24日雨で試合開始時間が遅れ18:30、観客数1万6091人の明治神宮球場にて「ヤクルトー阪神」6回戦が行われ、阪神が今季初の二けた得点を挙げ「11-3」で勝利を収めています。
初回から打線がつながりました。1死から、4試合ぶりの先発となった<糸原健斗>が三塁線を破る安打で出塁。続く<佐藤輝明>が先発<金久保>の初球を弾丸ライナーで右中間席へ運び、リーグタイに並ぶ先制6号2ランを放ち先制点、さらに2死一塁から<中野拓夢>が昨季5月4日・ヤクルト戦(神宮)で放ったプロ1号以来となる今季1号2ラン。いきなり4点を奪いました。
「4-0」の三回には無死一、三塁の好機で<中野拓夢>が左前適時打をマークして5点目。1死一、三塁から<梅野隆太郎>の二ゴロの間にもう1点を追加して「6-0」。
「7-2」の七回2死二塁では、代打から途中出場していた<小幡竜平>が<大下>の初球を捉えて右越え2ラン。プロ4年目にして記念すべき初本塁打でした。
「9-2」の八回には、1死一、三塁から<中野拓夢>の犠飛で10点目。2死一塁で守備から途中出場の<島田海吏>が右前適時打を放って「11-2」と突き放しました。
前回登板の17日の巨人戦では1点リードの4回に3ランを被弾して5回3失点で敗戦投手となった先発の<ガンケル>は、5回87球3安打3奪三振2四球2失点(自責点2)と好投し、今季初勝利の1勝(3敗)を挙げています。
23日(日本時間24日)、リグリーフィールドにて「カブスーパイレーツ」5回戦が行われ、カプスが「21-0」で大勝しています。
カブスの<鈴木誠也外>は「2番・右翼」で出場し、4打数3安打1打点1盗塁で、打率は3割7分2厘、出塁率は5割1分7厘。OPSは1.238となっています。
第1打席で左前安打。第2打席は右前適時打。第3打席は二ゴロに倒れましたが第4打席で右中間へ二塁打を放っています。メジャー初盗塁も決めています。4度目のマルチ安打ですが1試合3安打は初めてになります。
対戦相手のパイレーツ<筒香嘉智>は「4番・一塁」で先発出場でしたが、3打数無安打に終わり、打率は1割8分2厘です。
23日18:00、観客数今年一番の2万6197人の明治神宮球場で「ヤクルト―阪神」5回戦が行われ、阪神は「0-1X」で負け、12球団最速での20敗目(4勝1分け)となっています。
阪神の先発、<アーロン・ウィルカーソン>投手は6回1/3を投げ、90球3安打7奪三振1失点(自責点1)と好投しましたたが、4回の<青木>の右翼席への1号ソロ本塁打が悔しい1球になりました。
1球に泣きましたが、その後も<ウィルカーソン>は崩れることはなく、最少失点で投げ進め、味方打線の援護を待ちましたが1点が取れません。
阪神初回、先発<石川>に対して、<熊谷敬宥>・<佐藤輝明>の連続安打で一、二塁の場面にダブルスチールで1死二、三塁の好機に<大山悠輔>は四球で満塁としましたが、続く<ロハス・Jr.>が捕邪飛で2死、<小野寺暖>が見逃しの三振に倒れ、無得点に終わってしまいました。この回に得点があれば、試合の流れは大きく変わっていたと思いますが、25試合消化して1点差での敗戦も10敗目となり、1点も取れない完封負けも6試合目です。
22日18:00、観客数2万0207人の明治神宮球場での「ヤクルトー阪神」4回戦、阪神が投打の主力が活躍し「6-0」の完封勝利で開幕からのビジター連敗を「12」で食い止め今季ビジターで初勝利を挙げ、チームの連敗も4でストップ。泥沼のチーム状態でしたが、カード先勝しました。
1回2死二塁、4番<大山悠輔>がヤクルト先発<高梨>の浮いたフォークをとらえ、左中間に3号2ランを放っています。「2-0」のまま膠着状態が続きましたが、7回には<佐藤輝明>が1死二塁で右中間フェンス直撃の適時二塁打で「3-0」、<メル・ロハス・ジュニア>が2番手<コール>から左翼ポール直撃の3号3ランで「6-0」と突き放しました。
初回の2点を守ったのが先発の<青柳晃洋>投手でした。1回は、1番<青木>の右安打と<村上>・<宮本>への連続四球で2死満塁のピンチを背負いますが、<長岡>を空振り三振に仕留めました。6回には、<青木>に右二塁打を打たれ無死二塁で<山田>を空振り三振、<村上>も内角高め速球で空を切らせ三振。<宮本>を投ゴロに仕留め、踏みとどまりました。
<青柳晃洋>は今季初登板でした15日の巨人戦に続いて2戦2勝。9回124球3安打7奪三振2四球の完投完封で節目のプロ通算40勝に積み上げています。
20日、横浜スタジアムでの対DeNA5回戦は、阪神「5-7X」の雨天コールドゲームとなり逆転負けとなっています。
4回阪神<小野寺暖>が、今季1号となる代打逆転満塁本塁打を左翼席中段に打ち「5-3」とリードしました。<小野寺暖>は今季7打席目で初安打が本塁打となっています。阪神の逆転満塁本塁打は2021年5月2日広島戦の<佐藤輝明>以来、また、代打満塁本塁打は2020年8月6日の巨人戦の<中谷将大>以来、通算17本目でした。そのうち逆転が付いたのは7本目です。
過去16本の試合は逆転弾を含めすべて勝利しており、代打満塁本塁打が出たにもかかわらず黒星が付いたのは今回の<小野寺暖>で3人目、セ・リーグでは史上初めての試合となっています。
21日18:00、観客数1万6995人の横浜スタジアムで「DeNAー阪神」5回戦が行われ、阪神は6回雨天コールドゲームで「5-7X」の今季10試合目の逆転負けを喫し、4連敗で今季敵地12戦12敗となっています。
横浜スタジアムでの対DeNA同一カード3連戦3連敗は横浜時代の2007年9月24~26日以来、15年ぶりの屈辱です。かつて「横浜銀行」の例えもあった好相性の横浜で勝てず、DeNAが5割に復帰したため、セ・リーグの借金を全て抱える借金16となってしまいました。今季は3勝19敗1分けとなり、勝率は1割3分6厘に落ちています。
20日18:01、観客数1万9143人の横浜球場で「DeNAー阪神」4回戦が行われ、延長戦の末、阪神は「0-1X」で今季3度目のサヨナラ負けを喫し、3度目の3連敗で3勝18敗1分けとなっています。
試合は序盤から先発の<小川一平>が快投。力強いストレートを軸にツーシーム、カットボール、カーブなどを織り交ぜDeNA打線に付け入る隙を与えませんでした。自己最長となる7回を投げ95球2安打6奪三振2四球の無失点としてスコアボードに7つ目のゼロを刻んでいます。
続く八回に打席が回ったところで代打が送られて交代。打線の援護がなく、白星の権利は手に入りませんでした。
打線は序盤から得点圏に走者を置きながら、あと一本が出ず。互いに均衡を破れないまま延長戦に突入すると、延長十回に4番手<浜地真澄>が<ソト>に右翼ポール際へサヨナラ3号本塁打を浴びてしまいました。
19日18:01、観客数1万7596人の横浜スタジアムで「横浜ー阪神」3回戦が行われ、阪神は「4-5X」の今季8度目の逆転負けで2連敗となっています。4点先制しましたが、ひっくり返され、敵地では10戦全敗。今季3勝17敗1分け。勝率は8厘下がって1割5分になっています。
阪神打線は初回1死から2番<佐藤輝明>が三塁線を破る二塁打で出塁。<大山悠輔>の死球、<ロハス・ジュニア>の四球などで2死満塁とDeNA先発の<ロメロ>を攻め込むと、<糸井嘉男>の三塁適時内野安打、<糸原健斗>の中前2点適時打で幸先良く3点を奪いました。続く二回には2死から<佐藤輝明>が弾丸ライナーで右翼席中段に運ぶ5号ソロ本塁打。二回を終えて「4-0」と試合の主導権を握りました。
しかし、先発の<西勇輝>が撃ち込まれてしまいます。
二回に3連打などで2点を返されると、四回には<大和>の右中間適時二塁打、代打<藤田>の右前適時打で同点に追いつかれ、「4-4」で迎えた五回。1死一、二塁から<宮崎>に中越えへ勝ち越しの適時二塁打を許し、五回途中67球8安打1四球1死球の5失点(自責点5)で降板、2番手<馬場 皐輔>に引き継いでいます。
打線も三回以降はDeNAの小刻みな継投策の前に2安打散発の沈黙。九回は先頭の代打<島田海吏>が四球で出塁も、1死一塁から<中野拓夢>が二ゴロ併殺に倒れ、三塁打を残すサイクル安打に期待がかかる<佐藤輝明>まで打順が回せずゲームセットとなっています。
17日14:00、観客数4万1175人の阪神甲子園球場で、対巨人6回戦がおこなわれ、阪神は「1-3」の逆転負けでカード3連勝にはなりませんでした。
阪神先発の<ガンケル>は、4回に<ウォーカー>に来日1号となる3ラン本塁打を打たれ「1-3」と逆転されてしまいました。5回73球4安打3奪三振3四球3失点(自責点3)で2番手<浜地>に引き継ぎ、<岩貞>~<馬場>と巨人打線を抑えていますが、打線が逆転をすることはありませんでした。
打線は8安打と巨人の5安打を上回りましたが、2回<糸井嘉男>の、バックスクリーンに運ぶ3号ソロによる1点のみに終わりました。この日<糸井嘉男>は3安打猛打賞で、2点を追う九回も左前打を放って出塁し、逆転へ向けての機運を高めましたが、後続が続かず無得点に終わっています。
17日14:00、観客数2万9426人のZOZOマリンスタジアムにて「ロッテ―日本ハム」4回戦が行われました。
ロッテ<佐々木朗希>(20)が日本ハム打線を圧倒し、8回までパーフェクト投球をしました。<佐々木朗希>は、10日のオリックス戦でプロ野球史上16人目、28年ぶりの完全試合を達成しています。
この日も8回102球で0安打14奪三振0四球の完全投球。プロ野球史上初の2試合連続完全試合を目前にしていましたが、8回まで打線の援護がなく「0―0」で、<井口>監督が9回<益田>と交代で降板しています。
この日は一、二回に三振を奪い、25イニング連続奪三振を記録。2020年に<山本由伸>(オリックス)がマークした日本選手最長記録に並んでいます。三回は三振を奪えず、新記録達成は逃しました。
また、3試合にまたがる連続打者アウトを「52人」とし、大リーグ記録を塗り替えています。大リーグ記録は2014年8月28日、ジャイアンツの右腕<ユスメリオ・ペティット>投手(当時29)がロッキーズ戦で記録した「46人」連続アウトです。<ペティット>は、同7月22日から先発登板で最初の8人を抑えたこの試合まで、8試合にまたがっての記録達成でした。
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