ダウ平均株価(6月26日)終値4万3386ドル84セント
6月
27日
26日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。中東の地政学リスクの低下が投資家心理を支えています。人工知能(AI)関連銘柄の買いが活発だったなか、出遅れ感のある景気敏感株やディフェンシブ株の一角に買いが入っています。
イスラエルとイランの停戦が維持され、中東情勢の一段の緊張や混乱に歯止めがかかっています。米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ観測が意識されるうえ、<トランプ米大統領>が来年5月に任期を終える<パウエル(FRB)議長>の後任として金融緩和に前向きなハト派の候補を早期に指名するとの見方が浮上し、投資家のリスク選好を高めている面も出ています。
幅広い主力株に買いが入り、ダウ平均株価の構成銘柄ではボーイングやゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースが高く、アムジェンやキャタピラーも上げています。
(AI)普及が加速し、業績の追い風となるとの見方から前日に上場来高値を更新し、世界最大の企業となりました「エヌビディア」など半導体やハイテク株への買いも続いています。ただ、割高感や過熱感から上値は重く、ダウ平均株価構成銘柄ではアップルの下げが目立ちます。
ダウ平均株価は、前日比404ドル41セント(0.94%)高の4万3386ドル84セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比194.36ポイント(0.97%)高の2万0167.91で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比48.86ポイント (0.80%)高の6141.02で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比194.36ポイント(0.97%)高の2万0167.91で終えています。
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