UCCホールディングス(神戸市中央区)は8日、喫茶店チェーン「珈琲館」事業を投資ファンドのロングリーチグループ(東京)に売却すると発表しました。売却金額は非公表ですが、売却額は数十億円規模とみられています。同業者やコンビニなどとの競争が激化しており、独自性の高い業態に集中させます。
珈琲館は1970年の創業で、国内店舗数は約300店。2008年6月にUCCの傘下に入っています。
飲食店を運営する傘下のユーシーシーフードサービスシステムズ(東京)が5月1日付で事業を分割し、売却します。珈琲館や、「CAFE DI ESPRESSO珈琲館」「珈蔵」「珈楽庵」の直営、フランチャイズ約300店を譲渡。珈琲館事業と友好的な関係を維持し、好評の紀州備長炭 炭火珈琲のコーヒー豆などを提供することで、事業の発展を支援していくとのこと。
売却後の喫茶店数は約300店。うち111店を占める主力の「上島珈琲店」に積極投資する。手作業でていねいに入れるハンドドリップの店を増やすなど、ブランドイメージを高める。
ロングリーチはハンバーガーの 「ウェンディーズ・ジャパン」 や 「ファーストキッチン」 などの外食事業を手掛けています。
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