『蒸発』@<アンドレアス・ハートマン &森あらた>監督
3月
10日
ドイツ人映画作家<アンドレアス・ハートマン>と、ベルリンと東京を拠点に活動する映像作家<森あらた>が共同で監督を務め、2024年ドイツ・日本合作製作として日本の「蒸発」という現象を題材に描いたドキュメンタリー『蒸発』が、2026年3月14日より公開されます。
日本では毎年約8万人が失踪し、そのうち数千人は完全に姿を消してしまいます。彼らは「蒸発者」と呼ばれ、その理由は人間関係のトラブルや借金苦、ヤクザからの脅迫などさまざまです。
いわゆる「夜逃げ屋」の支援を受け、すべてのしがらみを捨て別の場所で新しい生活を始める者もいます。深い喪失や挫折と、人生をゼロからやり直す希望が交差する「蒸発」は、これまで多くの文学や映画のモチーフとなってきました。
本作では、知られざる「夜逃げ屋」の仕事や、蒸発者と残された人々の心の葛藤と和解の道のりを没入感ある映像で描き、日本特有の社会現象の実態に迫ります。
第39回ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭で最優秀作品賞を受賞するなど、世界各地の映画祭で注目を集めた作品です。










kito
田中 久史