季3度目の3安打猛打賞。1試合6打点は自己最多で昨季記録した5打点を更新する大活躍でした。
3回に<近本光司>と<佐藤輝明>の連続タイムリーで2点を先制。5回には<大山悠輔>が2点打、7回には再び<佐藤輝明>が2点二塁打を放って6点差に広げました。さらに9回に<佐藤輝明>が5月29日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、12試合ぶりとなる13号3ランでダメを押しています。
先発の<ガンケル>は完封目前としていた9回2死から3番<中川>4番<杉本>に連打を打たれ、1失点でした。それでも9回115球5安打7奪三振1失点(自責点1)で来日初完投勝利を挙げ3勝目(4敗)を挙げています。
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