3日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は大幅に3営業日続落して始まりました。米国とイスラエルのイランへの攻撃が長期化する可能性に加え、エネルギー価格の高騰が投資家心理の重荷となっています。
2日、<トランプ米大統領>はの演説で対イラン軍事作戦が「どれだけかかっても問題ない」とし、当初想定の4〜5週間よりも長引く可能性を示唆しました。米紙のインタビューでは地上部隊派遣の選択肢も排除しませんでした。2日、<ルビオ米国務長官>は「米軍による最も大きな打撃はこれからだ」と警告しています。
2日、イランの革命防衛隊が中東のエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖したと発表し、原油先物などエネルギー価格が連日で大幅上昇しています。3日の米原油先物市場でウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の4月物は一時「1バレル77.98ドル」と期近物として昨年6月以来の高値を付けています。
カタールでは国営エネルギー会社カタール・エナジーの施設がイランによるドローン(無人機)攻撃を受けました。2日から液化天然ガス(LNG)の生産拠点が停止しており、欧州の天然ガス価格も急騰しています。
3日にはサウジアラビアの首都リヤドにある米大使館がドローンの攻撃を受けています。アラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンにあるアマゾン・ドット・コム傘下のクラウドサービス「AWS」のデータセンター3拠点もドローン被害にあいました。中東情勢の悪化がエネルギー市場を超えて広がる可能性も意識されています。
ダウ平均株価は、前日比403ドル51セント(0.83%)安の4万8501ドル27セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比232.17ポイント(1.02%)安の2万2516.69で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比64.99ポイント (0.94%)安の6816.63で終えています。