ご冥福を祈ります<佐藤愛子>さん
5月
15日
1969年『戦いすんで日が暮れて』で直木賞を受賞した<佐藤愛子>さん(1923年〈大正12年〉11月5日生まれ)が、4月29日、老衰のため東京都内の施設で死去されています。102歳でした。大阪市出身。葬儀は近親者で済ませています。
喪主は長女<杉山響子>さんが務め、故人の遺志でお別れの会は行われません。
2024年には、著書を原作に映画『九十歳。何がめでたい』(監督:前田哲)が、公開されていました。
父は作家の<佐藤紅緑>、兄は詩人の<サトウハチロー>。神戸市の甲南高等女学校(現・甲南女子高校)卒。父の影響もあって文学を志し、1950年に同人雑誌「文芸首都」同人となりました。同誌に発表した『青い果実』(文藝首都賞受賞)でデビューを果たしましたが、その後不遇が続き、1962年に最初の著作『愛子』が刊行されています。
その後、1963年 - 上半期『ソクラテスの妻』で芥川賞候補、1979年『幸福の絵』(新潮社)で女流文学賞を受賞、2000年『血脈』で菊池寛賞受賞しています。








