「1ドル=159円68銭~159円70銭」(4月24日)
4月
24日
24日の東京外国為替市場で、円相場は4営業日続落でした。17時時点では前日の同時点に比べ10銭の円安・ドル高の「1ドル=159円69〜71銭」で推移しています。中東情勢の先行き不透明感から基軸通貨とされるドルに有事の買いが入りました。原油価格の高止まりが日本の貿易収支を悪化させるとの懸念から円売り・ドル買いが優勢でした。
円は正午すぎに一時「1ドル=159円84銭」近辺まで下げています。23日、イスラエルメディアは、イランの<ガリバフ国会議長>が米国との戦闘終結に向けた交渉の担当から退くと報じています。米との対話に前向きと目されていた同氏が外れ、米とイランとの交渉が難航するとの見方から、円売り・ドル買いが増えています。
原油の供給不安は続いています。米原油先物市場では日本時間24日の取引で、米指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は「1バレル=90ドル台後半」を中心に推移しました。 米とイスラエルによるイラン攻撃前の水準と比べてなお高く、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の円売りを促しました。
実需のドル買い観測も円の重荷でした。この日は事業法人の決済が集まりやすい実質的な「5・10日」にあたり、10時前の中値決済に向けては「ドル買いが優勢」になっています
円は下げ渋る場面もありました。24日午前、<片山さつき財務相>は、閣議後の会見で足元の為替動向に関して「投機的な動きに対しては断固として強い措置をとる」と述べました。米国とは「常に連絡を取り続けている」とし「大臣ベースでひっきりなしに連休も含め連絡をとる」との考えも示しました。日本の通貨当局が円安の進行をけん制したと受け止められ、円相場の下値を支えています。









