仮設トイレに閉じ込められ絶体絶命の危機に陥った男を描いた2021年ドイツ製作の『ホーリー・トイレット』が、2023年3月3日より公開されます。
頭部を負傷して意識を失った建築家「フランク」は、リゾートホテルの建設現場で横倒した仮設トイレの中で目を覚まします。記憶が欠落し、状況がよく飲み込めないなか、右腕には鉄筋が突き刺さっており、トイレの周りには大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられ、34分後の午後2時ジャストに爆発するということがわかります。
誰かに助けを求めるか、もしくは自力で脱出しなくてはなりませんが、身動きが取れません。やがて、友人である市長「ホルスト」の邪悪な思惑が明らかになり、刻一刻と爆発の時間が近づいていきます。
仮設トイレの中だけで全編が進行する設定と、過激なブラックユーモアやエログロ描写で世界各国のファンタスティック映画祭で話題を集めた作品です。
「フランク」に<トーマス・ニーハウス>、「ホルスト」に<ギデオン・ブルクハルト>、「マリー」に<オルガ・フォン・ラックバルト>が扮し、監督は新人の<ルーカス・リンカー>が務めています。
第29回全米俳優組合賞(SAGアワード)の授賞式が現地時間2月26日に米ロサンゼルスで開催されました。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が映画部門のアンサンブルキャスト賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞を受賞しています。
全米俳優組合が運営し、その年の映画やドラマで活躍した俳優たちを表彰する同賞。受賞者はアカデミー賞と重なることも多く、オスカーの行方を占う重要な賞の1つとされています。映画部門は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の面々が、「主演女優賞」<ミシェル・ヨー>、「助演男優賞」<キー・ホイ・クァン>、「助演女優賞」<ジェイミー・リー・カーティス>を受賞しています。
「主演男優賞」は、272kgの巨体の持ち主を自身の体重を増やしたうえにファットスーツを着用し、特殊メイクを施して演じた『ザ・ホエール』の<ブレンダン・フレイザー>が獲得しました。競争賞ではない生涯功労賞は、 1979年 の『 ノーマ・レイ 』(監督:マーティン・リット)、 1984年 の『 プレイス・イン・ザ・ハート 』(監督:ロバート・ベントン)で2度のアカデミー主演女優賞やカンヌ国際映画祭の女優賞を『 ノーマ・レイ 』で獲得した<サリー・フィールド>(76)が受賞しています。
授賞式はこれまでテレビ中継のみでしたが、今年からNetflixがYouTubeで全世界配信。日本国内からも視聴可能となりました。なお『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日、『ザ・ホエール』は4月7日より全国公開されます。
〈イタリアの最も美しい村〉のひとつに数えられるチビテッラ・デル・トロントを舞台に、年齢や国籍の違いを超え、本を通して老人と少年が交流する姿を描いた2021年イタリア製作の『丘の上の本屋さん』が、2023年3月3日より公開されます。
イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす丘の上にある、小さな古書店。店主の「リベロ」はある日、店の外で本を眺めていた移民の少年「エシエン」に声を掛けます。
好奇心旺盛な「エシエン」を気に入った「リベロ」は次々と店の本を貸し与え、「エシエン」は、「リベロ」が語る読書の素晴らしさに熱心に耳を傾けます。本の感想を語り合ううちに、2人は年齢や国籍を超えた友情を築いていきます。
店主「リベロ」役は『フォードvsフェラーリ』・『我が名はヴェンデッタ』の<レモ・ジローネ>、「エシエン」に<ディディ・ローレンツ・チャンブ>が演じ、監督は<クラウディオ・ロッシ・マッシン>が務めています。
<中島健人>(Sexy Zone)が主演、<堤真一>が共演する『おまえの罪を自白しろ』が、2023年10月20日に公開されます。
<真保裕一>による社会派ミステリー小説をもとにした本作は、政治家一族である宇田家の孫娘が誘拐されたことで巻き起こる波乱を描いています。犯人の要求は身代金ではなく「記者会見でお前の罪を自白しろ」というもので、それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす罪でした。
<中島健人>は、一家の次男であり、家族の命を救うため奮闘する「宇田晄司」を演じています。<堤真一>は、「晄司」の父である内閣府副大臣「宇田清治郎」に扮しています。
『64-ロクヨン-』の<久松真一>が脚本を手がけ、監督は『アイ・アム まきもと』の<水田伸生>が務めています。
今夜<18:54>より「BSテレ東」にて、1996年アメリカ製作の『原題:The Fan』が、邦題『ザ・ファン』として1996年10月26日より公開されました作品の放送があります。
<ピーター・エイブラハムズ>の同名小説が原作として、人気野球選手への過剰な思い入れのあまり、次々と異常な行動を重ねていく男の犯罪を<トニー・スコット>が監督を務め描いています。
連続出場の世界記録を達成した大リーガーの<カル・リプケン・ジュニア>がテクニカル・アドバイザーを務めたほか、1995年まで「フィリーズ」で活躍した<ジョン・クラック>が5番打者役で出場しているのをはじめ、プロ選手が多数出演しているのも話題になりました。
配役は、「ギルレナード」に<ロバート・デ・ニーロ>、「ボビーレイバーン」に<ウェズリー・スナイプス>、「ジョエルスターン」に<エレン・バーキン>、「マニー」に<ジョン・レグイザモ>、「ホアンプリモ」に<ベニチオ・デル・トロ>ほかが名を連ねています。
『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』の公開日が、2023年8月4日に決定しています。予告編が解禁され、「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ初の3DCGとなる本編映像がお披露目されています。
映画のストーリーラインも発表されています。本作はある夜、宇宙から飛来してきた白い光の力によっ「野原しんのすけ」の体に不思議な力が宿る物語。熱くなったお尻に意識を集中すると、おもちゃや手巻き寿司などの物を宙に浮かすことができるようになります。一方、暗黒の光を浴びて超能力を手にした男は世界の破滅を望んでいました。日本中が恐怖で支配されようとしたとき「しんのすけ」が立ち上がります。
監督は、『モテキ』(2011年)・『バクマン。』(2015年)で知られ、本作で初めてアニメーション映画を手がける<大根仁>が務めています。
長年2Dアニメを制作してきたシンエイ動画と『STAND BY ME ドラえもん』(2014年・監督:八木竜一・山崎貴)の白組がタッグを組み、構想から7年の期間を費やして、「ツヤツヤもちもちカラフル」をテーマにした新たな「クレヨンしんちゃん」を生み出しています。
今夜<21:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1989年アメリカ製作の『原題:Driving Miss Daisy』が、邦題『ドライビング・MISS・デイジー』として1990年5月12日より公開されました作品の放送があります。
白人の老女「デイジー」と、初老のベテラン黒人運転手「ホーク」との心の交流友情を25年の時の流れの中で描いています。
1948年、夏。長年勤めた教職を退いた「デイジー」は未亡人。まだまだ元気いっぱいの彼女でしたが、寄る年波には勝てず、ある日運転中にあやうく大事故を引き起こしかけます。亡くなった父の跡を継いで会社の社長となっていた息子の「ブーリー」は、そんな母の身を案じ、専用の運転手を雇うことにします。
出演は「デイジー」に<ジェシカ・タンディ>、「ホーク」に<モーガン・フリーマン>「ブーリー」に<ダン・エイクロイド>ほか。監督は<ブルース・ベレスフォード>が務め、1989年アカデミー賞9部門でノミネートされ、作品賞、脚色、主演女優(ジェシカ・タンディ)、メーキャップ賞の4部門を受賞している作品です。
第2次世界大戦を舞台に、ロンドン壊滅をもくろむドイツ空軍秘密部隊に立ち向かうアメリカ空軍パイロットの戦いを描いた『KG200 ナチス爆撃航空団』が、2023年3月3日より公開されます。
1944年、ナチス占領下のフランス上空。敵基地殲滅作戦へと向かうB-17爆撃機の護衛についていた「ホールデン大尉」らは、突然接近してきた所属不明の2機の戦闘機に襲撃されます。それは連合軍の墜落機を回収して騙し討ちに利用するドイツ軍第200爆撃航空団(KG200)でした。
「ホールデン大尉」は激しい空中戦の末に1機を撃墜し不時着しますが、B-17の乗員たちはドイツ軍に捕らわれてしまいます。仲間を救うべくたった1人で敵基地へ乗り込む「ホールデン大尉」でしたが、その途中、ロンドン壊滅を狙うドイツ軍の極秘計画を知ります。
登場する戦闘機は全て本物のビンテージ機を使用、空中戦シーンでは約4000発の空砲を用いるなどリアリティを追求し、「ホールデン大尉」に<ジェームズ・マズロー>が扮し、<マイケル・B・チャイト>監督が緊迫感たっぷりに描き出しています。
国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画42作目『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』が、2023年3月3日より公開されます。
『リーガルハイ』・『コンフィデンスマンJP』シリーズなど数々のヒット作や、2023年放送の大河ドラマ『どうする家康』などで知られる人気脚本家の<古沢良太>が、映画『ドラえもん』の脚本を初めて手がけています。空に浮かぶ理想郷を舞台に、「ドラえもん」と「のび太」たちが繰り広げる冒険を描いています。
空に浮かぶ謎の三日月型の島を見つけた「のび太」は、「ドラえもん」たちと一緒にひみつ道具の飛行船「タイムツェッペリン」で、その島を目指して旅立ちます。やがてたどり着いたその場所は、誰もがパーフェクトになれる夢のような楽園「パラダピア」でした。
「ドラえもん」と「のび太」たちは、そこで何もかも完璧なパーフェクトネコ型ロボットの「ソーニャ」と出会い、仲良くなりますが、その夢のような楽園には、大きな秘密が隠されていました。
パラダピアに暮らすパーフェクトネコ型ロボットの「ソーニャ」の声を、これが声優初挑戦となる「King & Prince」の<永瀬廉>が担当。そのほか、「ドラえもん」に<水田わさび>、「のび太」に<大原めぐみ>、「しずか」に<かかずゆみ>、「ジャイアン」に<木村昴>、「スネ夫」に<関智一>、「マリンバ」に<井上麻里奈>、「ハンナ」に<水瀬いのり>、「南海キャンディーズ」の<山里亮太>が未来デパートの配達員、タレントの<藤本美貴>がパラダピアの先生にゲスト出演しています。監督はテレビアニメ『ドラえもん』の演出を数多く手がける<堂山卓見>が務めています。
パリのエッフェル塔を設計した<ギュスターブ・エッフェル>を主人公に、塔が完成するまでの苦難の日々と、ある女性への秘められた思いを、創作を交えて描いたフランス・ベルギー・ドイツ合作製作の『エッフェル塔 創造者の愛』が、2023年3月3日より公開されます。
ニューヨークの「自由の女神像」の制作に協力して名声を得た「エッフェル」は、パーティの席で大臣から、3年後の1889年に開催されるパリ万国博覧会のシンボルモニュメント制作のコンクールへの参加を要請されます。さらに友人で記者の「レスタック」の妻「アドリエンヌ」からも野心作を見てみたいと言われた「エッフェル」は、パリの真ん中に300メートルの金属製の塔を造ると宣言します。
パーティでは「アドリエンヌ」と初対面のふりをした「エッフェル」でしたが、実は彼にとって「アドリエンヌ」は忘れられない女性だった。
『真夜中のピアニスト』の<ロマン・デュリス>が「エッフェル」に扮し、『ナイル殺人事件』で「ジャクリーン・ド・ベルフォール」役の<エマ・マッキー>が「アドリエンヌ」を演じ、監督は<マルタン・ブルブロン>が務めています。
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