「1ドル~158円34銭~158円37銭」
5月
15日
14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日続落し、前日比50銭円安・ドル高の「1ドル=158円35〜45銭」で取引を終えています。一時は「1ドル=158円41銭」と(4月30日)以来、2週ぶりの安値を付けています。
14日発表の米小売売上高は前月比(0.5%増)と、市場予想と一致でした。ガソリン価格は高騰しているが、株高や所得税の還付増加などが消費を支えているとの見方が広がりました。同日発表の週間の米新規失業保険申請件数も米労働市場が安定していることを示す内容で、米景気の良好さを映す内容だったとして主要通貨に対してドル買いが優勢でした。
米景気は底堅く米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げは見込みづらいとして、14日の米長期金利は上昇でした。米金利上昇を受けて主要通貨に対するドル買いが優勢になると、円相場にも下落圧力がかかりました。
米東部時間14日朝にまとまった規模の円買い注文が入り、「1ドル=157円27銭」近辺まで急伸する場面がありました。「日本政府・日銀による円買い介入があったか真偽は不明だが、円が2週ぶりの安値圏を付けたことで市場では介入警戒感が強まっているようです
もっとも円買いは続かず、次第に円売り・ドル買いの勢いが増しています。中東情勢の緊迫化に伴い原油価格は高騰したままで、日本の貿易赤字の拡大観測といったファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を踏まえた円売りが出やすいのには変わりがありません。







