iPS細胞の再生医療 世界初実用化
2月
20日
心臓病とパーキンソン病の治療のための人工多能性幹細胞「iPS細胞」を使った2つの再生医療製品について、厚生労働省の専門家部会は、いずれも7年以内にさらに有効性を検証することなどを条件に、製造販売することを了承しかいにもちとな。
了承されたのは、大阪大学発のベンチャー企業「クオリプス」(東京)が開発した心臓病の治療で使う心筋細胞シート「リハート」と、「住友ファーマ」のパーキンソン病の治療で使う製品「アムシェプリ」です。
今後、国から正式に承認される見通しで、「iPS細胞」を使った世界初とみられる製品が実用化されることになります。
「リハート」は、血管が詰まって心臓に血液が届きにくくなる「虚血性心筋症」による重症心不全が対象。他人の「iPS細胞」から作製した心筋細胞をシート状に培養し、心臓の表面に貼り付けます。
「アムシェプリ」は、脳内で神経伝達物質ドーパミンを出す神経細胞が減少し、体のこわばりや手足の震えが起こるドーパミンの不足を補うため、他人の「iPS細胞」を、ドーパミンを出す神経細胞の前段階の細胞に成長させ、頭部に投与します。









