「夏目信人」シリーズとして、第1作目の短篇集『刑事のまなざし』に次ぐ長篇小説としての第2作目が、2016年3月15日に文庫本として発行されています本書『その鏡は嘘をつく』です。
痴漢行為で不起訴になったエリー医師「須賀」が、池袋のマンションで首吊り死体で発見されます。痴漢冤罪を悔やんでの自殺だとされましたが、検事「志藤清正」は他殺と疑い独自に調査します。
その頃、池袋署の刑事「夏目信人」は、首吊り死体が発見された日現場近くで起こった不可解な集団暴行事件を調べていました。カギを握るのは未来を捨てた少年と予備校女性講師でした。
帯のコピーに「泣かずにおれない。」とありましたが、人間の心の深遠に光を当てる著者ならではの視線に感動する一冊でした。
北トルコを舞台に、自由を求めて古い慣習から抜け出そうとする5人姉妹の運命を瑞々しいタッチで描いたフランス・トルコ・ドイツ合作青春ドラマ『裸足の季節』が、2016年6月11日より全国で公開されます。
10年前に事故で両親を亡くし、祖母の家で叔父たちと暮らしている5人姉妹。厳格なしつけや封建的な思想のもとで育てられた彼女たちは自由を手に入れようと奮闘しますが、やがて家族が決めた結婚相手にひとりずつ嫁がされていきます。
トルコ出身の新人<デニズ・ガムゼ・エルギュベン>が監督を務め、デビュー作ながら卓越した構成力や美しい映像が世界各地の映画祭で高く評価されました。第88回アカデミー賞(2016年2月29日)外国語映画賞にノミネートされた作品です。
『28日後...』(2002年・監督:ダニー・ボイル)・『わたしを離さないで』の脚本家<アレックス・ガーランド>が映画初監督を務め、美しい女性の姿をもった人工知能とプログラマーの心理戦を描いたSFスリラー『エクス・マキナ』が、2016年6月11日より公開されます。
世界最大手の検索エンジンで知られるブルーブック社でプログラマーとして働く「ケイレブ」は、滅多に人前に姿を現さない社長の「ネイサン」が所有する山間の別荘に滞在するチャンスを得ます。しかし、人里離れた別荘を訪ねてみると、そこで待っていたのは女性型ロボットの「エヴァ」でした。
「ケイレブ」はそこで、「エヴァ」に搭載されるという人工知能の不可思議な実験に協力することになります。
<ドーナル・グリーソン>が主人公「ケイレブ」を演じ、『リリーのすべて』 (2015年・監督:トム・フーパー)の<アリシア・ビカンダー>が美しい女性型ロボットの「エヴァ」に扮しています。<ドーナル・グリーソン>と同じく『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に出演した<オスカー・アイザック>が「ネイサン」役を務めています。
第88回アカデミー賞で脚本賞と視覚効果賞にノミネートされ、視覚効果賞を受賞している作品です。
2014年にゴーストライター騒動で日本中の注目を集めた<佐村河内守>をとらえたドキュメンタリー『FAKE』が、2016年6月4日より公開されます。
監督は、オウム真理教を題材にした『A』・『A2』の<森達也>が務めています。
聴覚に障害を抱えながら『交響曲第1番 HIROSHIMA』などの作品を手がけたとし、「現代のベートーベン」と称された<佐村河内>でした。しかし音楽家の<新垣隆>が18年間にわたってゴーストライターを務めていたことや、<佐村河内>の耳が聞こえていることを暴露。<佐村河内>は作品が自身だけの作曲でないことを認め騒動について謝罪しましたが、<新垣隆>に対しては名誉毀損で訴える可能性があると話し、その後は沈黙を守り続けてきました。
本作では<佐村河内>の自宅で撮影を行ない、その素顔に迫るとともに、取材を申し込みに来るメディア関係者や外国人ジャーナリストらの姿も映し出しています。
今宵酒呑み友達の<ペコちゃん>から、グレープ味の【さけるグミ】なるお菓子をいただきました。
明治製菓が販売していた「果汁グミ」は見たことがありますが、これは薄い板状で、横筋が入っており、切れ目の役割をしていました。
「グミ」はドイツで子供たちの歯の病気を防止するために、強く噛むことを目的に果汁をゼラチンで固め、コーンスターチをまぶしたものが1920年に開発され、名称はドイツ語のゴムを意味する(Gummi)が由来です。
名称と果汁が入っていることにより、グミ科グミ属の植物の食べれる「実」を連想される人がいるかもしれませんが、全く関係がありません。
いただいた【さけるグミ】、感触はチューインガムで、噛む力も必要ではなく、なんとも中途半端な味わいのお菓子でした。
『愛の小さな歴史』に続き、今作で2年連続の東京国際映画祭出品となった、中川龍太郎>監督の自伝的作品『走れ、絶望に追いつかれない速さで』が、2016年6月4日より全国で公開されます。
「漣」と青春時代を共有した親友の「薫」が死に、「薫」が描き遺した絵には中学時代の同級生「斉木環奈」の姿がありました。親友の死を受け入れられない「漣」は、「薫」にとって大切な存在であり続けた「環奈」に「薫」の死を知らせるため、彼女の元へ向かう決意をします。
主人公「漣」役に『ほとりの朔子』・『桐島、部活やめるってよ』(2012年・監督:吉田大八)の<太賀>。<中川>監督の前作『愛の小さな歴史』から引き続いての出演となる<小林竜樹>、『ドライブイン蒲生』・『愛を語れば変態ですか』の<黒川芽以。らが脇を固めています。
『図書館戦争』 (2013年)・『フリーター、家を買う。』など数多くの著作が映像化されているベストセラー作家<有川浩>による恋愛小説 『植物図鑑』 を映画化した『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』が、2016年6月4日より全国で公開されます。
「EXILE」「三代目J Soul Brothers」のパフォーマーとして活躍する<岩田剛典>と、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』や映画『バンクーバーの朝日』の実力派若手女優<高畑充希>が主演を務めています。
ごく普通のOL「河野さやか」(高畑充希)は、ある日、マンションの前で行き倒れていた青年「日下部樹」(岩田剛典)と出会います。半年間という期限付きで「樹」は「さやか」の家で暮らすことになり、料理上手で野草に詳しく、それまで知らなかった世界を優しく教えてくれる「樹」に、「さやか」は次第に惹かれていきます。
『ごくせん』・『デカワンコ』」の<森本梢子>による人気ラブコメディ漫画を<綾瀬はるか>と<斎藤工>の共演で映画化、神戸で撮影された 『高台家の人々』 が、2016年6月4日より全国で公開されます。
趣味と特技が妄想という地味で冴えないOL「木絵」の勤める会社に、名家・高台家の長男「高台光正」が転勤してきます。「光正」には、高台家に代々引き継がれている、人の心を読むテレパシー能力が備わっており、馬鹿馬鹿しくも楽しい妄想をする「木絵」と過ごす時間は、「光正」にとって癒しの時間となっていきます。
「木絵」の純粋な心に「光正」は次第に惹かれ、順調な関係を続ける「木絵」と「光正」でしたが、「木絵」の前に「高台家」の存在が大きく立ちはだかります。
主人公「木絵」役を<綾瀬はるか>が演じ、「光正」役で<斎藤工>が共演。<水原希子>、<間宮祥太朗>、<大地真央>、<市村正親>らが脇を固めています。
監督は、『映画 謎解きはディナーのあとで』 (2013年)の土方政人が務めています。
ふと立ち寄った<ローソン100>で、【極辛ハバネロブタキムラーメンRED】(108円)を見つけ、「スーパーカップ」サイズで躊躇したのですが、「期間限定」の文字に魅かれて購入しました。
インスタント麺の激辛シリーズは、明星食品の <すこびる辛麺「インド風黒カレー」> 以来です。
「かやく」と「粉末スープ」をカップに入れ、熱湯で4分間待ち、後入れの「調味油」は真っ赤なソースで、これが「ハバネロ」かなと感じました。
ポークエキスを基本にガーリック風味があり、辛みとコクのある豚骨醤油スープは、なかなかのできばえです。
麺はやや太麺の縮れ麺、「かやく」としては<豚肉・白菜キムチ・ネギ・輪切りの唐辛子>の構成で、「ハバネロ」以外にも唐辛子(鷹の爪)が入り、辛さに奥行き感がありました。
唐辛子の好きな方には、いい味わいの辛さが楽しめる味わいだと思います。
『トレーニング デイ』(2001年)などを手がけた<アントワン・フークア>監督が、ボクシング元世界チャンピオンの再起と家族の絆を描いた『サウスポー』が、2016年6月13日より全国で公開されます。
<ジェイク・ギレンホール>が主演、怒りをエネルギーに相手を倒すというスタイルでボクシング世界チャンピオンにまで上り詰めた「ビリー・ホープ」を演じています。
自身が起こした乱闘騒ぎの結果、妻を死なせてしまい、さらにはボクサーライセンスまで剥奪されてしまいます。失意のどん底にあった「ビリー」でしたが、育ての親であるトレーナー「ディック」の元を訪れ、過去の自分と向き合いながら、再びリングへ上がる道を模索していきます。
本作出演のため、6カ月におよぶトレーニングによりボクサー体型を作り上げた<ジェイク・ギレンホール>が主人公を演じ、<フォレスト・ウィテカー>、<レイチェル・マクアダムス>らが脇を固めています。
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