神戸港は1868年開港以来、日本を代表する国際貿易港として産業基盤を支えてきましたが、来る2017(平成29)年1月1日に開港150年を迎えます。
神戸市では開港150年を迎えるに当たり、今年度はプレ記念期間として様々なイベントの実施や、記念ロゴマーク入りの 「三笠山」 (文明堂神戸店)などの販売を展開しています。
このたび「神戸開港150年」の <記念ロゴマーク> のラベルが印刷された「アサヒスーパードライ」(中瓶)が4月22日(金)より、神戸市を中心として全国で発売されるとの発表が昨日ありました。
わたしの好きな銘柄の「キリンビール」でないのが残念であり、また(大瓶)ではありませんので、飲み屋さんでお目にかかる機会もなさそうです。
<キャンディーズ>の<田中好子>さんが逝去したのは、2011年4月21日でしたが、もうすぐ5回忌が巡ってきますが、彼女は1992(平成4)年から、手延素麺「揖保乃糸」のCMキャラクターで親しまれていました。
そんなことをふと思い出し、前回は<狩野ジャパン>の 「島原素麺」 を使い【にゅうめん】をいただきましたが、今回は、地元兵庫県手延素麺協同組合が有する手延素麺のブランド「揖保乃糸」です。
「椎茸」を甘辛く煮て、刻みネギ、落とし玉子を具材としました。
子供のころから食べ慣れている赤帯(黒帯が特級品)の「揖保乃糸」だけに、「島原素麺」よりもこちらの方が食べ慣れていることもあり、おいしく感じてしまいます。
本日は西方面に出向いていましたので、馴染の「立ち呑み屋」によることもなくまっすぐに帰宅、家呑みです。
手早くできるメニューとして、【ポークチャップ】と【オムレツ】にしました。
【オムレツ】に絡めても味が合うように、<玉ねぎ・ピーマン・しめじ>を、【ポークチャップ】のソースで炒めています。
<レタス>を千切ってお皿に敷き詰め、ドカンと盛り付け、おいしくいただきました。
何気なく見上げた<看板>ですが、文字使いが気になり立ち止まってしまいました。
「南え2分」と描かれているのですが、「南へ2分」ではないかなと気になります。
看板業界では一般的な表現なのかなとも考えたりしたのですが、施主も確認されての取り付けでしょうから、わたしが疑問を呈する立場ではありません。
それでも、少し気になる<看板>の表示でした。
駅に向かい歩いていますと、ガリガリゴロゴリガガガと大きな音が聞こえ、「ユンボ」での解体現場に遭遇いたしました。
まだこの一角は分譲されて10数年ほどしか経っておらず、右側の住宅もきれいな外壁をしています。
日本の住宅の平均寿命は30年もなく、ドイツ90年、アメリカ100年、イギリス140年と比べても、著しく低くなっています。
ハウスメーカーを中心として「安く・早く」という採算性重視が横行、品質低下の要因はいがめませんが、日本にはライフスタイルに合わせて住み替えていくという文化がなく、どうしても最後までその住宅に住み続け、最後は誰も買ってくれないまま「空き家」となり解体せざるを得ません。
また一番の要因は税制面で、原価償却が30年前後に設定、銀行の査定は15年から20年で評価が「ゼロ」となり、移り住むのにもローンが組めない状況があり、必ずしも建物の老朽化だけが要因ではないところが、悩ましい現状です。
平成28年度後期NHK連続テレビ小説は 『べっぴんさん』 で、子供服「ファミリア」の創業者<坂東すみれ>を主人公としています。<すみれ>役として<芳根京子>さんが選ばれたとの発表があったばかりですが、「ファミリア」が所有している「ファミリアホール」(旧三菱銀行神戸支店)が、大手不動産会社に売却されたことが、先ほど報道されました。
明治から昭和にかけて、神戸随一の金融街である栄町通の西端に位置していましたが、阪神・淡路大震災や銀行の統廃合ですっかり重厚な銀行の建物が亡くなり、唯一の生き残りでしたので、解体は残念でなりません。
1930(明治33)年、<曽禰達蔵>による設計で、ルネサンス様式石造りの3階建て、同氏の設計で現存する最古の建築物であり、神戸市の景観形成重要建築物に2000年(平成12)年3月に指定されています。
「ファミリア」は1977(昭和52)年に購入、250人収容のホールとしてコンサートなどを開催してきていましたが、老朽化と耐震性の問題で売却に踏み切ったようです。
敷地の南東の角には、石造の 「スヌーピー」 が飾られていますが、今後どうなるのかも気になるところです。
<たいめいけん>といえば、東京・日本橋の老舗洋食店で1931(昭和6)年4月1日創業、映画監督の<伊丹十三>風「タンポポオムライス」(1950円)で有名になりました。
現在は三代目<茂出木浩司>になっており、以前に 「懐(なつ)カレー」 というレトルト食品を試していますが、今回は裏メニューの【The オム黒ラーメン】(ローソン:214円)を購入してきました。
麺はストレートの油揚げ麺、スープはチキンをベースに玉ねぎの甘みがよく出ており、バターを使用しているためか、全体的に甘めの味わいの醤油味でした。
具材は、「オム」ということで、「かき卵」風のふわふわとした食感の「味付け玉子」、1センチ弱角の「味付け豚肉」、彩り役の「赤ビーマン」です。
裏メニューとしてお店で食べればまた違った味わいだと思いますが、カップ麺としては特徴もなく、再購入はありません。
1888(明治21)年のこの日、東京上野に日本初の喫茶店「可否茶館」が開業したということで、4月13日が「喫茶店の日」と制定されていますが、神戸っ子としては納得できません。
日本初の珈琲を出す喫茶店は、神戸元町商店街にある宇治茶の専門店<放香堂>で、「神戸開港150年」の ポスター にも、神戸が発祥ということで「COFFEE」が取り上げられています。
<放香堂>は天保年間(1830~1844)に京都で創業、1868(慶応3)年、神戸港開港に合わせて商館を設け、日本茶の輸出と珈琲の輸入を手掛けています。
1874(明治7)年、現在の神戸元町通3丁目に宇治茶の小売り店舗を開業、1878(明治11)年には店内の座敷で珈琲が飲めるようになり、珈琲豆の粉の販売を始めています。
神戸市立博物館所蔵の『豪商神兵湊の魁』(1882年)には、お店の前にゴザを敷き、焙煎した珈琲豆を広げている様子が描かれています。
昨年10月には、お茶を販売する店舗の西側に【放香堂・日本最古の加琲店】の看板を掲げて、喫茶部門が復活しています。
2017(平成29)年1月1日に、神戸港は開港150年の節目を迎えます。
市内では、JR三ノ宮駅 や JR元町駅 の南側に、カウントダウン用の残日計が設置されていますが、あまり盛り上がりを感じることはありません。
このたび「神戸港開港150年記念」の関連として<文明堂神戸店>より、【神戸開港150年記念三笠山】(864円)が、本日13日(水)から4月19日(火)の一週間限定で、<大丸神戸店:地下1階店舗>にて販売されます。
「三笠山」は直径15センチ、皮の表には 「神戸開港150年記念」 のロゴマークが焼き入れられ、北海道産小豆がたっぷりと詰まっています。
今日のお昼ご飯は、朝早くから観光客で賑わう神戸南京町の「上海飯店」です。
「ふかひれラーメンセット」の注文を終え、壁に目をやりますと<龍の彫刻>が飾られていました。
「龍の爪」の本数が5本ですので皇帝しか使用できない本数で、台湾旅行をした際に通訳の<陳>さんが、「5本の指は皇帝だけ、4本はその臣下、庶民は3本ね」と言われた言葉が忘れられません。
<龍>は中国の想像上の動物ですが、頭はラクダ、角は鹿、目はウサギ、耳は牛、胴体は蛇、腹は蜃(みずち)、うろこは鯉、掌は虎、そして爪は鷹で、「龍に九似(きゅうじ)あり」と言われています。
中国の建物、特に寺院の屋根には<龍>が飾られていますが、昔から<龍>は水の神様とされ、自由自在に雷雨や竜巻を呼ぶことができるとされ、建物が火事になりますと<龍>が雨を呼び寄せて、火を消してくれるという願いが込められています。
日本の寺院では、手水場に流れる水を吐き出す <龍の水口> をよく見かけますが、やはり水の神様という思想が受け継がれているようです。
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