観光用車両「ひえい」(2)@叡山電鉄
3月
17日
「ひえい」は、比叡山へのアクセス路線である叡山本線(出町柳~八瀬比叡山口)で運行される予定です。叡電によると、愛称は、1997(平成9)年に登場した展望列車「きらら」と同じくひらがなとすることで、分かりやすさと親しみやすさを持たせたといいます。
車両は既存の700系電車1両を大幅に改造。外装は、比叡山や鞍馬山の持つ歴史やイメージを、楕円のモチーフで表現するとしています。座席はバケット式を採用。照明はLEDダウンライトを採用することで、これまでの叡電車両とは違った非日常感を演出しています。
八瀬比叡山口側のドア付近には、車いす、ベビーカースペースを1か所設置。車内外の行先表示器などは、日本語のほか、英語、韓国語、中国後に対応します。
「ひえい」は乗車区間の普通運賃だけで乗車が可能。特別料金は不要です。火曜を除く毎日、定期列車の一部として運転されます。なお、初日の3月21日(水・祝)は、出町柳12時22分発、八瀬比叡山口12時44分発から運転される予定です。