<堂場瞬一>ファンなら架空の県庁所在地としての汐灘市を舞台にした<汐灘サーガ>シリーズはよくご存じだと思います。
本書は 『長き雨の烙印』 に次ぐ第2作目に当たりますが、単独に読んでも差しさわりはありません。
引退を決意していた汐灘出身の大物代議士<剱持隆太郎>は、後継者指名問題で頭を悩ませていました。一人息子の<一郎>を後継指名と考え、そのための教育を施してきたと言っても過言ではありませんでしたが、秘書の<椎名>から<一郎>のことである相談を受け、正義感と倫理観の狭間で揺れ動きながらも、<一郎>のため、ひいては汐灘の将来の活性化のためにと、ある工作をしてしまいます。
翌日、汐灘の海岸で、顎を散弾銃で撃ち抜かれた女性の遺体が発見されます。顔が半分崩れていたため身元は不明ですが、状況からも、そして鑑識の調べでも自殺と判断されてしまいます。だが、遺体が妊娠していたこと、女性が猟銃で自殺した前例があまりないことなどから、県警本部の刑事<石神謙>は自殺とは断定できずに所轄のけいじの協力を得て、独自に捜査を始めます。しかし有力な情報も得られないまま、上からの命令で捜査は中断に追い込まれてしまいます。密かに捜査を続ける<石神>の元に、遺体の身元を知らせる密告電話が入り、女性が地元の大手ゼネコン・汐灘建設の東京支社に勤めていたことが判明します。汐灘建設、それは現在、<剱持一郎>が社長を務める会社でした。
<剱持>の後継問題にも壁が立ちはだかります。現職の県知事が<剱持>に立候補を宣言、そしてまた別の代議士が県議を候補に立てようと画策していることが判明します。
読者はこのあたりで<一郎>が犯人ではないかとの予測ができるのですが、代議士の政治問題と、<石神>の出生問題も絡み合い、剣持親機だけではない父と息子の関係が複雑に絡み合う収束は見事でした。
イギリス政府が子どもの肥満対策の一環として、レストランが提供するピザやパイにカロリーの上限を設ける規制を検討していることが報道されています。
実際に導入されれば、ピザの人気メニュー「マルゲリータ」は大きさなどを変えない限り、店頭から消えることになりそうです。12日付の英紙タイムズが報じています。
同紙によると、イギリス保健省はレストランで提供されるピザに928キロカロリー、英国の伝統料理パイに695キロカロリーの上限を設ける方向で検討しているといいます。
代表的なピザチェーン店の全メニューで、この規制をクリアできるのは4商品だけ。トマトソース、モッツァレラチーズ、バジルを使う「マルゲリータ」は1051キロカロリーで、現状のままでは店頭で提供できなくなります。
< 映画「あん」でどら焼きを焼くシーンを演じる樹木希林さん
(画像:2015映画『あん』製作委員会) >
先月15日に亡くなった女優 <樹木希林> さんの最後の主演作となった2015年公開の(日独仏合作)映画 『あん』 (2015年・監督:河瀬直美)が、20日午後9時から、BS朝日で放送されることが12日、発表されています。WOWOWやNHKで放送されたことはありますが、民放では初の放送となります。
詩人で作家の<ドリアン助川>(56)の同名小説の映画化で、<樹木>さんはどら焼き屋「どら春」の求人に応募してきた、老女・徳江を演じています。常連客の中学生ワカナ役を初共演となる、<樹木>の実の孫の<内田伽羅>(19)が演じています。他に<永瀬正敏>、芸歴50年を超えようやく希林さんとの共演が実現した<市原悦子>らが出演しています。
朝6時の気温は16℃、最高気温は21℃という神戸のお天気でした。
本日のお昼ご飯は、「ミックスフライ(エビフライ・クリ0ムコロッケ」+「切干大根」+「ほうれん草のお浸し」+「味噌汁(ネギ・さつま芋)」+「果物(ミックスフルーツ)」でした。
「ミックスフライ」とのめいしょうですので、せめて3種類は並べてほしいなという気がしながら、いただいてきました。
1968年11月発売の「ビッグコミック」で連載がスタートした、<さいとう・たかを>さんの人気漫画「ゴルゴ13」が今年で連載50周年みなります。これを記念して「ゴルゴ13☓峰乃白梅酒造 限定日本酒」が発売されます。
記念の日本酒には、かつて「越後の三梅」(越乃寒梅・雪中梅・峰乃白梅)のひとつとして地酒ブームの先駆けとなった「峰乃白梅酒造」(新潟県新潟市西蒲区)の純米吟醸酒が使用されています。味わいは深みがあり、すっきりとしたのど越しが特徴とのこと。
普段はスーツ姿でキマっているデューク東郷も今回のラベルでは日本酒に合わせて着物姿に。スペシャルなラベルの連載50周年記念に相応しい日本酒となっています。
50周年記念日本酒は,東京都・高田馬場にある佐々木酒店にて、限定数3,000本の販売となり、価格は720mlで5,000円(税別、別途送料)となっています。
2018年10月13日から予約開始になっています。一次締切の11月13日迄の受注分は12月13日より順次発送。二次締切の12月13日迄の受注分は2019年1月13日より順次発送とのことです。
< エアバスの超長距離型機「A350-900ULR」(画像:シンガポール航空提供) >
シンガポール航空は10月11日シンガポールと米ニューヨークを結ぶ「世界最長の直行便」の運航を5年ぶりに再開しています。総距離は1万6700キロ、飛行時間は約19時間に及びます
使用機体はエアバスの超長距離型機「A350-900ULR」。座席数は161席で、内訳はビジネスクラス67席、プレミアムエコノミー94席となっており、通常のエコノミークラスは提供しません。
乗員は操縦士2人と副操縦士2人、客室乗務員13人。シンガポール航空によると、フライト中に操縦士2人には最低8時間、他の乗務員には最低4時間の休息が義務付けられています。
乗客には長旅の慰めとして、機内食に特別な「健康」メニューを提供するほか、たっぷり1200時間(約7週間)分に相当する映画やテレビ番組を用意されています。
ほぼ丸一日を機上で過ごすストレス軽減のため、客室は通常よりも天井を高くし、窓を大きく取り、照明も時差ぼけ防止効果のあるものを採用するなど工夫が凝らされています。
通常の飛行条件なら飛行時間は18時間45分ですが、エアバスによると双発のA350-900ULR型機は同サイズの他の機体と比較して燃費を25%改善しており、20時間以上の継続飛行が可能です。同機は9月に納入されたばかりで、今回が世界初の就航となります。
シンガポール航空は以前、4発旅客機の「A340-500型機」でシンガポール-ニューヨーク路線を運航していましたが、原油価格高騰のあおりを受けて2013年に運航を中止していました。 今回の路線復活まで、世界最長の直行便は中東カタールの首都ドーハとニュージーランドのオークランドを結ぶカタール航空の路線でした。
名古屋を拠点に活動する人気アイドルグループ「SKE48」に密着したドキュメンタリー『アイドル』が、2018年10月19日より全国で公開されます。
「AKB48」の最初の姉妹グループとして2008年に誕生し、10周年を迎えた同グループの激動の夏を記録しています。
2018年6月、地元のナゴヤドームで開催された「AKB48世界選抜総選挙」で、「SKE48」創設時からエースとしてグループを引っ張ってきた<松井珠理奈>が悲願の1位を獲得。2位にランクインした<須田亜香里>とワンツーフィニッシュを決めた「SKE48」でしたが、直後に<松井>が体調不良で休養を余儀なくされます。
絶対的エース不在の中、シングル曲のセンター代役を務めることになった<須田亜香里>のプレッシャーをはじめ、それぞれに奮闘するメンバーたちがアイドルとして懸命に生きるリアルなひと夏を追っています。
<スタンリー・キューブリック>監督と原作者<アーサ・C・クラーク>による、映画史を代表する不朽の傑作SF『2001年宇宙への旅』が、制作50周年を記念して2018年10月19日より公開されます。
月に人が住むようになった時代。月のクレーターの地中から謎の石碑が発掘され、宇宙評議会の「フロイド」博士が調査に向かいます。それから18カ月後、最新型人工知能「HAL(ハル)9000型コンピュータ」を搭載した宇宙船ディスカバリー号は、「デビッド・ボーマン」船長、「フランク・プール」ら5人のクルーを乗せて木星探査に向けて航行していました。
しかし、その途上でHALが探査計画に対して疑問を抱いていることを打ち明けます。「ボーマン」船長と「プール」はHALの不調を疑い、いざというときはHALの回路を切断することを決めますが、それを知ったHALは反乱を起こします。
極端に少ないセリフや固定した長回しのカメラワーク、『ツァラトゥストラはかく語りき』・『美しく青きドナウ』をはじめとするクラシック音楽の使用などが斬新で印象に残りまう。撮影時に開発された新技術と、科学的裏付けの追求により人工知能HALの暴走がリアルに描かれています。
第42回アカデミー特殊視覚効果賞受賞。日本では1968年の初公開を皮切りに何度かリバイバル上映されており、製作50周年となる2018年には、10月6日から国立映画アーカイブでアンレストア70ミリ・ニュープリント版(クリストファー・ノーラン監修)のフィルム上映が行われ、10月19日からはIMAXシアターで2週間限定公開されます。また、12月19日には4K URTLA HD&HDデジタルリマスターのブルーレイがリリースされます。
ナチュラルミネラルウォーターブランド「エビアン」から、数量限定の「エビアン トーテム ディズニーボトル」が10月15日に発売されます。310ml入り、想定価格は(200円・税別)。
ミッキーと仲間たちがレースカーに乗り、世界各地を大冒険する人気アニメ「ミッキーマウスとロードレーサーズ」のデザインになっています。
ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、グーフィーがキュートなレーサーに変身したカラフルなトーテムボトルです。子どもが持ちやすい形につくられているそう。
一部オンライン限定で「エビアン トーテム ディズニーボックス」を販売。全5種類のトーテムボトルと、子どもが楽しみながら数を数えたりペア合わせができる知育ゲームシートがセットになっています。ゲームシートは英語と日本語の両方で楽しめるようになっており、遊びながら英語も一緒に学ぶことができます。価格は(1,278円・税別)。
日本と東アジアの古い時代の美術品を所蔵する香雪美術館(神戸市東灘区)で10月13日から12月23日まで、「川喜田半泥子を育てた名品ー石水博物館の茶道具ー」が開催されます。
石水博物館は、伊勢の国・津を本拠とした川喜田(かわきた)家の歴代当主が収集した茶道具・日本画・洋画・古典籍・錦絵・伊勢商人関係の歴史資料などを所蔵する博物館。川喜田家は、寛永年間(1624~45)江戸の玄関口・日本橋大伝馬町に木綿仲買の店を構えたのち木綿問屋として発展し、店は人脈や文化教養の拠点となりました。当主たちは、商いが軌道に乗ると様々な趣味をもち、京都に隠棲して和歌を詠み、茶道を嗜み、中には本居宣長(もとおりのりなが)の門人となって国学を学んだ者もおりました。こうした活動は、最先端の情報を得る重要な場でもあったという。同家16代当主の<川喜田久太夫政令>(まさのり)(号:半泥子[はんでいし]、1878~1963)は、このような文化的土壌に育まれ陶芸家としても活躍しました。
同展では、代々の当主が、その経済活動や幅広い交流の中で入手し今に伝える貴重な名品の中から、茶道具に焦点を当てて紹介。平安時代や桃山時代、江戸時代、昭和など幅広い年代の名品約70点が展示される。また会期中の毎週土曜日14:00(11月24日除く)にはギャラリートークも行われます。
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