4月1日18:00、東京ドームでの対巨人1回戦戦が行われ、阪神は「5-6」で負け開幕からチームワースト記録更新となる7連敗を喫してしまいました。過去、優勝チームの開幕連敗は1960年・大洋(現DeNA)の6連敗が最長。開幕7連敗から優勝したチームはなく、早くも優勝確率は消えています。
阪神先発<藤浪晋太郎>投手(27)が4回88球7安打2奪三振4四球6失点(自責4)で降板、2番手<石井大智>にマウンドを引き継いでいます。
1回1死から2番<坂本>に内角低めを左中間席に1号本塁打を運ばれますと、続く3番<ポランコ>にフルスイングされて右越え2号アーチを被弾。自身初の1イニング2本のアーチを浴びています。2回にも2死から8番<大城>に左越え1号本塁打を打たれ、3回二死満塁のピンチでは<丸>に2点適時右前打を浴び、気が付けば計5失点。まさかの序盤の展開になりました。
1試合3被弾もプロ初の屈辱でした。チームは泥沼の開幕6連敗中。今季初勝利を<藤浪晋太郎>に託しましたが、6失点炎上で重苦しい雰囲気のゲーム展開でした。
3月31日18:00、観客数2万1534人のマツダスタジアムにて対広島3回戦が行われ、阪神は「2-3」の逆転負けを喫し、広島とのこのカード3敗となり、ヤクルトの開幕カード3連敗と合わせ、1995年の開幕5連敗を更新する球団ワースト記録の開幕6連敗となってしまいました。
五回までに<佐藤輝明>の適時打などで2点を先行しましたが、四回までノーヒット投球の<秋山拓巳>が五回に広島打線につかまりました。先発<秋山拓巳>は五回2/3を投げ80球6安打3奪三振1四球の失点3(自責点3)で今季1敗としています。
<上本>の適時打などで同点に追いつかれると、続く六回に<マクブルーム>に左翼フェンス直撃の決勝適時打を浴びています。
阪神打線は<梅野隆太郎>の3安打を含む10安打・2四球の出塁でしたが、2得点だけで残塁が10と攻め切れませんでした。
30日18:00、観客数2万3281人のマツダスタジアムにて対広島2回戦が行われ、阪神は「3-9」の逆転負けで、広島は開幕5連勝、阪神は開幕5連敗となっています。1995年以来27年ぶりとなる開幕5連敗で球団ワーストに並んでしまいました。
5回に<ロハス>の1号ソロで「1-0」と先制した阪神が、6回に守備の乱れが連発して「1-3」と勝ち越しを許しています。
5回まで無失点と力投を続けていた先発<伊藤将司>が、2死一、二塁のピンチを背負うと、5番<坂倉>の一塁方向への強烈な打球を<マルテ>が捕球できず。二塁<糸原健斗>のカバーも遅れ、二塁走者が「1-1」となる同点の生還を果たしています(記録は一塁強襲の適時内野安打)。
さらに<会沢>の適時打で逆転を許すと、なおも一、三塁の場面では<末包>の打球を遊撃手<中野拓夢>が痛恨のトンネル。点差が「1-3」の2点に広がる痛すぎるミスになってしまいました。
先発<伊藤将司>は、6回1/3を111球9安打4奪三振1四球失点6(自責点5)で2番手<浜地>にマウンドを引き継いでいます。
なんてこった!!単独最下位に転落
29日18:00、観客数2万8028人のマツダスタジアムでの対広島戦、阪神は「2-3」のまさかのサヨナラ負けで開幕4連敗を喫しています。阪神が開幕4連敗はワーストタイの5連敗を記録した95年以来、27年ぶりの記録となっています。
阪神先発<西勇輝>が6回2/3を108球4安打1三振4四球1失点(自責点1)の好投でした。初回から五回まで毎回出塁を許すも、変化球を巧みに操って粘投。三回1死二塁から<小園>に右前適時打で先制されるも、後続は抑えて最少失点に抑えています。
しかし、1点リードで迎えた九回に暗転。開幕戦で救援に失敗した守護神<ケラー>が登板しましたが、2本のあんだと四球で一死満塁のピンチを作ると、たまらず<矢野燿大>監督は<湯浅京己>に交代。広島<西川>に右越えサヨナラタイムリーを打たれてしまいました。
打線は、1点を追う六回無死満塁で、<糸井嘉男>の二ゴロ間に三塁走者が生還して「1-1」の同点。29イニングぶりにスコアボードに得点が刻まれました。続く1死二、三塁の好機で<大山悠輔>が左犠飛を放ち、「2-1」と逆転に成功。七回にも2死二・三塁の好機がありましたが、<糸原健斗>が三振に倒れ、得点できませんでした。
27日14:01、観客数2万9111人の京セラドーム大阪にて対ヤクルト3回戦が行われ、阪神は「0-4」の完封負けで球団史上初の主催開幕カード3連戦3連敗を喫しています。開幕3連敗は2020年の巨人3連戦以来、2年ぶりとなっています。
プロ初登板初先発したドラフト3位<桐敷拓馬>投手(22)は5回0/3を94球8安打5奪三振1四球3失点(自責点3)でプロ初黒星を喫しています。2回に5番<サンタナ>の左越えソロで先制され、6回は3番<山田>、4番<村上>に2者連続タイムリーを打たれています。
3点ビハインドの7回には3番手の<小野泰己>が1番<塩見>にランニング本塁打を献上。右中間の中間地点への飛球に中堅<近本光司>、右翼<佐藤輝明>ともにスライディングキャッチを試みるも捕れず、右中間最深部フェンスまで転がる間にホームインを許しています。阪神がランニング本塁打を浴びるのは2012年8月25日広島戦で<天谷>以来、10年ぶりの記録となりました。
打線はヤクルト先発<高梨>に6回無失点の今季初勝利を献上。1回2死二、三塁、3回2死一、三塁、5回2死一、二塁の好機に得点できませんでした。悪夢の逆転負けを喫した25日開幕戦の5回から23イニング連続無得点とゼロ行進が続いています。
投手陣は踏ん張れず、打線は沈黙という最悪の状態の<阪神タイガース>です・・・。(涙)
26日14:02、観客数2万8315人の京セラドーム大阪にて、「阪神ーヤクルト」の2回戦が行われ、阪神は「0-6」の完封負けで開幕2連敗になっています。
阪神は、2回<大山悠輔>と6回<近本光司>のわずか2安打の貧打線では勝てるわけがありません。
阪神、3年目でプロ初先発の<小川一平>が5回まで1安打無失点と好投していましたが、6回につかまりました。2死満塁から<サンタナ>に先制2点打を許して降板。一、三塁で救援した2番手の<渡辺雄大>も連打を浴び、さらに2点を追加されています。
打線はヤクルト先発の<高橋>の前に沈黙。5回までに出塁したのは、初回先頭の<近本光司>の振り逃げと2回2死からの<大山悠輔>の右越え二塁打のみ。7回に3四死球で2死満塁の好機を作りましたが、代打<ロハス>が二飛に終わって無得点でした。
9回には5番手として<石井 大智>が登板、<長岡>に右安を撃たれたのに続き<オスナ>に1号2ラン本塁打を打たれ6点目とされています。
打線の援護のなかった<小川一平>は5回2/3を107球4安打6奪三振2四球1死球4失点で、プロ初黒星としています。
25日18:05、観客数3万5510人の京セラドーム大阪にて、阪神ーヤクルト1回戦が行われ、阪神が「8-10」の悪夢の逆転負けで開幕戦を落としています。
この日、阪神打線は<糸井嘉男>が本塁打を含む3安打4打点。4番に抜てきされた<佐藤輝明>も3安打猛打賞(1打点)と奮起。四回を終わった時点で「8-1」と大量7点をリードしていましたが、終盤にまさかの大量失点でした。
阪神が天国から地獄に突き落とされる大逆転負けを喫しています。「8-1」の最大7点差を守り切れず、八回に1点差まで迫られると、九回に送り出した新守護神の<ケラー>が2被弾を浴び勝ち越されて。負け投手になっています。
先発の<藤浪晋太郎>は、苦しむ場面がありながらも7回110球6安打7奪三振2四球1死球3失点(自責点3)と試合をつくりました。だが、2番手に<斎藤友貴哉>が登板した八回から流れが変わります。<サンタナ>に2ランを浴びると、投手が<岩崎優>にかわってからも2失点し、「8-7」と1点差まで迫られてしまいます。
そして九回、<ケラー>が先頭の<山田>に1号ソロを浴びて同点にされると、さらに<村上>に安打を許してから<サンタナ>に2打席連発となる2号2ランを打たれ、あっけなく「8-10」と逆転を喫してしまいました。
25日、プロ野球のセ・パ両リーグは各地で6試合が行われ、2022年シーズンがいよいよ開幕します。
24日、日本野球機構(NPB)は開幕戦の予告先発投手を発表しています。セ・リーグでは巨人が5年連続球団最多8度目となる<菅野智之>(32)、阪神は当初開幕投手に内定していましたた<青柳晃洋>(28)が新型コロナウイルスに感染したため回避となたため<藤浪晋太郎>(27)が2年連続2度目の登板です。昨シーズン20年ぶりとなる日本一に輝いたヤクルトは<小川泰弘>(31)が2年連続6度目の開幕マウンドに上がります。
パ・リーグはオリックスが昨季投手5冠の大エース<山本由伸>(23)が順当に2年連続2度目の登場。〈ビッグボス〉こと<新庄剛志監督>(50)が率いる日本ハムはドラフト8位ルーキーの<北山亘基>(22)が異例の大抜てきとなっています。
25日の発表されました予告先発投手は以下の通り。()は開幕投手回数
【セ・リーグ】
阪神・藤浪慎太郎(2年連続2度目)―ヤクルト・小川泰弘(2年連続6度目)
巨人・菅野智之(5年連続8度目)―中日・大野雄大(2年ぶり4度目)
DeNA・東克樹(初)―広島・大瀬良大地(4年連続4度目)
【パ・リーグ】
楽天・則本昂大(2年ぶり7度目)―ロッテ・石川歩(2年ぶり3度目)
西武・高橋光成(2年連続2度目)―オリックス・山本由伸(2年連続2度目)
ソフトバンク・千賀滉大(3年ぶり3度目)―日本ハム・北山亘基(初)
24日、日本野球機構(NPB)は日本ハム<新庄剛志監督>の登録名を「BIGBOSS」に変更することを発表しています。読みは「ビッグボス」になります。
<新庄剛志監督>は昨年11月4日の就任会見前、報道陣に「BIG BOSS SHINJO」と記された特製名刺を配布。「新庄監督とかいらないです。BIG BOSSでお願いします。選手も」。インドネシア・バリ島で生活していた時の愛称で呼ぶことを求め、球界の枠を超えて流行語となっていました。
前代未聞の登録名。監督就任後、数々のサプライズで話題を振りまきましたが、球場アナウンスでも「監督は、ビッグボス」とコールされることになり、2022年シーズンはさらに「BIGBOSS」カラーに染まることになりそうです。
日本ハムでの現役時代の登録名は、アルファベットで「SHINJO」としていました。
20日14:01、観客数1万9943人の京セラドーム大阪にての対オリックスとのオープン戦は、阪神が「1-2X]でサヨナラ逆転負けを喫しています。 阪神はオープン戦最終試合でしたが、3試合の引き分けを挟んでの連勝は7でストップしています。
阪神先発のドラフト3位<桐敷拓馬>(新潟医療福祉大)が、5回71球3安打5奪三振1四球無失点と好投。新人左腕がクリーンアップを無安打に抑え、三塁を踏ませることなくしっかりと試合を作っています。
六回までわずか2安打でした打線は七回、途中出場の<小野寺暖>が三塁強襲の打球を放ち、ヘッドスライディングで二塁を陥れ、同じく途中出場の<小幡竜平>が一発で犠打成功。1死三塁でこの日、7番に打順が下がった<大山悠輔>が下手投げの<中川颯>から犠飛を右翼へ運んで「1-0」と先制点を挙げてました。
その後リリーフ陣も無失点リレーでつなぎました。六回は<浜地真澄>、<渡邉 雄大>が抑え、七回から<石井大智>、<岩崎優>が1点を守り切りました。九回はまず<湯浅京己>がマウンドに上がり、1死二塁となったところで<岩田将貴>の登板、<岩田>が<吉田正>を打ち取ると、<小野泰己>が2死三塁から8番手で登板しました。
この場面で、<小野泰己>は先頭の<杉本>から1球もストライクを取ることができず3者連続四球。押し出しで「1-1」の同点の2死満塁から暴投で、三塁代走の<小田>がホームを踏み逆転サヨナラ負けを喫してしまいました。
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