25日14:00、観客数3万7553人の阪神甲子園球場にて「阪神ー中日」10回戦が行われ、阪神が今季3度目の2桁得点「10-0」と完封リレーで快勝し、2連勝としカード勝ち越しを決めています。中日との対戦成績も、5勝5敗の5分としています。
先発の<伊藤将司>が8回115球9安打5奪三振1死球で無失点と好投し、今季4勝目(2敗)を挙げています。今季甲子園5試合で4勝無敗、同球場では昨年9月1日からシーズンをまたいで7連勝となっています。
初回、安打と四球で2死満塁の好機を作り、<糸原健斗>の右前適時打で先制。イニング終了後、雨脚が強まったため、試合が25分間中断しましたが再開されました。
2回は2死三塁から遊撃手のエラーで追加点を挙げ、なおも2死満塁で<大山悠輔>が左翼フェンス直撃の2点二塁打を放っています。以降は<中野拓夢>、<佐藤輝明>、<伊藤将司>にも適時打が生まれ、大量リードで試合を優位に進めました。
6回は1死一、二塁の場面でこの日昇格即スタメン起用された<小幡竜平>が、同学年の投手に変更登録しプロ入り後1軍では甲子園初登板となった<根尾昂>から左前へ適時打を放ち10点目を挙げています。
24日18:01、観客数3万4757人の阪神甲子園球場にて「阪神ー中日」9回戦が行われました。阪神がシーソーゲームを制して「6-4」で勝ち連敗を3で止め、負ければ最下位転落の危機で勝利を収め、4位に浮上しています。
阪神打線は、難敵の中日<大野雄大>投手から4点を奪いました。2回、<佐藤輝明>と<糸原健斗>の安打と<坂本 誠志郎>が四球で2死満塁の場面、先発の<青柳晃洋>投手が中前打で2点を先制しました。「2-2」の6回は1死満塁から<糸原健斗>が左前打。2者を迎え入れ「4-2」としました。待望の勝ち越しで天敵左腕をこの回限りで降板させています。
2度同点に追いつかれた阪神が、同点の8回2死満塁から代打<梅野隆太郎>が、3番手<清水>から左前に決勝の2点打を放って「6-4」と突き放しました。
逃げ切りを目指した<青柳晃洋>でしたが、8回に再び「4-4」に追いつかれ、7回1/3 103球9安打8奪三振1四球1死球で計4失点(自責点4)の投球内容で、2番手<湯浅京己>に引き継ぎ、最後は<岩崎優>が抑えました。3連投の<湯浅京己>でしたが、プロ初勝利の1勝が付き、<岩崎優>に14セーブ目が付いています。
23日18:01、観客数2万4194人のマツダスタジアムにて「広島ー阪神」11回戦が行われました。12回規定により「3-3」で4時間52分の試合を引き分けています。土壇場の9回、2死から<近本光司>のタイムリーで「3-3」に追いつくも、勝ち切れませんでした。
依然として広島相手に開幕から勝ちがなく、引き分けを2試合を含む11戦未勝利と苦しい情況が続き、31勝38敗2分けで勝率・449と5位に転落です。対広島戦の負け数が大きく影響している状態です。
阪神先発の<ウィルカーソン>は、5回77球5安打3奪三振1四球2失点(自責点2)の投球内容で、5回2死二塁の打席で代打を送られ降板でした。
2点の援護をもらって上がった初回の投球は、3人で片付けて快調な立ち上がり。3回には安打などで2死一、三塁とピンチを背負いましたが、前日にサヨナラ本塁打を打った2番<宇草>をチェンジアップで一ゴロに仕留めています。
しかし、「2-0」の五回1死から<中村健>に初めて四球を与え、続く<持丸>は空振り三振に斬ったものの、代打<羽月>に左前打を許し、二盗を決められて2死二、三塁。背番号「0」の1番<上本>に左中間を割る適時三塁打を浴びて同点にされています。
22日18:00、観客数2万7368人のマツダスタジアムにて「広島ー阪神」10回戦が行われました。阪神は延長11回「4-5」のサヨナラ負けを喫し、対広島戦10試合で1勝もできず対戦成績は0勝9敗1分けとなっています。
広島を相手に開幕から10試合を終えて勝利なしの状況は、1988年以来、34年ぶりの不甲斐ない記録となる一戦でした。
先発<ガンケル>がよくありませんでした。2回、3回、5回は共に3連打を浴びています。5回90球10安打2奪三振で3失点(自責点3)でマウンドを降りています。
延長10回に<佐藤輝明>の右中間適時二塁打で1点を勝ち越し。この試合初めて広島からリードを奪い「よし!!」と思ったのもつかの間、その裏、満を持して代役守護神の<アルカンタラ>でしたが。先頭の<坂倉>に右翼席へ同点ソロ5号本塁打を被弾。試合を振り出しに戻されてしまいました。
そして延長11回、2死から<宇草>が<アルカンタラ>から右中間へサヨナラ1号本塁打を打ち込んでいます。右翼の<佐藤輝明>が少しだけ打球を追いましたが、ぼう然とスタンドに飛び込む打球を見届けて3時間56分の試合終了でした。
21日18:00、観客数2万4399人のマツダスタジアムにて「広島ー阪神戦」9回戦が行われ、阪神は「3-5」で負け、またしても広島から勝ち星を挙げることができずに対広島戦を0勝8敗1分けとしています。
阪神先発の<西勇輝>は12試合目の登板でしたが、5回83球7安打4奪三振の5失点(自責点5)の投球内容で、2番手<石井>にマウンドを引き継ぎ、5敗目(4勝)となっています。
打線は、7回に<大山悠輔>が、中安打の<近本光司>を一塁に置き、先発<床田>から左翼席に18号2点本塁打を放ち「2-5」、9回には3番手<栗林>から、<近本光司>、<佐藤輝明>の連打に続き、またも<大山悠輔>が中安打で1点を返し「3-5」としましたが、後続が続かずそれまででした。
21日、阪神球団は<チェン・ウェイン(陳偉殷)>投手(36・背番号14)が退団することを発表しています。一時代を築いた左腕が静かにタテジマを脱ぐことになりました。
チーム構成を考えた場合、現状ではローテーションに入ってくるのはなかなか難しいということでの退団のようです。22日にウエーバー公示の手続きが行われます。ウエーバー公示後1週間で、他球団から獲得の申し込みがなければ、自由契約となります。
台湾高尾出身の<チェン・ウェイン>は、2004年中日に入団し、先発として2010年、2011年のリーグ連覇に貢献。2009年に最優秀防御率賞。2012年に米大リーグオリオールズに移籍。2014年に16勝するなどメジャー通算8年で59勝51敗でした。
2020年はロッテ、2021年から阪神に加入。大リーグ時代の年俸は最高24億円を超え、今季の推定年俸は2億1000万円。日本通算37勝33敗。昨季加入した阪神では、左肩痛の影響もあって2試合の登板にとどまっていました。
阪神球団は20日、元オリックスの<アデルリン・ロドリゲス>内野手(30)の獲得を発表しています。背番号は91。推定年棒25万ドル(日本円約3370万円)です。
メジャー経験はないものの、日本での活躍の指標になる3Aでは、在籍3年間で打率・295、60本塁打の数字を残しています。マイナーリーグ通算では215本塁打。
今季はパドレス傘下の3Aエルパソに所属して、45試合で打率・272、12本塁打、46打点をマークしています。一塁手で32試合、三塁手で1試合、指名打者(DH)で13試合に出場でした。
一塁は、三塁から移った<大山悠輔>が絶好調で守っていますし、2軍で調整中の<ジェフリー・マルテ>とも競合しそうな守備位置です。
19日14:00、観客数3万7468人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」10回戦が行われ、阪神は打線が同点に追い付くも投手陣が粘り切れず同点の8回に勝ち越しを許し「4-7」と逆転負けを喫し、「父の日仕様の水色のタイガース文字と縦じまのユニフォーム」で挑みましたが、甲子園の連勝も7で止まっています。
阪神先発の<西純矢>が4回途中64球4安打2奪三振4四球3失点(自責点3)で降板しています。
幸先よく2回1死満塁で8番<西純矢>投手が先発<京山>から三塁線を破る2点二塁打を放ち、先制に成功。続く<坂本誠志郎>の適時打で3点目を挙げ「3-0」としました。
しかし、3回のマウンドでは2死満塁から<桑原>に同点の2点適時打を許し、<西純矢>は3失点で降板、2番手<浜地真澄>につなぎ3番手<加治屋蓮>が<宮崎>に一時勝ち越しのソロを被弾してしまいます。
1点を追う7回1死満塁の好機に<糸原健斗>の中犠飛で同点に追いつきましたが、8回に5番手<湯浅京己>が、<宮崎>・<桑原>に連打され1死一、二塁から<神里>に中越え三塁打を浴び、2失点。なおも代打<藤田>に右前安打を打たれ3失点で「4-7」と突き放されてしまい、その後打線は追いつくことができず、DeNA戦3連勝、今季3度目の6連勝とはなりませんでした。
18日14:00、観客数1万⑥0⃣7⑤人のベルーナドームにて「西武ーオリックス」11回戦が行われ、オリックスの<山本由伸>投手(23)が、プロ野球史上97度目(86人目)となるノーヒットノーランを達成しています。
直近では7日にDeNA<今永昇太>投手(28)が日本ハム戦(札幌ドーム)で達成しており、4月10日に完全試合のロッテ<佐々木朗希>投手(20)、5月11日のソフトバンク<東浜巨>投手(31)も達成しており、今季4人目の快挙となっています。
<山本由伸>は、9回打者28人に102球お安打9奪三振1四球の無失点でリーグトップの7勝目を挙げ、チーム6連敗を阻止しています。5回2死で6番<外崎修汰>に四球を与えるまでは完全投球でした。オリックスでの無安打無得点は12年<西勇輝>(現阪神)以来、10年ぶりでした。
<山本由伸>は都城(宮崎)から2016年ドラフト4位でオリックスに入団し、プロ6年目。昨季は最多勝(18勝5敗)と最優秀防御率(1.39)、勝率第1位、最多奪三振(206)でタイトルに輝き、沢村賞にも選ばれています。
18日14:00、観客数3万7874人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」9回戦が行われ、阪神が「4-1」で勝ち、対戦成績を阪神5勝4敗と勝ち越しています。
阪神打線は、1回には<佐藤輝明>が逆転2点打をマーク、<大山悠輔>が3回2死一塁で先発<濱口>からバックスクリーンへ17号2ランを放ち、主砲の活躍で5連勝としています。<大山悠輔>は交流戦を含め、6月は13戦9本塁打としています。
7試合目先発<伊藤将司>投手(26)は、9回94球3安打3奪三振1失点(自責点1)で3勝目(2敗)を自身3度目の完投勝利で飾っています。
阪神は、上位の広島がヤクルトに「6-10」で負け、わずかな勝率差(阪神:31勝35敗1分=・470、広島:30勝34敗2分け=・469)で3位に浮上しています。
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