記事検索

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://jp.bloguru.com/falcon
  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1159件

ファルコン昆虫記(426)枯れ枝に似た【チャノウンモンエダシャク】の幼虫

スレッド
ファルコン昆虫記(426)枯れ...
チョウ目(鱗翅目)シャクガ科は8種の亜科に分かれていますが、そのひとつのエダシャク(枝尺)亜科には、木の枝に擬態する「シャクトリムシ(尺取虫)」がいます。
体表に灰褐色の斑紋などが入り、樹皮とまぎらわしい体色をしていますが、この【チャノウンモンエダシャク】もそのひとつです。

天敵から身を守るため、尾脚(疣足)で体を支え、全身を真っ直ぐにさせて角度を持って立ち上がりますと、まるで短い枝そのものの姿に見えます。

幼虫は、名称通りチャノキ(ツバキ科)に被害を与えるようで、サクラ(バラ科)やブナ科・ニレ科・ツツジ科など広く食草としています。

成虫は開張寸法が、オスは35~45ミリ、メスは45~60ミリとメスの方がかなり大きくなり、翅上部は褐色で、黒色の明確な外横線が入り、その下側は淡い褐色に切り替わっています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(425)淡黄緑色の体色【アトジロエダシャク】の幼虫(2)

スレッド
ファルコン昆虫記(425)淡黄...
昨年最後に目にした幼虫が 尺取り歩きをしていた【アトジロエダシャク】 でしたが、今年も遭遇することができました。

チョウ目(鱗翅目)シャクガ科エダシャク亜科に分類されており、幼虫は俗に言う「シャクトリムシ(尺取虫)」です。

大きな黄緑色の頭部を持ち、1対の腹脚・尾脚とも黄緑色で大きく、体表全体には白色の盛り上がった模様が入ります。

成虫は花の蜜を餌とし、幼虫はブナ科・ニレ科・バラ科・カエデ科等、多種の広葉樹の葉を食草としています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(424)ナニワイバラの花に【コアオハナムグリ】(5)

スレッド
ファルコン昆虫記(424)ナニ...
駅までの通勤道に、毎年白い花の 「ナニワイバラ」 を咲かせているお家があります。
雄しべの花粉がたっぷりとある花で、多くの昆虫が集まりますので、この時期に生け垣の前を通るのが楽しみなお家です。

2012年、 2013年 と、この【コアオハナムグリ】を撮影してきており、体長10ミリほどの大きさしかありませんが、今年も蕊の中をせわしく動き回る場面に遭遇して安心しました。

幼虫にとってもおいしい植物のようで、シャクトリ科の幼虫である 「シャクトリムシ(尺取虫)」 や、 「ホソヒラタアブ」 ・ 「ナミルリイロハラナガハナアブ」 ・ 「ヒゲナガホソクチゾウムシ」 ・ 「コハナバチ」 など、多種に渡りお食事に訪れています。

今年も多くの昆虫との出会いがあればいいなと、開花している花をひとつひとつ確かめながら、駅まで歩いています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(423)クレマチスの花に【セイヨウミツバチ】(4)

スレッド
ファルコン昆虫記(423)クレ...
きれいに咲いている青紫色の 「クレマチス」 の花に、【セイヨウミツバチ】が飛来してきました。

【セイヨウミツバチ】はもともとヨーロッパからアフリカ、中近東にかけて分布していてものを、人類が養蜂に利用するために飼育してきました。
日本には明治時代に北アメリカから導入され、今では全国的に養蜂に利用されています。

日本で飼育されている【セイヨウミツバチ】は主に「イタリアン種」で、胸部に近い腹部上部に黄橙色の帯が入り、 【ニホンミツバチ】 の腹部は全体的に黒色をしています。

「クレマチス」の花は、多数の雄しべと雌しべがあり、開花が進むにつれて、雄しべの1本1本が外側に広がり成熟、葯から花粉を出しますが、まだ完全に雄しべが開ききっていませんので、残念ながらおいしい花粉にありつけそうにありません。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(422)移動中です【トビネオオエダシャク】の幼虫(2)

スレッド
ファルコン昆虫記(422)移動...
山道は、ただいま「イモムシ・ケムシ」の繁殖期で、注意して歩いていないと木々の枝から「ブランコケムシ」や 「ブランコイモムシ」 が垂れ下がって衣服などに付くことがあります。

今朝は、山道の落ち葉の中を移動している【トビネオオエダショク】の幼虫と遭遇いたしました。
チョウ目(鱗翅目)シャクガ科エダシャク亜科に分類されており、シャクガ科ということで移動する動きは「シャクトリムシ(尺取虫)」型です。

終齢幼虫は体長55ミリ前後、頭部、胸部~腹部の側面および尾部が鮮やかな黄色をしており、気門の周りは黒く、背面と腹面は灰白色で、それぞれに数本の黒い線がはいりますが、明瞭でない個体もあります。

成虫は5~8月に現れ、開張は40~60ミリ、体色は灰白色~淡褐色をしており、灰褐色~暗灰褐色の帯が数本入ります。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(421)同定できない(25)<チョウ目の幼虫>(8)

スレッド
ファルコン昆虫記(421)同定...
体長60ミリほどの、淡い黄色のきれいな「イモムシ」を見つけました。

一昨日の「幼虫」は、 「シャクトリムシ(尺取虫)」 という手掛かりがあり 「シロトゲエダシャク」 の幼虫と同定できたのですが、今回はチョウ目127科あるうちのどの範疇に入るのかさえ見当がつきません。

頭部(右側)にある黒い斑点模様、背中に入る白い筋、横側に入る灰色の模様と同定する特徴はあるのですが、これまた手もとの資料では同定が出来ませんでした。

いつか判明するときが出てくることを期待しながら、記録として残しておきます。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(420)同定できない(24)<昆虫>

スレッド
ファルコン昆虫記(420)同定...
いやぁ~、まいりました。<同定できない>に取り上げてきたのは、「イモムシ・ケムシ」・「蛾」や「蜘蛛」で、どれも種類が多くてわからなくても仕方ないかなとおもっていますが、さすがに<昆虫>がわからないというのは落ち込みました。

体長は10ミリ程度、脚が6本ですので間違いなく<昆虫>です。長い触角と突き出た赤色の頭部、黒い翅に白色の筋模様があり、見間違いをすることのない形をしていますが、同定できません。

<昆虫>も多くの「目(モク)」がありますが、形と翅の形状から<トンボ目・バッタ目・カマキリ目・ナナフシ目・チョウ目・コウチュウ目・カゲロウ目>などは無条件で外せます。

2枚の翅の形状と触角が長いということで<ハチ目>の【昆虫】だと考えるのですが、頭部の形は<カメムシ目>のサシガメ科に似ており、手持ちの資料では確認することができませんでした。

(追記)・・・ヨコバイ亜目ワタフキカイガラムシ科の「イセリアカカイガラムシ」と分かりました。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(419)尺取り歩きの【シロトゲエダシャク】の幼虫

スレッド
ファルコン昆虫記(419)尺取...
「イモムシ・ケムシ」は、チョウ目(鱗翅目)の幼虫ですが、127科165000種が分類されていますので、同定する作業は大変です。

今回見つけました【シロトゲエダシャク】の幼虫は、ありがたいことに<シャクトリムシ(尺取虫)>の歩行形態をしており、主として「シャクガ科」の幼虫とすぐに同定でき、あとは根気で資料とにらめっこ、エダショク亜科に辿りつきました。

多くの「シャクガ科」の幼虫は、「毛や針」のない、いわゆる「イモムシ」のモノが多く、写真のように「毛」を持つものは少ない部類に入り、真っ直ぐな姿勢であれば「ドクガ科」と間違えそうな体表模様です。

成虫は開張40ミリほどで灰茶褐色の翅の色をしており、名称に付く「シロトゲ」は幼虫の毛を指すのではなく、成虫の脚に棘状のモノがあることに由来しています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(418)キンモクセイの葉に【ヒメウラナミジャノメ】

スレッド
ファルコン昆虫記(418)キン...
真ん中が白く抜けた黒い紋に金環の縁どりが目立つ【ヒメウラナミジャノメ(姫裏並蛇目)】が、「キンモクセイ」の葉の上で休憩していました。
和名通り、<翅の裏に波模様のある蛇の目の紋が入る小さな蝶>で、 「モンシロチョウ」 より一回り小さい大きさです。

チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類されており、日本全国に分布、4~9月頃に掛けて活動をしています。

蛇の目の数は一般的に前翅裏に大きなのが1個、後翅裏に5個ありますが、6~8個をもつ個体もあり、写真の蝶も6個あるようです。

学名は<argus>と名が付けられていますが、これはギリシア神話に登場する全身に100の目を持つ巨人<アルゴス>に由来しています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(417)薄黄緑色の【ブランコイモムシ】

スレッド
ファルコン昆虫記(417)薄黄...
山道を歩いておりましたら、目の前にヌゥ~と「ブランコイモムシ」が垂れ下がってきました。
昆虫や芋虫・毛虫の嫌いな方なら、この細い道を通ることが出来ないかもしれませんが、昆虫好きとしてはまずは写真を一枚確保です。

一般的に「ブランコケムシ」と呼ばれているのは、チョウ目(鱗翅目)ドクガ科マイマイガ属の若齢幼虫のことを指しますが、写真は明らかに毛がなく「イモムシ」です。

糸を出している頭部を上にして、爪のある硬い胸脚が3対、あいだを開けて腹脚が4対、そして尾端部に尾脚が1対きれいに見えていますが、成虫になりますと胸脚の3対が6本の脚になり、腹脚・尾脚はなくなります。

体長2センチばかりでの若齢幼虫でしたが、あとから来る人が嫌がらないように、糸をつかんで他の場所に移して置きました。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり