この『歩道橋シネマ』は、『図書室の海』『朝日のようにさわやかに』『私と踊って』に続く、著者にとって7年ぶりの4冊目となる(連作を除く)短篇集です。〈小説新潮〉に発表した11篇を中心に、全18篇が収められています。
SFもファンタジーもホラーもミステリも青春小説も自由自在に書き分ける多彩な技量の持ち主なので、どんな話になるのか、書き出しからはまったく結末が想像できないのが特徴として、どの短編も読者の〈思い込み〉を巧妙に利用していて、こういう小説だなと決め込んで読んでいますと見事に足をすくわれる作品が楽しめます。
個人的には『球根』・『楽譜を売る男』・『降っても晴れても』など、ブラックユーモア系が秀逸でした。
ニタリとする各編の感想はネタバレになってしまいますので、省略させていただきます。興味ある方は、巻末の著者あとがきとして、作者自身により18編の短いコメントが掲載されていますので参考にして、驚きの感覚を味わってみてください。
15日(日本時間16日)、グローブライフフィールドにて「レンジャーズーエンゼルス」2回戦が行われ、エンゼルスが「9-6」で勝っています
エンゼルスの<大谷翔平>は「1番・指名打者」で先発出場、今シーズン1号・2号本塁打を打ち、1試合2本塁打としています。
1回の第1打席、先発<ブッシュ>の初球の直球を捉え、右中間スタンドへ今季1号ソロを運んでいます。先頭打者弾は昨年10月3日(日本時間4日)、シーズン最終戦だったマリナーズ戦以来、自身5本目としています。
第2打席は3回1死、2番手の<アブレイユ>に対し、見逃し三振でした。
第3打席、3点を追う5回1死から左腕<アラード>のカットボールを捉え、右翼席へ特大2ランを放っています。昨年7月2日のオリオールズ戦以来、メジャーで7度目となる1試合2発。逆転された直後に1点差に詰め寄り、チームの再逆転につなげた1発となりました。
第4打席は6回2死一塁、右腕<スナイダー>と対戦し、一ゴロでした。
第5打席は9回無死、2017年から4年間、DeNAに在籍していた<パットン>と対戦は、空振り三振に倒れています。
この日は5打数2安打3打点で打率を2割6厘としています。チームは主砲の待望の1発と1試合2発で勢いづき、逆転勝ち。中盤以降はリリーフ陣が踏ん張り、競り勝ちました。
【註】<大谷翔平>の背番号は「17」ですが、この日は黒人選手初のメジャーデビューをたたえる「ジャッキー・ロビンソンデー」で背番号「42」を着用しています。
俳優<菅田将暉>と<原田美枝子>がダブル主演する2022年9月9日より公開されます映画『百花』のポスタービジュアルが解禁されています。
記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子「葛西泉」役を<菅田将暉>、すべてを忘れていく中、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母「百合子」役を<原田美枝子>が演じています。
物語の重要なシーンを撮影した、長野県・諏訪湖にて撮り下ろした写真は、少し切なげな表情で見つめる「泉」と、愛情深い微笑みを浮かべつつも、目の奥に何か秘めた思いを感じさせる表情をした「百合子」の親子を切り取っています。「黄色」は本作のテーマカラーとのことです。
「泉」は、レコード会社に勤務し、社内結婚をしてまもなく子どもが生まれようとしている日常から一変、記憶を失っていく母を目の当たりにして、封印していたはずの過去の記憶に向き合うことなります。一方、女手一つで育ててきた息子と、とある事件をきっかけにすれ違うようになってしまった「百合子」は、記憶を失っていく中、思い出の奥底にある「秘密」に手を伸ばそうとするのでした。
映画プロデューサー・脚本家として映画プロデューサー・脚本家として『告白』・『悪人』・『モテキ』・『君の名は。』・『竜とそばかすの姫』など多数の映画を製作してきた<川村元気>が、自身の体験をもとに2019年5月に発表した4作目となる小説『百花』(文藝春秋)を自ら脚本化し、監督も務めた長編映画監督デビュー作品です。
本日深夜<2:15>より「カンテレ」にて、2001年韓国製作の『原題:My Sassy Girl』が、邦題『猟奇的な彼女』として2003年1月25日より公開されました作品の放送があります。
原作は、1999年に大学生の<キム・ホシク>がパソコン通信の掲示板に書き込んだちょっとヘンな女の子とのデート体験談。これが人気を呼んで単行本化され、ベストセラーになりました。映画も恋愛映画では韓国映画史上歴代第1位の大ヒットした作品です。
性格の優しい大学生の「キョヌ」は夜の地下鉄ホームで美しい〈彼女〉と出会います。でもその時〈彼女〉は泥酔状態でした。酔っぱらい女は嫌いでしたが、車中で倒れている〈彼女〉を放っておけず仕方なく介抱してホテルへ運びます。ところがそこに警官がやってきて「キョヌ」は留置場で一晩を過ごすハメになってしまいます。翌朝、昨夜の記憶のない〈彼女〉は怒って「キョヌ」を電話で呼び出した上、詰問するのでした。しかし、これがきっかけで、そのルックスとは裏腹にワイルドでしかも凶暴な〈彼女〉に振り回されますが、「キョヌ」にとっては楽しい日々が始まるのでした。
出演は、「彼女」 に<チョン・ジヒョン>、「キョヌ」に< チャ・テヒョン>、「キョヌの父」に< キム・インムン>、「キョヌの母」に< ソン・オクスク>、「キョヌの叔母」 に<ヤン・グムソク>、「彼女の父」に< ハン・ジンヒ>が扮し、監督は<クァク・ジェヨン>が務めています。
日の出時刻5:27>の朝6時の気温は「11.5℃」、最高気温は「18.0℃」の神戸のお天気でした。
本日のお昼ご飯は「かやくご飯」+「五目玉子焼き」+「豚と野菜の生姜風味」+「胡瓜の酢の物」+「味噌汁(ネギ・大根・人参)」+「果物(オレンジ)」でした。
デイケアに出向いています「フローラルヴィラ垂水」の掲示板に、施設が〈公式SNS(フェイスブック・インスタグラム)〉を始めたお知らせが掲示されていました。
利用者の皆さんは「QRコード」自体が分からず、無関心で、また(フェイスブック・インスタグラム)を利用しているような人はいないように思えます。
情報発信の時代を反映しているのでしょうが、反面、多彩な行事などの紹介で他施設との違いを知ってもらい利用者の増加を狙っているのが本音だとみていますが、担当される職員さんも喜んで作業をされているわけではないようです。
今後がどうなるのか、静観しておきたいお知らせでした。
今夜<18:00>より「BS12トゥエルビ」にて、2006年アメリカ・ドイツ合作製作の『原題:Running Scared』が、邦題『ワイルド・バレット』として2008年10月11日より公開されました作品の放送があります。
殺しに使用された銃の後始末を仕事にする「ジョーイ」(ポール・ウォーカー)は、警官殺害に使用した銀のリボルバーの始末をすることになります。しかし、地下室に隠したはずだったリボルバーが、隣の家で起こった発砲事件で使用されてしまいます。発砲したのは、「ジョーイ」の息子の友人で、ロシアンマフィアの養父から虐待を受けている少年「オレグ」(キャメロン・ブライト)でしたた。
一丁のリボルバーとロシア人少年をめぐり、ニュージャージーの夜の街でマフィアや汚職警官、売春婦らの運命が交錯するサスペンス・アクション。監督は<ウェイン・クラマー>が務めています。
リボルバーを追うマフィアの男を<ポール・ウォーカー>、物語の鍵を握るロシア人少年を<キャメロン・ブライト>が演じるています。さまざまな出来事が複雑に絡み合う展開と、二転三転する大どんでん返しのラストに注目の作品です。
今夜<21:00>より「BS-TBS」にて、2008年アメリカ・イギリス合作製作の『原題:Quantum of Solace』が、邦題『007/慰めの報酬』として2009年1月24日より公開されました作品の放送があります。
「007シリーズ」の第22作目として、前作『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年・監督:マーティン・キャンベル)の続編にあたります。監督は、『チョコレート』(2001年)・『ネバーランド』(2004年)などの<マーク・フォースター>が務めています。
恋人「ヴェスパー・リンド」(エヴァ・グリーン)を失った「ジェームズ・ボンド」(ダニエル・クレイグ)が復讐と任務の狭間で苦悩する姿を描いています。「ベスパー」の死の真相を探るためハイチに飛んだ「ボンド」は、奇しくも知り合った美女「カミーユ」(オルガ・キュリレンコ)を通じ、「ベスパー」を死に追いやった謎の組織の幹部「ドミニク・グリーン」(マチュ・アマルリック)に接近します。彼の巨大な陰謀を知ったMI6は「ボンド」に任務を課します。
本日<18:30>より「BSテレ東」にて、1981年8月8日より公開されました<渥美清>主演「男はつらいよ」シリーズの第27作『男はつらいよ 浪花の花の寅次郎』の放送があります。
気ままな旅を続けるテキ屋の「寅次郎」は、瀬戸内海の小さな島で出会った美女、「浜田ふみ」と大阪で偶然再会します。「ふみ」は美貌の芸妓でしたが、幼い時に両親と別れ、大好きな弟とも別れて以来会ったことがないという薄幸の女性でした。気がつけば「ふみ」に心底惚れてしまい、苦手だった大阪での滞在まで延ばすことになった「寅次郎」ですが、ある一晩をきっかけに彼女との恋を諦め、故郷の柴又に帰ってしまいます。
「とらや」に突然、「ふみ」が訪ねてきます。「ふみ」は芸者をやめ、結婚して故郷の島で暮らすことを報告に来たのでした。
1979年にテレビドラマ『水中花』に主演し、主題歌『愛の水中花』をヒットさせた<松坂慶子>がマドンナ役に(劇中で寅さんが水中花を行商するパロディーがあります)。浪速節風の悲恋物語が基本ながら、大阪嫌いだった「寅さん」がマドンナとの出会いを機に大阪弁を覚えます。また、<中村はやと>から<吉岡秀隆>が、初めて「満男」役に扮しています。この作品から「満男」は出番も台詞も増えていきます。
簡易書留料金用の「320円」として2019年8月20日に発行されています「瀬戸内海国立公園(瀬戸内の島々)」です。
現行で販売されています普通切手として「500円」に次ぐ2番目に高い額面の切手です。
グラビア6色刷り、環境省の監修で、切手デザイナー<貝淵純子>さんの意匠です。
「瀬戸内海国立公園」は、1934年(昭和9年)3月16日に、「雲仙国立公園」(現・雲仙天草国立公園)、「霧島国立公園」(現・霧島錦江湾国立公園)とともに、日本初の国立公園として指定されました。その当時の指定区域は東から小豆島の寒霞渓、香川県の屋島、岡山県の鷲羽山、広島県の鞆の浦・沼隈町周辺の備讃瀬戸を中心とした一帯のみでしたが、その後、数回にわたり区域の拡張がなされ、現在は、西は下関市の火の山から北九州市、東は和歌山市にまで及ぶ広大な公園となっています。
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