10月の米小売売上高〈横ばい〉@米商務省
12月
17日
16日、米商務省が発表しました10月の小売売上高(季節調整済み)は前月から〈横ばい〉となりました。市場予想は(0.1%増)でした。生活費の上昇で一部世帯が支出の抑制を強いられる状況にあります。
9月分は(0.1%増)と、当初発表の(0.2%増)から下方改定されています。
自動車、ガソリン、建設資材、食品サービスを除くコアの小売売上高は、(0.8%増)でした。9月は(0.1%減)と、当初発表から改定されていません。
生活費の高騰により低・中所得層が不均衡な影響を受けているとの見方を示唆しているとみています。バンク・オブ・アメリカ研究所は報告書で、高所得層が裁量的支出の伸びを引き続きけん引する一方、低所得層では旅行や衣料品への需要の落ち込みが顕著で、所得階層による消費格差が拡大する「K字型経済」が生み出されていると指摘しました。
同指標は当初、11月中旬に発表される予定でしたが、政府機関の一部閉鎖により延期されていました。








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