本日<13:00(~15:52)>より「NHK BSプレミアム」にて、1959年アメリカ製作の『原題:The Diary of Anne Frank』が、邦題『アンネの日記』として1959年9月8日より公開されました作品の放送があります。
世界で3,000万部以上出版され、「戦争の愚かさとユダヤ人の悲劇」を世界中に強烈に訴えることになった、<アンネ・フランク>の『アンネの日記』を、『ジャイアンツ』(1956年)の<ジョージ・スティーヴンス>が監督を務め映画化しています。
「アンネ・フランク」に新人<ミリー・パーキンス>、父「オットー・フランク」に<ジョゼフ・シルドクラウト>、<シェリー・ウィンタース>らが出演しています。
第12回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門で上映され、第32回アカデミー賞では作品賞を含む8部門にノミネートされた作品です。
アフガニスタンを舞台に、異なる社会背景を持つ3人の女性が人生の試練に直面する姿を描き、2019年・第76回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品されたアフガニスタン・イラン・フランス合作映画『明日になれば アフガニスタン、女たちの決断』が、2022年5月6日より公開されます。
アフガニスタンの首都カブール。妊娠中の「ハヴァ」は、認知症の義母の世話をしながら家事に追われる毎日を送っています。ニュースキャスターの「ミリアム」は7年間浮気し続けた夫との離婚を決意した矢先、自分が妊娠していることに気づきます。一方、結納の日を迎えた「アイーシャ」には家族に言えない秘密がありましたが、問題を解決するためには多額のお金が必要でした。
それぞれ人生の岐路に立たされた彼女たちは、時を同じくしてある場所へと向かいます。
アフガニスタン映画機構で初の女性会長を務める<サハラ・カリミ>の長編監督デビュー作品です。
『ライ麦畑でつかまえて』などで知られるアメリカの小説家<J・D・サリンジャー>を担当する女性エージェントと新人アシスタントを描いた<ジョアンナ・ラコフ>の自叙伝を、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の<マーガレット・クアリー>、『エイリアン』シリーズの<シガニー・ウィーバー>の共演で映画化されました『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』が、2022年5月6日より公開されます。
1990年代のニューヨーク。作家を夢見る「ジョアンナ」(マーガレット・クアリー)は、老舗出版エージェンシーで「J・D・サリンジャー」担当の女性上司「マーガレット」(シガニー・ウィーバー)の編集アシスタントとして働き始めます。
「ジョアンナ」の業務は世界中から大量に届く「サリンジャー」への熱烈なファンレターの対応処理でした。心揺さぶられる手紙を連日読む彼女は、簡素な定型文を返信することに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始めます。
そんなある日、「ジョアンナ」は、「サリンジャー」本人から一本の電話を受けます。監督は、『グッド・ライ いちばん優しい嘘』の<フィリップ・ファラルドー>が務めています。
在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに自身の居場所に葛藤する姿を描いた『マイスモールランド』が、2022年5月6日より全国で公開されます。
<是枝裕和>監督率いる映像制作者集団「分福」の若手監督<川和田恵真>が商業映画デビューを果たし、自ら書き上げた脚本を基に日本・フランス合作として映画化されました。
17歳の「サーリャ」は、クルド人の家族とともに故郷を逃れ、幼い頃から日本で育ちました。現在は埼玉県の高校に通い、同世代の日本人と変わらない生活を送っています。大学進学資金を貯めるためアルバイトを始めた彼女は、東京の高校に通う「聡太」と出会い、親交を深めていきます。そんなある日、難民申請が不認定となり、一家が在留資格を失ったことで「サーリャ」の日常は一変します。
自身も5カ国のマルチルーツを持つモデルの<嵐莉菜>が映画初出演にして主演を務め、『MOTHER マザー』の<奥平大兼>が共演。2022年・第72回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に出品され、「アムネスティ国際映画賞スペシャルメンション」を受賞した作品です。
本日<13:00(~15:22)>より「NHKーBSプレミアム」にて、1993年アメリカ製作の『原題:The Pelican Brief』が、邦題『ペリカン文書』として1994年4月29日より公開されました作品の放送があります。
法学部の学生「ダービー」(ジュリア・ロバーツ)が最高裁判事の殺人事件を巡って大胆な仮説を打ち立てます。そのレポートがワシントンへ持ち込まれた時から、彼女の身に危険が迫ります。
仮説は一部真実を突いていたのです。恋人でもあった恩師は殺され、命を狙われる彼女は、ワシントン・ヘラルド紙の敏腕記者「グレイ・グランサム」(デンゼル・ワシントン)の協力を得て、事件の核心に迫ります。
<ジョン・グリシャム>の同名小説を、<アラン・J・パクラ>が監督を務め映画化したサスペンス映画です。
元天才外科医で最強の魔術師「ドクター・ストレンジ」の活躍を描くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『ドクター・ストレンジ』(2016年)に続く第2作『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』が、2022年5月4日より全国で公開されます。
2016年に公開されたシリーズ第1作以降も、『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』(2018年)、『アベンジャーズ エンドゲーム』(2019年)、そして『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)など一連の(MCU)作品で活躍してきた「ドクター・ストレンジ」が、禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったことによって直面する、かつてない危機を描いています。
マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇る「スカーレット・ウィッチ」に助けを求める「ストレンジ」でした。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていました。その脅威の存在は、「ドクター・ストレンジ」と全く同じ姿をした、もう一人の自分でした。
「ドクター・ストレンジ」を演じる<ベネディクト・カンバーバッチ>をはじめ、ストレンジの盟友「ウォン」役の<ベネディクト・ウォン>、元恋人「クリスティーン」役の<レイチェル・マクアダムス>、兄弟子「モルド」役の<キウェテル・イジョフォー>ら前作のキャストが再出演。
物語の鍵を握る新キャラクターの「アメリカ・チャベス」役で<ソーチー・ゴメス>、「ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ」役で<エリザベス・オルセン>も出演。「スパイダーマン」3部作(2002年・2004年・2007年)を大ヒットさせた<サム・ライミ>が監督を務めています。
『凶悪』・『日本で一番悪い奴ら』・『孤狼の血』・『孤狼の血 LEVEL2』などの<白石和彌>監督が、<櫛木理宇>の小説『死刑にいたる病』(2017年10月・早川文庫)を映画化した『死刑にいたる病』が、2022年5月6日より公開されます。
鬱屈した日々を送る大学生「雅也」のもとに、世間を震撼させた連続殺人事件の犯人「榛村」から1通の手紙が届きます。24件の殺人容疑で逮捕され死刑判決を受けた「榛村」は、犯行当時、「雅也」の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった「雅也」もよく店を訪れていました。
手紙の中で、「榛村」は自身の罪を認めたものの、最後の事件は冤罪だと訴え、犯人が他にいることを証明してほしいと「雅也」に依頼します。独自に事件を調べ始めた「雅也」は、想像を超えるほどに残酷な真相にたどりつきます。
「榛村」に『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017年・監督:白石和彌)の<阿部サダヲ>、「雅也」に『望み』(2020年・監督:堤幸彦)の<岡田健史>が主演を務め、<岩田剛典>、<中山美穂>が共演しています。
昨日『ティファニーで朝食を』(1961年・監督:ヘレナ・コーン)が放映されていましたが、世代を超えて愛され続けるハリウッド黄金期の伝説的スター<オードリー・ヘプバーン>の知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー『オードリー・ヘップバーン』が、2022年5月6日より公開されます。
幼少期に父親による裏切りに遭い、ナチス占領下のオランダという過酷な環境で育った<オードリー・ヘプバーン>でした。
初主演作『ローマの休日』(1953年・監督:ヘレナ・コーン)でアカデミー主演女優賞を受賞し、映画スターとして輝かしいキャリアを築きあげる一方、実生活では幾度も離婚をし、愛される喜びを得られずにいました。晩年にはユニセフ親善大使など慈善活動を通して多くの人々に癒しと救済をもたらし、生涯をかけて「愛すること」を信じ、与えることを貫いています。
映画では貴重なアーカイブ映像をはじめ、俳優<リチャード・ドレイファス>や<ピーター・ボグダノビッチ>監督ら映画関係の仲間たち、息子や孫、友人ら近親者のインタビュー映像を交えながら、名声の裏側に隠された本当の姿を、<ヘレナ・コーン>監督が浮かび上がらせていきます。
<ジュリアン・ムーア>と<アリシア・ヴィキャンデル>がダブル主演を務めた2022年5月13日より公開されます『グロリアス 世界を動かした女たち』の予告編が解禁されています。
『フリーダ』・『アクロス・ザ・ユニバース』の<ジュリー・テイモア>が監督を務めた本作は、女性解放運動のパイオニアとして活躍した<グロリア・スタイネム>とその仲間たちの物語です。<ジュリアン・ムーア>が40代以降の<グロリア・スタイネム>、<アリシア・ヴィキャンデル>が若き日の<グロリア・スタイネム>を演じています。
予告には「私の人生は旅をする事で変わった」と語る「グロリア」が若き日にインドに滞在する様子を収録。「グロリア」は女性たちの悲惨な経験を聞き、帰国後にジャーナリストとして働き始めます。
女性を〈商品〉として酷使するプレイボーイクラブへバニーガールとして潜入取材する場面も切り取られています。男性優位の社会に嫌気が指した「グロリア」は、トレードマークとなる大きなサングラスを身に付け、女性解放運動に身を投じていきます。映像では「伝説のフェミニスト」というテロップもでています。
主演の<レナーテ・レインスヴェ>が「第74回(2021年)カンヌ国際映画祭」女優賞を受賞、「第94回アカデミー賞」でも脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされるなど、数々の栄えある賞を席巻したノルウェー映画『原題:The Worst Person In The World』が、邦題『わたしは最悪。』として2022年7月1日より公開されるに先立ち予告が解禁されています。
主人公「ユリヤ」は、学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分でいます。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人「アクセル」は、妻や母といった結婚を求めてきます。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだ「ユリヤ」は、若くて魅力的な「アイヴィン」に出会います。新たな恋の勢いに乗って、「ユリヤ」は今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとします。
主人公の女性の20代後半から30代前半の日々の暮らしを描いた物語ですが、メディアからは、「痛烈」「破壊的」「センセーショナル」「スリリング」といった、何ともミスマッチな熱いレビューで賞賛された異色作品です。
<レナーテ・レインスヴェ>が「ユリヤ」、<アンデルシュ・ダニエルセン・リー>が「アクセル」、<ハーバート・ノードラム>が「アイヴィン」を演じています。監督は、『母の残像』(2015年)、『テルマ』(2017年)などの<ヨアキム・トリアー>が務めています。
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