新宇宙船「スターライナー」の有人試験延期@ボーイング
6月
2日
1日午後(日本時間2日未明)、米航空宇宙大手ボーイングが開発中の宇宙船「スターライナー」がフロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から初の有人飛行試験に出発する予定でしたが、原因は不明で、直前で延期しています。
「スターライナー」は高さ5メートル、直径4.6メートルも大きさで、米航空宇宙局の飛行士2人が乗り、国際宇宙ステーションとの間を安全に往復できることを示す計画でした。
5月6日に出発を試みましたが予定時刻の約2時間前にロケットの弁に不具合があり延期されていました。
弁は交換しましたが宇宙船にもヘリウム漏れなどが見つかっています。安全評価に時間がかかって数日ずつ遅れを繰り返しましたが、飛行は可能だと判断されていました。