佐伯夕利子著「教えないスキル」を読んで(Day4)「ネガティブ・フィードバックが必要な時」

佐伯夕利子著「教えないスキル」...
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佐伯夕利子著「教えないスキル」...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

最近、嵌まっている、というか正確に表現すると「研究対象」にしている

「メンタルコーチング」

私はこれまで、ビジネスパーソンを対象にコーチングサービスを提供してきました。従って、アスリート向けのコーチングは新たな領域。

プロコーチ仲間から、有難いことにお声がけを頂いたので、これも何かの「啓示」。

昨年は東京で、そして今年は北京でオリンピックが開催されていることもあり、コーチング業界としてはホッとな分野です。

しかし研究とは言っても、先ずは一人で出来ることということで、メンタルコーチングに関する書籍を読み漁っています。

今日は読了した書籍の中で、感銘を受けたものをご紹介していきます。

それは

佐伯夕利子著「教えないスキル」

タイトルもさることながら、この本の内容は「衝撃」です。

副題が

「7つの人材育成術」

とあるので、7つの育成術を一つずつ取り上げていきます。
今日は、育成術の三つ目です。

なおその際、佐伯氏がこの育成術を確立していく過程で、メンタルコーチがどのように関わってきたのか? メンタルコーチの視点も含めてお伝えしていきます。


【7つの人材育成術】

2.パフォーマンスを生む言葉を選ぶ(words)

(1)「選手たちに、どんなポジティブなフィードバックをしているか?」

メンタルコーチから指導者への問い。「いいね!」「グッド!」は価値あるメッセージだろうか?

(2)「自分は認められている。自分の意見を聞き入れてもらっていると選手が感じること」これが指導者として選手にかけるメッセージの価値判断の基準である。

(3)「ナイスプレー!」に加えて一歩踏み込んで「なぜそう思って、感じてそのプレイをしたのか?」そのことを説明させてもらえる機会が与えられることが重要。

(4)こういうやり取りが選手のモチベーションを高める。選手に心地よくチャレンジできる環境を与える。つまり指導者が、意図した「問い掛け」が必要である。

(5)フィードバックする対象は、選手の
①アティチュード・attitude(姿勢・態度・取り組み方)、
②アプティチュード・aptitude(適性・才能・スキル)、
③ビーイング・being(存在・ありよう)の3つ。

(6)指導者が選手に対して叱って良いのは、①アティチュード、つまり取り組む姿勢や態度。その選手ができるのに手を抜いてやらない、という時だけ。

この時、指導者は感情を出しても良い。指導者も人間なのだから感情的になる、思いをぶつけるのはあってしかるべき。

(7)②スキルなどアプティチュードに関してのフィードバックは、応援したり、何かの方法を勧めたり、サポートすべきなので「ポジティブ」な声掛けが必要。

(8)スポーツの指導現場にありがちな「お前は全然無理」とか「使えない」といった発想。それを生んでいるのは間違いなく指導する人の思考の歪みである。

この歪みを矯正するためには、
- その相手の人の存在・ありよう(③ビーイング)を許容し、
- その人の適性・才能・スキル(②アプティチュード)をサポートし、
- 姿勢・態度・取り組み方(①アティチュード)に関してのみ、ネガティブなフィードバックをする。

(9)指導者から選手への指示や指導も一考の余地がある。「教え込むと脳は休止する」他人から教え込まれた時点から、「自分で考える」という脳の働きが既に休止してしまっているからだ。

(10)「選手は、彼らが知っていることしか見えていない」つまり、指導者は情報を「知らせる」のではなく、ピッチ上でその都度「見るべきものが見える」選手を育てる方が良い。

(11)「言葉はアクションを生む。アクションはパフォーマンスを生む。だからこそ注意深く言語化しよう」

(12)選手に「ボールを動かせ!」と言うが、指導者と選手との間でイメージの「乖離」が起きている。使う言葉の定義やイメージの擦り合わせを丁寧に行う心掛けが必要である。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「部下力」とは何だろう?(Day5)「佐々木常夫著『上司力 X 部下力』によると?」

「部下力」とは何だろう?(Da...
「部下力」とは何だろう?(Da...
「部下力」とは何だろう?(Da...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

会社で働くビジネスパーソンとのセッションで、しばしばテーマになるのは「上司」との関係。

私も30年以上、会社組織で働いてきた経験があるので、クライアントのお気持ち、よーく分かります。

そして、リーダーとして至らない上司が多いのも事実だとは思う反面、自分たち、つまり「部下」としてはどうなのか?

そこで今日から、少しチャレンジングなテーマで、このブログを綴って行こうと考えました。題して

「部下力」とは何だろう?

リーダーや上司など、第三者として他人を批判することは難しいことではない。

しかし、部下である自分はどうなのか?部下としての「あるべき姿」「ありたい姿」とはどういうものか? 

これまでは私の一方的な視点で「部下力」について綴ってきました。しかし一方、世の中にはこのテーマに関しては、たくさんの先輩や先達がいらっしゃいます。

そこで今日は、佐々木常夫氏の著書

「上司力 X 部下力」

から、「部下力」とは何かの教えを乞いたいと思います。


著書からエッセンスだけをお伝えすると以下の通りです。

1.上司だって一人の人間だ

2.部下に褒められて嫌な上司はいない

3.部下力の基本は4つである

①上司の注文を聴く
②上司の強みを活かす
③上司の性格を見分ける
④上司を驚かせない

4.上司に抗うのも時には必要だ

5.「手短な相談」をレギュラー化する

6.「上司の上司」へ接近しよう

7.「上司とは何か」を考え上司と接する


なるほど!佐々木氏からの助言にぐっと来ますね!

特に私がぐっと来たのは、部下としての視点はもちろんですが、上司になってから

「部下の視点」

を改めて思い出す、理解することの重要性を感じました。

なぜなら上司は、部下がいるからこそ上司でいられる、からです。

つまり「フォローワーシップ」が存在して始めて「リーダーシップ」が活きる、ということですね!


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#coaching #コーチ #コーチング #フォロワーシップ #リーダー #リーダーシップ #上司 #強みを活かす #部下 #部下力 #銀座コーチングスクール

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これからの人生をどう過ごすのか?(Day3, final)「何をしていたいのか?」

これからの人生をどう過ごすのか...
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これからの人生をどう過ごすのか...
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これからの人生をどう過ごすのか...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日はタイトル

「これからの人生をどう過ごすのか?」

の三回目、最終回。

一回目・二回目とで、残りの人生の長さを確認すると共に、どんな環境で過ごしたいのか、を綴ってきました。

そして最終回の今日は、ずばり

「何をしていたいのか? 何をしているのか?」

について、つらつらと考えたいと思います。

実現可能性は、取り敢えず横に置いて、こんなことが出来たら嬉しい、楽しい、やりがいがあるなどなど、ポジティブな想いで綴って行きます。


これまでの記した中での「キーワード」「キーフレーズ」を纏めておきます。

【環境面】
「人との出会い・交流」
「気の置けない友人・知人と楽しい時間を過ごす」
「少し自給自足的な生活」

【マインドセット】
「違いではなく、同じ!」
「素の自分」
「認め合い、想いを共有する」


上記を踏まえると、こんなことをしていたいですね!

【コンセプト】
「結びつける」「知り合って、学ぶ場」

【活動内容】
1.人との交流・一緒に○○をする(人と人とを「結びつける」)

(1)ウオーキング(散歩)クラブ
(2)一緒に何かを作る(和服リメイク?、自家製味噌づくり?)
(3)ラジオ体操(日本人の良き伝統を伝える)

2.「日本」自体の紹介

(1)和食文化(寿司やすき焼きなんかではなく「みそ汁」や「おにぎり」)
(2)日本人の価値観・行動様式(「もったいない」「思いやり」)

3.自給自足(健康と生活を「結びつける」)

(1)家庭菜園での野菜作り
(2)海釣り?

ここまで列挙してみて、やっぱり将来はニュージーランドに戻ろうかな?

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#coaching #コーチ #コーチング #ラジオ体操 #交流 #人との出会い #和文化 #和食 #自給自足 #銀座コーチングスクール

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これからの人生をどう過ごすのか?(Day2)「どんな生活環境を望むのか?」

これからの人生をどう過ごすのか...
これからの人生をどう過ごすのか...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日はタイトル

「これからの人生をどう過ごすのか?」

の二回目。

「人生100年時代」は、かのベストセラー「LIFE SHIFT」で一世を風靡した言葉ですが、私はこの著書に触発されて独立起業を決心しました。

人生は短いようで長い。長いようで短い。

今日は

「どんな環境で残りの人生を送りたいのか?」

について少し綴って行きます。


妻との会話の中で出てきたキーワードは

「人との出会い・交流」
「気の置けない友人・知人と楽しい時間を過ごす」
「少し自給自足的な生活」

我々は、5年間という短くはないけれど、それなりの期間、ニュージーランドで生活した経験があります。やはりその時の記憶が、良しに付け悪しきにつけ鮮明なのです。

日本に住んでいると感じないのですが、「マイノリティ」として海外で生活する経験は貴重です。

中国を始め、韓国、台湾、フィリピンなど、アジア諸国から出身者の出会い、そして交流は、日本では想像できないほど「仲間意識」を持つものだと強く感じました。

「違いではなく、同じ!」

言葉や文化は異なっても、一人の人間として、家族と共に異国で力強く生きて行く、一種「同胞」のような感覚。

そこでは綺麗ごとではなく「素の自分」を出すことが許され、期待される。お互いを認め合い、協力し合いながら共に自分たちの人生を歩んでいく。

残りの人生は、こんな環境で、こんな仲間たちに囲まれながら送りたい。

妻とはこの点では合致しました。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#LIFESHIFT #coaching #コーチ #コーチング #人生100年時代 #仲間意識 #出会い #素の自分 #銀座コーチングスクール

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やっぱり日本は「ハイ・コンテクスト」な国?

やっぱり日本は「ハイ・コンテク...
やっぱり日本は「ハイ・コンテク...
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こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

今朝、娘たちと朝食を摂りながら、ひょんなことから真ん中の娘が、こんなことを言い出した。

「私は自分の名前を、みんなの前で言うのがとっても恥ずかしい」

親として、ちょっと捨ててはおけない発言。妻と色々考えた上で付けたファーストネームなのに!

「実は、私もそう感じることがある!」

末娘も姉の発言に同調する。

「最近、大学の卒業制作でゼミの仲間や先生たちに、プレゼンする機会が多くなっている。そのプレゼンの冒頭に必ず自分の名前を伝えるんだけど、それがめっちゃ恥ずかしい。」

うーむ、なぜそんな風に感じるのだろうか?私のくぐもった表情を感じ取って末娘は続ける。

「名前の良し悪しじゃないよ、お父さん!英語で話す時の方が、気が楽というか.....

英語で自己紹介する時は、恥ずかしいなんて全く思わない。むしろ堂々と話せるような気がするの!」

これはどう理解したら良いのだろうか?

そして、スウェーデンに留学経験のある末娘が続ける。

「スウェーデン人の友達に、実は一度訊ねたことがあるの。スウェーデン人って英語もかなり堪能なので、母国語であるスウェーデン語で自己紹介するのと、英語で自己紹介するのと違いはあるのかって。」

なるほど、それは鋭い質問。

「そのスウェーデン人の彼女の答えは、あんまり変わらないって。そこで彼女に、私が英語で自己紹介するのと日本語でするのを、実際に観察してもらって、どちらが堂々としているか、を見てもらったの。」

この結果は私も上の娘も興味津々。

「そうしたら、英語の時の方が堂々としているように見えたって。」

うちの娘たちは、私に連れられて海外へ移り住み、5年間を現地校で過ごした経験がある。

もちろん日本語が母語だが、英語も本場仕込みなのでかなり手繰れる。特に末娘は日本での小学校1年の途中からの5年間、現地校に通っていたので、日本の小学校の記憶は全く無い。

その後、中学入学時点で日本へ戻って来たので、高校を卒業した時点で日本での生活が6年が経過し、日本語が英語に追いついたイメージなのだ。

そんな娘たちの感想を聞いて、私は自分なりの仮説を頭の中で打ち立てていた。しかしそれを口に出す前に、娘たちに問い掛けてみた。

「日本語で話す時に、どうしてそう感じるんだろうか?」

上の娘が口を開く。

「日本語で話す時って多分、そもそもどんな表現が良いんだろうとか、敬語の度合とか色々なことに気を付けないといけない。そこがとっても疲れる。

それに比べて英語は楽。私たちは英語のnative speakerで無いので、様々な表現を知らないという点はあるかも知れないけれど、変なことを考えずにストレートに口に出して良い、という安心感がある」

私は娘たちの話を聞いて、こんな風に感じていた。

日本は周りの状況や相手とかによって、表現・態度・表情などを切り替えることを無意識に要求している社会なのかも?子供たちはそれを肩苦しく感じているんだな!

そして、やはり日本は

「ハイ・コンテクスト」な国。

つまり、暗黙の了解(前提となる、知識やカルチャー)が多く、行間を読むようなコミュニケーションを要求されている。

これは勿論一つの文化。良い悪いの問題ではない。しかし、この文化が海外から見て、一つの参入障壁になっていたら、どうだろうか?

少子化が加速する日本、一方、これだけグローバル化が進んでいる世界。
今後、我々はどういう舵取りを求められるのか?

様々なことを考えさせられる、朝食での話題でした。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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これからの人生をどう過ごすのか?(Day1)「残りはあと何年?」

これからの人生をどう過ごすのか...
これからの人生をどう過ごすのか...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

お陰様で私は今年の誕生日で60歳、還暦を迎えます。

「還暦」と聞くと、私の父の還暦祝いを思い出します。30年間以上も勤めた中小企業を60歳定年ですぱっと辞めて、文字通りの引退。

子供として「ご苦労様」そして「これからは会社とか仕事に縛られずに、好きなことをしながら、人生を楽しんで欲しい」と思いました。

あれから28年。父は昨年元気に88歳、米寿を迎えました。

そして私自身。時代は大きく変わりました。60歳で「引退」なんて全く程遠く、

「さて、これから何をしようか?何を成し遂げられるだろうか?」

と思っています。

しかし一方、あと何年間、元気で、何かに精力的に取り組めるのだろうか?

と考えると、自ずと「時間的制約」があることに気付きます。私の感覚は

「あと20年間かな?」

殆ど同い年の妻も「これからに人生、何をしていこうか?」

と思いは似通っています。

しかし、時間軸の捉え方が異なることに今朝気付きました。女性の平均寿命が88歳、一方、男性は82歳。この差異から来るのかも知れません。

「私は94歳まで生きたい、生きなくちゃ!」

妻が実母が無くなった時の年齢が57歳。従って、うちの末娘が57歳になるまでは生きていたい、ということのようです。

「94歳か!」

つまり人生は、まだまだ30年強、残されている感触のようです。

こんな会話を妻としながら私は

「自分は少し焦っているのかも?」

残りの人生を30年と考えるのか、それとも20年と捉えるのか?

その違いはあるものの、残りの人生の過ごし方や、生活する環境を考えておくことはとても大切なこと、と感じます。

この点について、何回かに分けてこの場で、思い付くままに綴って行こうと思います。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「部下力」とは何だろう?(Day4)「上司との関係構築のための『3つの視点』」

One, two, three! One, two, three!
視点 視点
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

会社で働くビジネスパーソンとのセッションで、しばしばテーマになるのは「上司」との関係。

私も30年以上、会社組織で働いてきた経験があるので、クライアントのお気持ち、よーく分かります。

そして、リーダーとして至らない上司が多いのも事実だとは思う反面、自分たち、つまり「部下」としてはどうなのか?

そこで今日から、少しチャレンジングなテーマで、このブログを綴って行こうと考えました。題して

「部下力」とは何だろう?

リーダーや上司など、第三者として他人を批判することは難しいことではない。

しかし、部下である自分はどうなのか?部下としての「あるべき姿」「ありたい姿」とはどういうものか? 

私の苦い経験や失敗、また「あの時こうしていたら、どうだったのか?」という反省・内省も触れながら、書き進めて行きます。

なお私自身も、上司とどう付き合ったら良いのか?部下はどうあるべきか、などに関して確固たる公式や姿勢を打ち立てている訳ではありません。

このブログを書きながら、内省しつつ考察して行こうと思っています。

従って、論点がぶれたり、方向性があっちこっちに行ってしまうことを、予めてご容赦ください。

前々回は、私がこれまで出会った個性的な上司を5人ご紹介しました。

そして前回はその上司との関係を振り返りつつ、「部下力」を焙り出すための「5つの問い」を検討しました。そうすることで上司との関係構築のための「3つの視点」が見えてきたように思います。

上司との関係構築の【3つの視点】

1.上司自身に関すること(性格・特長・価値観など)

2.上司が置かれている環境に関すること(部下や、上司の上司との関係など)

3.あなた自身に関して(自己評価や活用できるリソースなど)


そして今日は、上記の「3つの視点」について、一つずつ中身を見て行きたいと思います。

【1.上司自身に関すること(性格・特長・価値観など)】

(1)5つの問い(下記参照)を考えて改めて気が付いたのは、自分は上司のことを知らない、という事実です。

あまり興味を持っていなかった、というのが偽らざる心境。上司ということで、まさに「上席」という言葉があるように無意識に、上司から何らかの働きかけが来るものと思っていたように感じます。


(2)ここでまた気が付いたのは、上司も、上司である前に「一人の人間」であること。

なかなか上司のプライベートまで踏み込んで、理解しようとすることは無いかも知れない。しかし、上司の人となりを理解することは、人間関係の構築の観点からは重要だと気が付きました。


(3)次に仕事を一緒にしていく、という意味では上司の「得意・不得意」を理解することも大切ですね。

誰でも強み・弱みはあるのだし、仕事が出来る!上司であっても、仕事の進め方の好みはあるはず。そこを汲み取ってあげる姿勢が部下には必要だと気が付きます。


(4)上司の性格・特長などは、日々一緒に仕事をすることで何となく見えてきます。

上司自ら「俺はこれが苦手だ」と公言するケースは稀ではありますが、時間を一緒に過ごせば見えてきます。


(5)一方、上司・部下の関係でより踏み込む必要がある点は「仕事における価値観や目指すゴール」です。

この部分は、一緒に働いていてもなかなか具体的には見えてこないような気がします。上司の方から「これは自分の部署を、こんなチームにしたい」と明言してくれれば有難いですが、こういう上司に私は、お目にかかったことがありません。従ってこの点は、部下の方から、機会を敢えて創る必要があるように思います。


(6)この点に関しては私自身に、反省すべき点は多いです。

前々回に触れた「サラリーマン上司」と一緒に海外出張へ出かける機会が何度かありました。しかしその機会を使って上司に問い掛けることが出来ませんでした。そう出来なかったた理由はあるのですが、私自身に勇気が無かったことも大きいです。

「こんなことを上司に訊いたら、答えに窮してしまうかも知れない。答えを持ち合わせていないことで、上司としてメンツを潰してしまうかも知れない。」

色々な想いが私の中に交錯して、口をつぐんでしまいました。もしあの時、私の方で勇気を持って問い掛けていたら、上司との関係性は少しは違っていたかも知れません。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


ご参考【5つの問い】
1.上司は仕事において、何を大切にして、何を目指しているのか?
2.上司はあなたを、どう見ていると思うか?あなたへの期待は何か?
3.上司の得意・不得意、強み・弱みは何だと思うか?
4.上司との関係において、あなたが相談できる人は誰か?
5.上司とその上司との関係を、あなたはどう見ているか?

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「部下力」とは何だろう?(Day3)「部下力を焙り出す『5つの問い』」

「部下力」とは何だろう?(Da...
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こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

会社で働くビジネスパーソンとのセッションで、しばしばテーマになるのは「上司」との関係。

私も30年以上、会社組織で働いてきた経験があるので、クライアントのお気持ち、よーく分かります。

そして、リーダーとして至らない上司が多いのも事実だとは思う反面、自分たち、つまり「部下」としてはどうなのか?

そこで今日から、少しチャレンジングなテーマで、このブログを綴って行こうと考えました。題して

「部下力」とは何だろう?

リーダーや上司など、第三者として他人を批判することは難しいことではない。

しかし、部下である自分はどうなのか?部下としての「あるべき姿」「ありたい姿」とはどういうものか? 

私の苦い経験や失敗、また「あの時こうしていたら、どうだったのか?」という反省・内省も触れながら、書き進めて行きます。

なお私自身も、上司とどう付き合ったら良いのか?部下はどうあるべきか、などに関して確固たる公式や姿勢を打ち立てている訳ではありません。

このブログを書きながら、内省しつつ考察して行こうと思っています。

従って、論点がぶれたり、方向性があっちこっちに行ってしまうことを、予めてご容赦ください。

前回は、私がこれまで出会った上司を5人、ご紹介しました。それぞれはかなり!個性的。

もし今の私が、過去の自分に「上司との付き合い方」というテーマでコーチング・セッションを提供すると仮定したら、どう対応するのか? 

今の私は、上司との関係に悩む当時の自分自身に、どのような問いを投げるのか?

従って今日は、「部下力」を焙り出すための「5つの問い」を検討してみます。

なお前回、ご紹介した5人の上司は以下の通りです。

1.経理課長、Nさん
2.経理部長、Vさん(フランス人)
3.経理本部長、Sさん
4.アジア太平洋地域統括経理本部長、Dさん(中国人)
5.営業部長、Tさん


【5つの問い】

1.上司は仕事において、何を大切にして、何を目指しているのか?

2.上司はあなたを、どう見ていると思うか?あなたへの期待は何か?

3.上司の得意・不得意、強み・弱みは何だと思うか?

4.上司との関係において、あなたが相談できる人は誰か?

5.上司とその上司との関係を、あなたはどう見ているか?


上記5つの問い掛けは、大きく分類すると以下の通り。

(1)上司自身に関すること(性格・特長・価値観など)

(2)上司が置かれている環境に関すること(部下や、上司の上司との関係など)

(3)あなた自身に関して(自己評価や活用できるリソースなど)

ここまで綴ってみると、いかに上司自身のことを知らずに、理解せずに付き合ってきていたのか、と気付きました。

上司・部下という会社組織内での関係性の前に、お互いに「人と人」との関係構築が大切なのでは?と感じます。

ではまた明日!
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「部下力」とは何だろう?(Day2)「私の経験:苦労したボスたちの横顔」

上司の横顔 上司の横顔
がっくり! がっくり!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

会社で働くビジネスパーソンとのセッションで、しばしばテーマになるのは「上司」との関係。

私も30年以上、会社組織で働いてきた経験があるので、クライアントのお気持ち、よーく分かります。

そして、リーダーとして至らない上司が多いのも事実だとは思う反面、自分たち、つまり「部下」としてはどうなのか?

そこで今日から、少しチャレンジングなテーマで、このブログを綴って行こうと考えました。題して

「部下力」とは何だろう?

リーダーや上司など、第三者として他人を批判することは難しいことではない。

しかし、部下である自分はどうなのか?部下としての「あるべき姿」「ありたい姿」とはどういうものか? 

私の苦い経験や失敗、また「あの時こうしていたら、どうだったのか?」という反省・内省も触れながら、書き進めて行きます。

なお私自身も、上司とどう付き合ったら良いのか?部下はどうあるべきか、などに関して確固たる公式や姿勢を打ち立てている訳ではありません。

このブログを書きながら、内省しつつ考察して行こうと思っています。

従って、論点がぶれたり、方向性があっちこっちに行ってしまうことを、予めてご容赦ください。

さて今日は、このテーマの第二回目。

今回は、私が苦労した経験を、上司プロフィールと共に振り返ってみます。

先ずは、部下側の悲痛な叫びと不満を聞いてあげてください(笑)

なお、上司プロフィールの切り口は、上司の人となり・性格、上司の仕事への考え方、その上司との協業エピソード、などです。

1.経理課長、Nさん
2.経理部長、Vさん(フランス人)
3.経理本部長、Sさん
4.アジア太平洋地域統括経理本部長、Dさん(中国人)
5.営業部長、Tさん


1.経理課長、Nさん

初めての上司。仕事にとても厳しく、自分で全てを把握しておきたいタイプ。

自分が存在しているから会社が成り立っていると自負する自信家だが、すべきことは何が何でも完遂させようと仕事に邁進、ベストを尽くす。

従って部下たちは、深夜残業や休日出勤は当たり前。論理性重視でも、情にもろい一面もある熱血漢。


2.経理部長、Vさん(フランス人)

独自の価値観をそのまま押しつけて、部下を巻き込むタイプ。部下に指示した仕事を、最後には「こんなんじゃダメだ」とお破産にして、自分で全てをやってしまい、後から部下を無能者扱いする上司。

仕事は出来るタイプだとは思ったが、仕事や人づきあいを、好き嫌いで決めているように感じられ、人間的にバランスが悪く見えた。


3.経理本部長、Sさん

いわゆるサラリーマンボス。「社長からの指示だから」と言って部下に仕事をさせるタイプ。

面倒くさい仕事は自分で引き受けるので、部下としては楽だが、部下の能力開発や会社、仕事、キャリア構築など、長期的視点は感じられない。

また会社や仕事で、何を成し遂げようとしているのかが全く伝わってこない、日和見的な印象を持った。


4.アジア太平洋地域統括経理本部長、Dさん(中国人)

日本・中国・オーストラリアなどのアジア地域全体の経理部門の統括。

部下の話を聞かず、自分の経験や考え方に拘り、仕事の進め方やゴールを一方的にごり押しする上司。それに従わない部下をバカ呼ばわりすることも多い。

しかし、一方で重要な採用面接には黙ってすっぽかすなど、信用を欠く行動も平気でする。従って数人の直属の部下が退職することになる(私もその一人)。


5.法人営業部長、Tさん

仕事はやり手だが、社用族。接待費や出張費を何とか理屈を付けて使う。業務成果さえ出していれば、何をしても許されると考えていて、同じことを部下にも強要する上司。

抜け目がなく、頭の回転は速いことから、業務上の着眼点は鋭い。また顧客への扱いやあしらいが上手く、お客様からは重宝されるが、部下は「コマの一つ」くらいにしか捉えておらず、ボーナス査定や昇給などの機会を使って、部下をお金で釣る上司。


ではまた明日!
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森の中にある大学のキャンパスへ

大学正門前の階段 大学正門前の階段
大学正門 大学正門
大学内メインストリート 大学内メインストリート
森の中にある大学のキャンパスへ
模型1 模型1
模型2 模型2
模型3 模型3
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日は東京郊外にある大学へ足を延ばしてきました。晴天で気温も比較的高く、森の中を散歩するには絶好の日和でした。

森の中の大学?

はい。実はうちの末娘の大学へお邪魔してきました。大学生活最後の「卒業制作」が学内に展示されている、とのことで見学に行ってきました。

一山全部を丸々、大学のキャンパスに仕立てた様相で、校舎の周りは文字通り「森」。

ちなみに娘は建築学を専攻しているので、卒業制作は「まちづくり」をテーマにしたものです。

よくぞ、ここまで作った!

そんな思いに浸って、森を、ではなくて大学キャンパスを後にしました!

なお帰りは大学キャンパスの目の前の「アウトレットモール」で買物でした。

ではまた明日!
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